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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 序章「少年と剣の旅立ち」第七話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。


前回アンデットワイバーンを倒したマノン達。

負傷したスカーレットの治療の為、ヒョオーロ町に帰還する途中様子のおかしいドビーを発見し、2人をヒョオーロの冒険者ギルドに担ぎ込んだのでした。


ギルド職員達が慌ただしく動き回る中、マノンとスメラギはベットで横たわりすやすやと眠るスカーレットと未だ苦痛にうなされるドビーを見つめながら話をしていた。


マノン「ギルドの職員さんの話だと、スカーレットさんもドビーさんも傷自体は治せたけどドビーさんの体中に蔓延した毒はこの町の僧侶さんや回復アイテムじゃ治せないんだね…」


スメラギ「見たところ、毒魔法に呪術を付与したモノをくらったようだな。毒と呪いで体の内側から破壊していく…これを仕掛けたやつは相当タチが悪いぜ。」


マノン「でもどうしよう ドビーさんは僕を助けてくれたんだ!こんなところで何も出来ず待つの何で嫌だ!何かドビーさんを治す方法はないの?」


スメラギ「こればかりは専門外だ…目に見える魔道具等による呪いなら、俺が教えた技で何とかなるがこれは概念的なもの、更に毒のおまけ付きだ…」


そう2人が何も出来ない自分達に落胆していると、ギルドの職員が血相を変えて飛び込んできて声をかけた。


ギルド職員「ま…マノンくん!もしかしたらドビーさんの症状を何とかできるかも知れません!」と。


マノン&スメラギ「なんだって!?どうやって?どうやって治すんですか?」


マノンは食い気味に職員に詰め寄る。


ギルド職員「じつは今…この町に王女様が来ているのです!」


スメラギ「どういう事だ?こんな辺境の町に一国の王女様が?」 マノン「なんで王女様がこの町に?」


ギルド職員「王女様は回復魔法 支援魔法に特化されたお方で、王女様自身も、自分の能力の飛躍を目標に国中の都市や町の教会を訪れているのです!本来なら1ヶ月ほど前に来られる予定だったのですが、道中モンスターに襲われ延期になり今日また来られたのです!」


マノン「それじゃあもしかして王女様なら、スカーレットさんの傷もドビーさんの毒も!」


スメラギ「マジかよ こんな幸運なことがあるのか?それともマノンが何か持ってるのか?」


ギルド職員「とにかく!今王女様は町の入り口におられます!他の職員で何とか頼み込んでいるのですが、従者の方が頼むなら犯人を連れて来いと言ってるので着いてきてください!」


こうしてマノンとスメラギは、王女様に会う為に町の入り口まで向かうのでした。


その頃都市マッシモ 裏路地にある怪しい魔道具店

その店の中で怪しげな店主とガカイが、話をしていました。


ガカイ「…というわけで スカーレット・コルニアとドビーの始末完了しましたデス!」


怪しげな店主「よくやった、これでこの都市近郊で邪魔になる奴はいなくなったな。他の冒険者の方はどうだ?」


ガカイ「ハイ!勿論取り込んでおりますデス!サンライトフレアの栄光に群がる者どもと、金に目が眩んだ者ども、それにワタシが洗脳した者どもがしっかりと揃っておりますデス!」


怪しげな店主「それだけいればこの都市の騎士達は抑え込めるだろうな。準備は整ったか」


ガカイ「デスがボスお一つお聞きしてもいいデスか?どうしてこんなにも余剰な戦力を集めたのデスか?正直ここまでせずとも都市を落とせそうデスが?」


怪しげな店主「確かにな 騎士達や衛兵達だけを相手にするなら、今の半分の戦力でいいとは思う…だがこの都市を治めているマッシモ伯爵、あれは逸脱者の域に達している。だからこその数だ。」


ガカイ「なーるほっどデス!ではワタシはこれからアランさんを焚き付けて決起集会と洒落込みますデス!…そういえば一つ、ご報告が」


怪しげな店主「なんだ?」


ガカイ「いえ、当初ではワタシが放ったアンデットワイバーンがスカーレットを亡き者にする予定でした、デスが何とそこにアランが追放したマノンというガキがいたんデス!そして光り輝く剣で、私のアンデットワイバーンを屠ったのデス!」

