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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第三十三話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

前回、剣闘場を地獄に変えた極炎の暴君 ブレイナード


圧倒的な火力と不死性を前に、アイナとドビーは死地に立たされる。


獄炎による自爆攻撃【炎嵐岩渦】でバラバラになったブレイナードは、

なんとその瓦礫一つひとつを自由自在に操る攻撃でアイナとドビーを追い詰めました。


満身創痍のアイナは、その身を盾にドビーを守り、

ドビーはアイナからの助言とケンシンから聞いた話を思い出し

「邪悪を感知する力」を覚醒させる。


そして


渾身の一投【疾風光刃】が、ブレイナードの核をかすめる!


すると完全無敵に見えたブレイナードの体が崩れた!


反撃の兆しが見え始めた中、追い詰められたブレイナードが打つ次の手とは…


決戦は、最終局面へ!


剣闘場から場面は変わり智ノ議事塔にて

ブレイナードとアイナ&ドビーの激闘が行われている時

智ノ議事塔最上階では『極彩の神杖』の解析をしていたキューブ・ヴァイスが手を止め

眼下に広がる荒れた国を見渡していました。


キューブ・ヴァイス「今まで平和だったこの国がここまで荒廃するのを見るのはいささか心が痛むな、だがクローバー様からの指令を成し遂げ、私の悲願を達成するためならば私はすべてを壊せる。」

そう独り言をつぶやくと倒れていたトリスから侮蔑の言葉が飛んできます。


トリス「な…にが悲願よ!アンタの計画は成功なんてしない…わ。」

すこし驚いたようにヴァイスがトリスの方を見て返答します。


キューブ・ヴァイス「ほう まだ喋れるとはな、しかし聞き捨てならない言葉だ。この私が失敗する?何を見てそう言っているんだ?」

怒るでもなくシンプルに疑問だという感じでトリスに言葉を投げかける


トリス「アンタの結界が壊れそうだからよ!4つの結界維持装置のうち3つが壊されているのよ!もう王手じゃない!」


キューブ・ヴァイス「なるほど、だから私の計画が失敗だと考えたのだな。なんと浅慮な…」


トリス「せ…浅慮ですって…?」


キューブ・ヴァイス「確かにワタシが用意した幹部ゴーレムのうち2体は負けたようだ、だがそんなことはどうでもいい…私は合理的に計画を進めるためにゴーレム達を作り動かしているのだ。」


トリス「意味が分からないわ…その言い草だと幹部ゴーレム達が必要ないみたいじゃない…」

その返答に対してヴァイスは理路整然に答える


キューブ・ヴァイス「必要ない、この国を滅ぼそうと思えば私1人で事足りる。」


トリス「なッ…!?」次の瞬間トリスにすさまじい重力がかかる。


トリス「う…ぐっ…」


キューブ・ヴァイス「そろそろ雑談は終わりだ、私は神杖の解析をするとしよう。」

重力魔法でトリスの意識を刈り取ったヴァイスがまた杖に向き直る、その瞬間メッセージが入ります。


キューブ・ヴァイス「どうした黒鉄姫?何か問題があったか?」

送ってきた相手はマノンとの戦闘から離脱し、智ノ議事塔に戻ってきていた

幹部ゴーレムの黒鉄姫でした。


黒鉄姫「キューブ・ヴァイスサマ フキンノゴーレムガ、ツギツギトゲキハサレテイマス。」


キューブ・ヴァイス「相手は?」


黒鉄姫「オソラク、ワタシガアイテヲシタ、コタイメイ マノンデス。」


キューブ・ヴァイス「マノン君か、彼を見たときはあんな少年がクェルボやコレクターの作戦を叩き潰したとは考えれなかったがな…迎撃せよ、先ほど与えた新たな能力で。」


黒鉄姫「リョウカイデス、キューブ・ヴァイスサマノ、ヒガンノタメニ…」

こうして黒鉄姫からの報告を聞いたキューブ・ヴァイスが少し思考を巡らせます。


キューブ・ヴァイス「正直黒鉄姫やブリザバンは打倒する者が現れると思っていたが、まさかプランツが負けるとは思っていなかった…もしや『奴』も負けるか…?いやそれはないか『奴』の能力はプランツ以上だからな。」

