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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第三十一話 

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。


前回 圧倒的な力で剣闘場を焼き尽くす、極炎の暴君ブレイナード。

ドビー、プルシー、ゴレイド 満身創痍の三人は命を燃やし、連携と策で挑むも、

その再生する体と暴力的な火力に次々と倒れていく。


プルシーは渾身の魔法剣を貫き通すも、逆に焼かれ、沈み

ゴレイドは仲間を守るため立ち上がるが、その意志ごと炎に呑まれてしまった。

そして最後に残されたのは、一人立ち尽くすドビーのみ


絶望 死の予感 助けは どこにもない。そう思った、その瞬間。


空から降ってきた  七賢会最強の魔法使い 赤弩 アイナ・ヴァーミリオンが

一撃でブレイナードの顔面を吹き飛ばし、ドビーの窮地を救ったのでした。


傷を癒やし、構え直す二人の前に立ちはだかるのは、なお燃え盛る地獄の炎。

ブレイナードがついに真の力を見せる!


剣闘場にて


本気を出したブレイナードとアイナ ドビーが対峙していました。

するとドビーがアイナに問いを投げかけます。


ドビー「そういえばアイナ様 なんで空から降ってきたんですか?」


アイナ「答えてあげたいのは山々だけどね、今は目の前の敵に集中しな。」

その返答を聞いたブレイナードが笑いながら声をかける


ブレイナード「クックック そんなに緊張すんじゃねぇよ オレ様も聞きてぇな なんでテメェが空から降ってきたのかをよォ!」

その言葉を聞きアイナが戦闘態勢は崩さずに語りだす。


アイナ「アタシは智ノ議事塔でヴィリジアン…いや今回の事件の黒幕 キューブ・ヴァイスと戦闘をした。アタシ的には接戦だったんだけど最後の最後でヘマしちゃって吹き飛ばされたって訳よ。」


第2章 第二十二話参照


ドビー「あの放送があったすぐ後か…ん?だが吹き飛ばされたにしては時間が空きすぎてませんか?」


アイナ「そう!あいつアタシが戦線に戻るのを少しでも遅くするために重力魔法をかけてたんだ!おかげで落ちてくるのに時間がかかって退屈だったよ!」

ぷりぷりと怒るアイナを見てドビーは思いました。

あの塔から吹き飛ばされて落下したのに何でダメージ無いんだろうか…と

話し終えたアイナがブレイナードに目をやりため息をつく。


アイナ「はぁ…これはやられたね 乗せられたってことかい。」


ドビー「…?なんのことですか?」そう問いかけるドビーにアイナは答えを指さす

ドビーが指さした方を見ると ガコッガコ アイナの拳でぶち抜かれた筈の

ブレイナードの顔半分が再生していました。


アイナ「アンタ暴虐で粗暴って感じを醸し出してるのに意外と冷静で賢いね。」


ブレイナード「クックック 時間を稼がせてくれてありがとよォ!それにしてもうちの大将が殺しきれねェ相手か!ならテメェを殺せば大金星ってやつだなァ!」

そう笑いながらブレイナードが構える アイナもそれに呼応するように構える


アイナ「言うは易し行うは固しってやつだねそれは…行くよ!【ヒート・マッシブ】!」

アイナの全身の筋肉が隆起しスタートを切る!それに反応しブレイナードも突撃する。


アイナ「純粋なぶつかり合いだよ!ハァァ!!!」


ブレイナード「テメェ本当に人間かァ!いいぜ!いいぜ!いいぜェ!」

アイナとブレイナードの拳がぶつかり合う その中心はまるでマグマのように高温になっている。

ドビーは何か仕掛けれないか遠目にその光景を見ている


ドビー「クッ…近づけねぇ まるで炎の竜巻だな…」

凄まじい殴り合いの中へ依然と2人が会話をします。


ブレイナード「いいぜアイナ・ヴァーミリオン!テメェの死を知れば残った反乱分子共も絶望してオレ様たちに逆らう気なんぞ起こさなくなるだろうぜ!」


アイナ「そんなことはないさ!若い子たちだって成長してるよ!ハッ!」

アイナの拳がブレイナードの脇腹を貫く しかし


アイナ「アンタの体どうなってんだ、手が抜けないじゃない!」

この瞬間を待っていたとばかりにブレイナードがニヤァと笑い両腕を広げる


ブレイナード「その状態じゃ避けれねぇだろォ!【無礼・フィンガー】ァ!」

ブレイナード高熱を指先に凝縮する 超高温の五指がアイナへと降りかかる!