それを聞いた店主の顔が曇る


怪しげな店主「それで?そのガキは勿論殺したんだろうな?」


ガカイ「いえ…その前にドビーとの戦闘になりまして、逃げられたのデス アンデットは知恵がないので運悪く負けたと思いますので無視をしましたデス」


怪しげな店主「その光輝く剣とやらは希少そうだったか?」


ガカイ「どうデスかね?遠視魔法でしか見ていませんが、特段珍しい感じはしませんでしたね、神聖な力が宿ってる感じはありましたデス!ボスがコレクトするには役不足ならぬ物不足デス!」


怪しげな店主「とりあえずわかった。では計画を実行に移せ 俺はここを引き払い次第別に向かう。」


ガカイ「了解デス!罪なる五つ葉にかけて!」


そんな怪しげなやり取りがマッシモでされているとも知らず、マノンとスメラギは町の入り口に辿り着きました。


そこではギルド職員と騎士の者たちが口論していました。

ギルド職員「どうか!どうかお願いします!重症者が2名もいるんです…王者様のお力をお貸しください!」


騎士の男「ダメだダメだ!今回はそんなことをしてる場合ではないのだ!姫様はいま大恩ある人物を探しておられるのだ!邪魔をするな!」


そのような押し問答を続けていると騎士達の後ろから礼服を着た女魔術師のが出てきた開口一番、


アグリコ「無礼者ども!私はシャングリヤ王家の長女 ティオネ・シャングリヤ殿下の従者!アグリコ・ミードである!我等が姫様は人探しに奔走されて今はお疲れだ!これ以上の問答をするなら引っ捕えるぞ!」


そう言われたギルドの職員達は、たじろぎ後退りしてしまう…それを見たマノンはアグリコに話しかける。


マノン「あ…あのすみません!お姫様のお付きの方ですよね?どうかお願いします!僕の…僕の大切な人達をお姫様の力で癒してください!」


アグリコ「貴様…話を聞いていなかったのか!これ以上は引っ捕えると言っただろう!それが望みか!ならば叶えてやろう!【サモン・ゴーレ…」


???「待って!!!」


アグリコが呪文を唱え終わる前に、大きな声が彼女を静止させた!


そしてアグリコはすぐに振り返り跪く、それに合わせて他の騎士達も一斉に跪いた。そしてアグリコが口を開く。


アグリコ「申し訳ありません!ティオネ様!すぐにでもこの者たちを引き下がらせ宿に向かいますので!」


ティオネ姫「良いのです アグリコそして皆顔をあげなさい。」


スメラギ「うぉぉ…凄いな 気品が満ち溢れてるぞ。さすがは一国の王女様だな」


マノン「う…うん それにすごく綺麗な人だ…」

マノンとスメラギが王女様に見惚れていると、ティオネ姫はマノンに駆け寄りこう言った。


ティオネ姫「あの時はありがとうございました!勇敢なあなたがいないと私達はあそこで全滅していました。本当にありがとうございます!」と。


そこでマノンはようやく思い出した。

マノンがスメラギと会う前、奈落の渓谷付近でレッサーワイバーンに襲われていた女の子とその一行を助けた。その女の子こそが、彼女 ティオネ姫だったのです。


マノン「あの時の女の子だったんだね!という事はアグリコさんはレッサーワイバーンと戦ってたあの土魔術師の方だったんですね!」


ティオネ姫「あの時勇猛にレッサーワイバーンに飛びかかり、更に撃退までした貴方を私はずっと探しておりました!」


アグリコ「不甲斐ないところを見られてしまったようだな…それと申し訳ない。姫様の恩人と知らず無礼な事を言ってしまい…」


マノン「いえいえ!気にしないでください!それよりも!」


ティオネ姫「お話は伺ってますわ。すぐに重症の方達のまたは案内してください!」


ギルドに到着したマノンとスメラギ、ティオネ姫達は

スカーレットとドビーの治療を始めました。


ティオネ姫「まずはこちらの男性からですわ。【鑑定】…なるほどですわ、これは毒魔法と呪術を融合した呪毒という状態異常のようですわ。なら!【ディスペル・オーバーヒール】!そして【グレート・ヒール】!」


