少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第二十六話
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文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。
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前回アランとクローネの活躍により
希壊師団幹部 氷塊ゴーレムのブリザバンを撃破
残る幹部ゴーレムは3体になったのでした。
冒険者ギルドにて
ブリザバンとの激闘を終えたアランが技の反動で動けずに座り込み
周りの冒険者やクローネの氷が解けるのを待っていました。
アラン「ア゛ーーーーもう動けねぇ!強かったぜブリザバン…」
そう独り言を話していると返事が返ってくる
ブリザバン「ガッハッハ!儂も動けん!それにアラン 貴様も強かったぞ!」
その声を聴きアランがぎょっとしながら声の先を見る
そこには頭と左腕と上半身だけの状態のブリザバンが転がっていました。
ブリザバン「安心するがいい、もう何もできぬし時期に儂は機能停止する。」
するとブリザバンが奥の部屋を指さす
ブリザバン「あの奥に結界の維持装置がある、どうするかは勝者の特権だ!」
その言葉を聞き頭を下げるアラン そして言葉を続ける
アラン「そうか…もしよかったらでいいんだがお前の仲間について聞いてもいいか?」
その問いにブリザバンは少し悩み話し出す。
ブリザバン「もうじき朽ちる身、それに儂に勝った貴様になら教えてもよいな…」
アラン「いったいどんなゴーレムがいるんだ?」
ブリザバン「幹部ゴーレムは儂を含め、4体 樹木ゴーレムのプランツ 獄炎ゴーレムのブレイナード 黒鉄ゴーレムの黒鉄姫だ。」
アラン「どれも強敵そうだな、早く他のゴーレムの討伐に行かねぇと…」
いき急ぐアランをブリザバンが止める
ブリザバン「悪いことは言わん、完全に回復してから向かうべきだ…なぜなら残る幹部ゴーレムは全員儂より強いのだからな。」
その言葉に衝撃を受けるアラン
アラン「なん…だと?お前より全員強いのか?」
するとブリザバンが残る左腕で自身の背中を指さす そこには4と彫られていました。
アラン「4?なんだこれ番号か?」
ブリザバン「これは序列の数字だ、儂は4体の幹部ゴーレムの序列4位ということだ。」
アラン「マジかよ…じゃあ他の3体についてもっと情報を…」
するとブリザバンが力なく答える
ブリザバン「すまんな…もうそろそろ限界のようだ…最高に楽しかったぞ…」
そう言い残すと残った部分が音を立てて崩れ落ちました。
アラン「最後の最後まで武人だったぜお前は…しかし 残った幹部ゴーレムがやべぇな…」
場面は変わり教会にて
薄暗い教会内は、紫色に鈍く光る結界の維持装置が放つ不気味な輝きで薄暗く照らされていました。
そして装置の前には黒い金属のドレスを纏った黒鉄姫が佇み
無機質な瞳がマノンを捉え、無感情な声が教会内に反響します。
黒鉄姫「シンニュウシャ ハッケン…タイショウヲ センメツシマス。」
その発言を聞きマノンは腰に差した相棒のスメラギを抜き放ち、強く握り構えます。
マノン「君を倒して、結界の維持装置を壊す!行くよ スメラギ!」
スメラギ「あぁ!アイツの走行が見た目ほど固くないことを祈るぜ!」
黒鉄姫「センメツヲ カイシシマス…」
そう言うと黒鉄姫が一歩前に踏み出す、すると教会の床がズシンと揺れる。
そして凄まじい勢いでマノンに目掛けて突進する!
