プロローグ
初連載となります。
拙い文章ですが、よろしくお願いします。
気付いたら真っ白な空間にいた。
さっきまで教室で授業を受けていたはずなのに。
周りを見渡しても誰もいなし何もない。
これは夢か?と思っていたら目の前に巨大な光の玉が現れた。
それは鈍い光を出しながらまるで心臓の鼓動のように点滅している。
突然、光の玉が激しく光出し脳内に機械音の様な声が響いた。
-メガミシステムヲキドウシマス-
-ユウシャアプリニヨリソンザイノヘンカンヲカイシシマス-
-ニクタイノヘンカンガカンリョウシマシタ-
-タマシイノヘンカンガカンリョウシマシタ-
-キオクカラサルベージシタジョウホウカラユニークスキルヲセッテイシマシタ-
-イデンシジョウホウヲサイテキカシマス-
-メガミシステムヲカンリョウシマシタ-
-テンソウヲカイシシマス-
光に包まれた視界が暗転し目の前に中世の教会のような空間が広がっていた。
だんだんと意識がはっきりとし、周りを見渡すと呆然としているクラスメイト達がいた。
石造りの壁、中世の教会のような広い部屋、クラスメイト達、鎧を着た兵士、司祭ぽい人、王様ぽい人、お姫様ぽい・・・
えええええええ
うん、これは夢かな?
軽くパニックになっているとお姫様ぽい美人が、両手でスカートの裾をつまみ、軽くスカートを持ち上げながらお辞儀し、可愛い声で挨拶をした。
「勇者様方、ようこそ異世界へ」