スメラギ「凄いな 鑑定を使いつつランクの高い回復魔法を連発するとは…」


ティオネ姫「ふぅ…次はそちらのお姉さんですね。【鑑定】魔力不足と大怪我ですね、では【マナ・エッセンスキュア】!【グレート・ヒール】!これでもう安心ですわ。」


そう言うとティオネ姫は安堵のため息を吐き、椅子に座りました。 そこからティオネ姫とマノンが会話をしていると不意に、ドビーが目を覚まし体を起こしたのです。


ドビー「こ…ここは?傷が治ってる。」


マノン「ドビーさん!まだ無理しちゃダメです!傷や毒はこのティオネ姫様が回復魔法で治してくれたんですよ!」


ドビー「ティオネ…姫?たしかこの国の王女様の名前じゃ?まぁなんにせよ感謝する。それよりも大事な話が…」ドビーの言葉を遮るようにドアが勢いよく開く!そしてアグリコが飛び込んで来て話しだす


アグリコ「すいませんお話し中に!姫様!現在都市マッシモが冒険者達の反乱によって攻められています!」


ティオナ姫「なんですって?!反乱と言っても冒険者でしょう?そこまで大事なのですか?」


アグリコ「それがマッシモトップの冒険者パーティ【サンライトフレア】そのリーダーアランが都市全ての冒険者を取り込み、扇動し衛兵や騎士達を押し始めているらしいです。」


マノン「アランさんが!?何でそんなことを…確かに口が悪くて横暴だったけどそこまでする人じゃ。」


アグリコ「現在、王国軍から首謀者のアラン・ウォーカーの捕縛命令が出ております。これ以上酷くなれば…王命で処刑の可能性も…」


ドビー「いやアランが首謀者じゃない、アランは恐らく操られている。俺は数日前にあのガカイという男がメッセージで、マッシモを乗っ取る算段を話しているのを聞いた。相手が誰かまではわからなかったが黒幕はガカイで間違いない。」


マノン「なら止めないと!アランさんとクローネさん…それにマッシモの皆さんを助けないと!」


ティオナ姫「ですがマッシモの全冒険者が敵となると数の差が…」


ドビー「そこは俺に任せてくれ。マッシモの冒険者にはある程度、顔が効く それにおそらく無理やり従わされてるものやアラン達と同じで操られてる連中もいるはずだ。」


アグリコ「だが自分の意思で反乱に参加している不敬な輩もいるはずだ!それについてはどうするおつもりか!」


スカーレット「全く…病み上がりの横で大きな声で話すんじゃないわ。」

そう言いつつスカーレットが目を覚ます。


スカーレット「その作戦、私も混ぜなさい!大人数の制圧なら、私の右に出る者はマッシモにいないわ!」


マノン「でも…傷がま」 スメラギ「言ってやるなマノン、嬢ちゃんもマッシモを守りたいんだ」

スメラギの一言でマノンは言おうとしたことを飲み込み、こう言う。


マノン「スカーレットさんがいれば百人力ですね!頼りにしています!でも無理はしないでください。」


スカーレット「マノン…このマッシモ最強の炎魔術師に任せなさい!」


ドビー「話はまとまったようだな、お姫さん それにお付きの魔術師 アンタらには住民の避難をしてもらいたい。頼めるか?」


ティオナ姫「もちろんですわ アグリコすぐに支度を。」アグリコ「お任せください姫様!」


こうしてマノン スメラギ スカーレット ドビー ティオナ姫 アグリコと騎士たちは、動乱のマッシモへと出発するのでした。マッシモで一体どれほどの、激戦が待っているのかまだだれも知りません。


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

キャラ紹介

ティオナ姫

年齢16歳 148㎝ 見た目金髪のロングヘア 目の色は明るい緑色 ジョブ上級回復術師

スキル 癒しの姫 

国をとても愛する心優しいお姫様 回復呪文を多く覚えており、効果もほかの僧侶などと比べると段違いの効力を発揮する 実は武術も得意 体力武力魔力ともに人よりも格段に上


アグリコ

年齢22歳 160㎝ 見た目茶髪にオレンジ色の目 ジョブ 土系魔術師

スキル 土魔法 索敵魔法 魔法障壁etc

ティオナ姫に仕える魔術師 子供のころからティオナ姫に仕えている関係上、姫のことになると少し間抜けになる。優しくはあるのだが厳しくあろうとする姿勢のせいで怖がられる節がある。

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