アイナ「舐めんじゃないよ!フンッ!」

無理矢理腕を引き抜き何とか攻撃を回避するアイナ、灼熱の裂傷が地を刻む!


ブレイナード「クックック!まさか避けやがるとはなァ!だがギリギリ躱しきれなかったなァ!」

アイナの肩には焼け焦げた爪痕が残されていました。


アイナ「これくらいの焼けど傷なんてことないね。」


ブレイナード「このオレ様から見てもテメェは化け物だぜェ 本来ならバラバラに焼き斬れてる筈なのによォ!」

ブレイナードの侮蔑とも賞賛ともとれる言葉を聞きつつアイナの思考は巡る


アイナ「アタシ的には超接近戦で何とかしたいけど、向こうはそれを警戒してアタシの距離では戦闘はしてくれないね…」

考えつつ臨戦態勢は解かないアイナ、それを見てブレイナードが次の一手を講じる。


ブレイナード「今超近距離で戦わねぇとって考えてるだろォ?そんなことはしねぇぜ 次は遠距離行ってみるかァ!」

邪悪な笑みを浮かべブレイナードが両手に火球を作り出す、火球の周りが熱で歪みます。


ブレイナード「いくら炎に耐性があるって言ってもよォ!これは受けきれねぇぜ!【無礼・苦・バーン】!」

ブレイナードが火球を放つ それが凄まじい速度でアイナへと飛ぶ。


アイナ「速い…普通の回避じゃ無理だね、【ヒート・マッシブ】!」

アイナの両足の筋肉が隆起し飛んでくる2つの火球を避ける、避けた火球が剣闘場の壁にい当たると岩でできた壁がドロドロに溶けてしまいました。


アイナ「なんて危ないもん投げるのさ!」

そう言いながら避けたスピードを維持しブレイナードとの距離を潰す


ブレイナード「チィィ!」咄嗟に両腕のガードを上げるブレイナード しかしアイナは止まりません


アイナ「吹き飛びな!紅蓮魔法【戦闘術式・獄炎】!」

凄まじい震脚が地面を踏み揺らす!そしてアイナが一撃を繰り出します。


ドッ…パァァァァン!!!  その一撃はブレイナードをガードごと吹き飛ばします。


ブレイナード「ガァァァ!?」吹き飛ばされながらもなんとか踏ん張り止まるブレイナード、ですが右腕は完全に吹き飛ばされ左腕も千切れかけていて地面に着いた状態でアイナを見据えています。


アイナ「アタシの本気の一撃を喰らって形を保ててるのがすごいわ、それに今までの攻防ではっきり分かった、アンタ炎属性無効化持ちだろ?」

その言葉を聞きブレイナードが高笑いする


ブレイナード「ク~クック!なんだバレてたのかよ、てっきり気づかずに殴ってきてるのかと思ってたぜェ!」


アイナ「流石に気づくわよ、でもこのままじゃアタシとアンタで永遠に殴り合うことになるけどいいのかい?」


ブレイナード「んなわけネェだろ!いくらテメェが人間にしちゃあ頑強だとしても、このオレ様には敵わネェんだよ!」

そう言いながら体を再生させるブレイナード しかしアイナがそれを許さない!


アイナ「もう再生はさせないよ!頭を潰すッ!」

瞬間、地を踏み抜くような爆発的な踏み込み。

【ヒート・マッシブ】で強化されたアイナの拳がブレイナードに迫る!


ブレイナード「早ェ!?ま…マテッ!?」 ズガン!!!