マノン「速い!」そしてマノンの懐を侵略した黒鉄姫の右腕の形が鋭い刃に変化する。
黒鉄姫「【モード・斬閃】。」
そして斬撃がマノンを襲う、マノンは素早く身を翻し回避する。
空を斬った黒鉄姫の刃が教会の床を叩き斬る。
マノンはその間クロガネヒメの動きを注意深く観察する。
スメラギ「こいつ、見た目よりも重量があるな、素早さは言わずもがな 攻撃の威力もばっちりヤバいぞ どうするマノン!」
マノン「ならまずはスピードで翻弄する!【シューティング・スター】!」
マノンがスメラギを構え教会内を縦横無尽に駆け巡る、そして黒鉄姫の背後から
攻撃を振り下ろす!それは黒鉄姫の装甲に命中するが、キィン!と金属音を盾弾かれる。
黒鉄姫「コウゲキ二ヨル ハソン ケイビ。ハンゲキヲ カイシシマス。」
黒鉄姫の腕の刃がギラっと光、弧を描くようにマノンに向かって振り下ろされる!
黒鉄姫「【黒鉄斬波】。」
刃から放たれた黒い衝撃波が教会の壁や床を切り裂きながらマノンに迫る!
マノン「避けきれない!」 スメラギ「回避は無理だ!打ち消せマノン!」
マノン「ハァァ!【コスモ・スラッシュ】!」
迫りくる衝撃波に合わせ攻撃を放つマノン、そして互いの攻撃がぶつかり合い起動が大きくずれ
衝撃波が祭壇を直撃し、ガラガラと崩れる。
黒鉄姫は教会の破損で巻き起こった粉塵でマノンを見失う、そしてマノンが不意を突き飛び出す。
マノン「隙ありだ!【シューティングスター・ラッシュ】!」
銀色の剣閃が連続で黒鉄姫の装甲を襲う。
キン!キン!キン!キン!しかし、走行には小さな傷が
付くだけで、黒鉄姫は微動だにしない。
黒鉄姫「ハソン ケイビ。 ワタシ ハカイフカ。」
スメラギ「チッ!こいつの装甲はヤバいな、下手なモンスターよりも頑強だぞ。もっと強くこうげきしねぇと!」
すると黒鉄姫の両足が刃に変化する。そしてまるでバレエを踊るかのように舞いだす。
マノン「なんだダンス?」 スメラギ「なにかやべぇ!気を引き締めろマノン!」
警戒を最大化するマノンとスメラギ そして黒鉄姫の動きの速さが増す!
黒鉄姫「【モード・舞踏刃】。」
凄まじい勢いで斬撃をばら撒き、黒鉄姫が舞い踊る!
何とか斬撃の合間を縫って逃げるマノン
マノン「さっきみたいに僕を狙ってるわけじゃなくて、全体に斬撃をばら撒く感じのおかげで何とかよけれるけど、このままじゃ!」
スメラギ「このままじゃジリ貧だ!ちょっとリスキーだが懐に入り込むしかねぇぞ!」
そしてマノンが行動に出る
マノン「ハァァ!【コスモ・スラッシュ】!」
教会の床に激しい一撃を叩き込む、すると多くの破片がはじけ飛ぶ!
それが黒鉄姫の斬撃波にぶつかり相殺する、その瞬間マノンが爆発したかのように突進する!
そして何とか黒鉄姫を刃圏に捉える。
マノン「速の剣で傷がつかないなら一撃必殺!【コスモ・スラッシュ】!」
マノンの一撃が黒鉄姫に喰らい付き、黒鉄姫が後方へと吹き飛ぶ。
黒鉄姫「ダメージ ケンチ。キケン タイコウソチ カイシシマス。」
スメラギ「よっしゃ効いてるぞ!さすがにそこまで硬くはないようだな。」
マノン「このまま畳みかける!」マノンがまた黒鉄姫に攻撃するべく飛び込む、しかし
黒鉄姫「【モード・鉄棘ノ装】。」
黒鉄姫の装甲から カシャン…と音がする、それにスメラギが反応しマノンに警告する
スメラギ「マノン!何かやべぇ!飛び退け!」
その声に驚き飛び退くマノン 次の瞬間!