そしてヴァイスはまた神杖の解析を開始するのでした。


場面は変わり剣闘場にて

ドビーの繰り出した【疾風光刃】が核を掠めたせいでブレイナードは、

自身の左半身を維持できなくなっていました。


ブレイナード「ぐぁぁ!?こんな事が…あり得るわけがねぇ!?」

狼狽しのたうち回るブレイナード、それを見ながらアイナとドビーは回復をします。


アイナ「あれだけ動揺するとは思わなかったね、おかげで回復が出来たよ。」


ドビー「とはいっても…正直俺の回復魔法では半分も回復できません。」


アイナ「動けるようになれば十分よ、ここからは気合いだよッ!!!」

そう言いながらアイナはすさまじい勢いでのたうち回るブレイナードに近づき頭を踏みつぶしにかかる


ズダンッ!アイナの踏み抜きが地面を揺らす、ブレイナードはぎりぎりで回避します。


アイナ「なんだいもう怒るのは終わりかい?」

アイナの嘲笑に対しブレイナードがガチギレる


ブレイナード「くそアマとドブネズミがァ!このオレ様の核を傷つけやがってェ!ぶち殺してやる!」

その言葉を聞きドビーとアイナが臨戦態勢に入ります。


ブレイナード「吹き飛べェ!【無礼・千・バーン】!!!」

残った右腕を地面に向けるブレイナード、アイナとドビーは下からの攻撃に意識を向けます、

しかし ゴゴゴ… ブレイナードの目の前に黒紫色のキューブが地面からせりあがってきたのです。

それを掴み自身の胸の中に取り込むブレイナード。


ブレイナード「バカが!騙されやがったな!こいつさえ回収できればァ…」

そう言うと同時、ブレイナードの両足の裏から炎が放出されブレイナードが宙を舞います。


アイナ「さっき地面から掘り起こしたのは結界の維持装置だね!」 


ドビー「それを取り込んだってことはまさかアイツ逃げる気か!?」


ブレイナード「このオレ様がテメェら人間から逃げる?そんなわけネェだろう!オレ様は今から向かうべき場所に行くまでだゼェ!」

炎を放出しながらアイナとドビーに向かって突っ込むブレイナード。


ブレイナード「どきなァ!【無礼・苦・バーン】!!」

ブレイナードが右腕から火球を放つ、アイナとドビーは何とかそれを回避する、

しかしそれは最初からアイナとドビーを狙っておらず剣闘場の壁に大きな穴が開く。


ブレイナード「クックック!ちょっと待ってやがれ!すぐに殺してやるからなァ!」

そのままブレイナードが外へと飛び出していきました。


アイナ「逃がすか…ぐっ…」 ドビー「早く追わねぇと…だが体が。」

二人が満身創痍の体を無理に動かそうとしていると


ステラ「大丈夫かいアンタ達!」 先ほど空いた大穴からステラ・バーミンが入ってきたのです。


ドビー「す…ステラ様!なぜここに?」


ステラ「アタシは…トリスちゃんやソロモ様が逃がしてくれたんだよ。で怪我をしている人達を治していたらここに辿り着いたのよ。」


アイナ「ステラおばちゃん、頼む早く回復魔法をアタシとこいつにかけてやってくれ、ブレイナードを追わないといけないだ。」


ステラ「勿論だよ!料理回復魔法【ヘルスキュア・フィースト】!」

ステラが呪文を唱えると宙においしそうな料理が現れます、それを鷲掴みにして豪快に食べるアイナ。


アイナ「アンタも一気にかき込みな!食べれば食べるほど回復するよ!」

そう言いながらドビーの口に料理をツッコむ。


ドビー「もがががが、ゴクン…すごい!傷や疲労がどんどん和らぐ!」


ステラ「アタシはこのままここにいる怪我人を回復させるよ!」

ステラの料理を爆速で食べたアイナとドビーが剣闘場から飛び出す。


アイナ「おばちゃん!今度はじっくり味わうからね!」


ドビー「ステラ様ありがとうございました!」


ステラ「気を付けるんだよ!さてこの量の怪我人を治すには少し頑張らないとね…」


場面は変わり 剣闘場を飛び出したブレイナード


ブレイナード「クソがァ!まさかこのオレ様が戦術とはいえ撤退させられるなんてよォ!屈辱的だぜ…この怨みは何倍にもして返してやるぜェ!あれさえゲットすりゃあオレ様は最強だァ!」


悪態をつきながらブレイナードはどこかを目指して飛ぶのでした。


ブレイナードが探すモノとは?アイナとドビーは追いつけるのか?


次回 真の姿


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

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