アイナの拳が正面からブレイナードの顔面を打ち抜き、

そのまま剣闘場の壁へとめり込ませた。

ブレイナードの巨体が力なく垂れ炎の破片や瓦礫が視界に広がる

アイナの視線の先には完全に潰されたブレイナードの頭部が映っていました。


アイナ「悪いね、アンタみたいなゲス野郎は速攻で終わらせるに限るのさ…」

アイナが拳を引くとブレイナードの体はガラガラと崩れたのでした。

しかし!


ドビー「アイナ様!後ろだ!」 ドビーの絶叫が剣闘場内に響く。


アイナ「なッ!?」 ガシッ! 何かに足を掴まれるアイナ

すぐに足元に視線をやるとそこには先ほどの攻撃で吹き飛ばしたブレイナードの右手がありました。

するとつい先ほど崩れ落ちた瓦礫が見る見る集まりブレイナードの形を作り出す。


ブレイナード「ク~クック!今のはさすがにヒヤッとしたぜェ!この炎の化身たるオレ様がよォ!」

下卑た笑みを浮かべながらブレイナードが掴んだアイナの足を振り回す!


アイナ「ヤバッ!」体勢の悪いアイナが背中から地面に叩きつけられる。


ドゴッ! なんとか後頭部に手を入れ失神は防いだものの視界が揺らぐアイナ


ブレイナード「このまま止めをォ!」 

ブレイナードが右腕をまるで槍のような形状に変化させアイナを狙います、しかし


ドビー「させるわけねぇだろう!シュッ!」

ドビー数本のナイフを正確にブレイナード目掛けて投げる、

それを見たブレイナードがアイナの足を離し地中に潜る。


そして少し離れた場所で地面から登場するブレイナード、その隙にドビーはアイナへと駆け寄り声をかける。


ドビー「アイナ様大丈夫ですか?」


アイナ「ちょっとヤバいね、脳が揺れててすぐには動けない…」

アイナの返答を聞きながらドビーはブレイナードから目を離しません。


ドビー「あいつ炎ゴーレムの癖に今は全然炎を纏っていない…」

ドビーの視線の先にいるブレイナードは、少し前の凄まじい炎を纏った風貌とはかけ離れた

土塊が人の形を成したようなみすぼらしい姿をしていたのです。


ブレイナード「チィ…ドブネズミがいなけりゃ今頃その女を始末で来てたのによォ!フンッ!」

ブレイナードが悪態をつきながら力む、すると先ほどのように炎が体内からあふれてきます。


ドビー「ハッ そのドブネズミ相手に決定打を出せてないお前はそれ以下ってことじゃねぇか?」

ドビーが見え透いた挑発でブレイナードの気を引こうとする


ブレイナード「クックック いいねェ!この状況でもクレバーな野郎だ、アイナ・ヴァーミリオンへ攻撃が向かねぇようにしたいんだろう?だがなそんな生ぬるいことするわけネェだろが!」

そう言いながらブレイナードが右手を地面に突き刺す。


ブレイナード「これで終いだゼェ!【無礼・千・バーン】!!!」

ブレイナードが大声を張り上げると同時 地面が激しく震えだします。


ドビー「まさか…!まずい!?」何かを察知したドビーがアイナを担ごうとします、

瞬間 地面から無数の火柱が上がりドビー達がいた場所を苛烈な火炎が飲み込んでしまいました。

その様子を見てブレイナードが中指を立てながらゲラゲラと笑います。


ブレイナード「感謝するこったァ!無様晒さネェよう跡形もなく火葬してやるんだからな!」


ドビーとアイナはどうなってしまったのでしょうか…


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

キャラ紹介


希壊師団 幹部


ブレイナード

年齢??? 身長2m 見た目 全身が炎で燃え盛っている

ジョブ なし スキル ???

【無礼・フィンガー】 【無礼・苦・バーン】 【無礼・千・バーン】

猛火のような暴力性と言動からは読めない冷酷な賢さを併せ持つゴーレム

圧倒的な戦闘センスとそれに比例する確固たる自信を持っている

アイナ相手に一歩も引かず寧ろ戦闘を楽しんでいる

戦闘中色々なことに気づくアイナに感心しているようだ。

キューブ・ヴァイスへの忠誠は皆無

一人称はオレ様



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