ジャキン! 黒鉄姫の装甲から無数の鉄の棘が飛び出しました。
スメラギ「危なかったな…マノン大丈夫…おい!大丈夫か!」
全ての棘を避けきれずマノンの肩と太ももから血が滲む、マノンは歯を食いしばる。
マノン「これくらいの傷…平気だよ!」
スメラギ「…わかった、マノン アイツを倒すなら火力を上げないとな!」
マノン「素早く、それでいて重い攻撃…難しいけどやるんだ!」
そして黒鉄姫と見合うマノン
黒鉄姫「【モード・斬閃】。」また黒鉄姫の右腕が刃に変わる、そして
最小限の動きでマノンの懐に入る!
マノン「動きに慣れてきたと思ってきたけど速い!?」
次の瞬間拳と刃の乱撃が繰り出される。
スメラギ「なんて攻撃だ!」マノン「全部を避けるのは無理だ…刃だけに集中!」
なんとか刃の攻撃は外すマノン、しかし顔面に黒鉄姫の鉄拳が迫る!
ゴシャ! 鈍い音があたりに響く。
スメラギ「マノン!」心配するスメラギが見たのは黒鉄姫の鉄拳を敢えて額で受けるマノンの姿でした。
額からは血が滲んでいましたが致命の傷ではありません。
マノン「やっと隙が出来た!【コスモ・スラッシュ】!」
マノンの攻撃が下から跳ね上がる!
黒鉄姫「カイヒシマス。」 キィィン! ガシャン…
マノンの一撃が黒鉄姫の左腕を斬り飛ばしていました。
スメラギ「やったぞマノン!額の傷は大丈夫か?」
マノン「うん、何とかね でも今ので左腕だけなんて…すごい反応速度だ。」
そう話していると黒鉄姫の様子が変わります。
黒鉄姫「ハソン ジュウド…キューブ・ヴァイスサマ ノ メイレイニヨリ キカンシマス。」
そう言うと残った右腕の刃を振るい衝撃波を巻き起こします。
マノン「わっ!?」 スメラギ「まさか逃げる気か!?」
そして衝撃波が収まると黒鉄姫の姿はありませんでした。
マノン「と…とりあえず捕まってる人達と結界の維持装置を壊さないと!」
スメラギ「そうだな、早くしてやろう。」
マノンが奥に部屋に駆け寄る際斬り飛ばした黒鉄姫の腕を何となく持ち上げます、
するとそこには「3」の刻印がありました。
マノン「3?ってなんだろう…」
スメラギ「何してんだマノン早くしねぇと!」
マノン「うん!わかったよ!」
こうしてマノン&スメラギVS黒鉄姫の戦いは一旦決着がついたのでした。
次回 邪悪なる害樹
キャラ紹介
マノン
年齢15歳身長158㎝ 見た目 銀髪碧眼 ジョブ Cランク冒険者
スキル 勇剣を携えし者 技 破邪の剣【ポップスター・ブレイク】
速の剣【シューティング・スター】応用技【シューティングスター・ラッシュ】
豪の剣【コスモ・スラッシュ】
【ライジング・スター】【メテオライト・インパクト】
性格はいたって真面目で誰にでも分け隔てなく優しい
両親が過去に魔物に殺されてから天涯孤独
クェルボ公爵との戦闘を経て格段に実力がアップしたマノン
最近はスメラギから教えてもらった技の習得と覚えた技の応用などを特訓中
黒鉄姫がスカーレットにそっくりなのを見て驚いていた。
希壊師団
黒鉄姫「クロガネヒメ」
年齢??? 身長160㎝
見た目 黒鉄でできたドレスを纏った女性型のゴーレム
ジョブ なし スキル【モード・斬閃 鉄棘ノ装 舞踏刃】 【黒鉄斬波】
あまり自我を表に出さないゴーレム
戦闘時は自身を形成する黒鉄を自在に操り戦闘する
モードを切り替えて戦う まだ数種類のモードを隠している
マノンと戦闘をするが破損したことでキューブ・ヴァイスからの
組み込まれた命令に従い撤退した。
一人称はワタシ ヴァイスへの忠誠心は絶対




