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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第二十四話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

前回ケンシン アラン&クローネがホルドーマ各所で

希壊師団幹部 樹木ゴーレムのプランツと

氷塊ゴーレムのブリザバンと会敵しました。

そして時を同じくマノンやドビーも幹部ゴーレムと遭遇するのでした。



剣闘場にて


剣闘場は所々破壊され炎が上がり、すでに死屍累々の地獄と化していました。

辛うじて倒れている者たちは息がありますがそれでも危険な状態に変わりありません。

そして剣闘場中央には数人のロイヤルガードの騎士とドビー

そして全身が炎に包まれたゴーレムがいました。


ドビー「はぁはぁ…俺が一番のハズレくじを引いちまったか…」


惨状になる少し前


教会近くで特訓をしていたドビーとマノンはキューブ・ヴァイスの放送を見て

結界維持装置の破壊に動き出そうとしていました。


マノン「さっきの放送の話じゃ強いゴーレムが結界の維持装置を守ってるって話だったけどいったいどこにあるんだろう?」


スメラギ「詳しい場所までは言ってなかったしな、まぁ言わないのが普通だが。」


ドビー「あれを見ろマノン。」

そう言いながら空を指さすドビー 

その先には4本地上から智の議事塔てっぺんに向けて紫色の光線が伸びていました。


ドビー「おそらくあれが結界のある場所じゃねぇかな、あの光線がそのまま結界に繋がってるし。」


マノン「本当だ!じゃあ光線が出てる場所に行けば装置にたどり着けるってことだね!」


スメラギ「だが強力なゴーレムが守ってるって話だぞ、一旦ここはみんなと合流したほうがいいんじゃないか?」


マノン「そうだね、皆のことも心配だし…あれ!?メッセージがつながらない!」


ドビー「俺もだ おそらくだが結界自体にジャミング効果があるんだろうな…」


マノン「これじゃあ皆と連絡取れないし、合流もできない…」

そう焦るマノンにドビーが言葉を投げかけます。


ドビー「皆を信じて各自で装置を破壊するしかないな。」


スメラギ「そりゃ無茶じゃないか?装置破壊と幹部ゴーレムの撃破、とても単独じゃあ…」


マノン「単独なんて危険です!それにもしアランさんクローネさん それにケンシンやスカーレットさんが向かってくれてるとしてどこか1つでも装置の場所が被ったら残ってる装置が…」

そう不安の言葉をこぼすマノンにドビーが優しく話す。


ドビー「マノン お前は仲間を信じないのか?」


マノン「え?…信じてるよ!でも!」


ドビー「なんでも1人で背負いこまなくて良いんだよ、俺達を頼れ。」


マノン「すみません この状況で不安になってた…皆を信じるよ!」


スメラギ「そういうのも大切だが現実問題どうするよ?どこに向かうとか決めねぇと。」


マノン「確かに僕たちはどこの装置に向かえば…」

するとドビーが徐に地図を開き確認する。


ドビー「光線が出てる位置は大まかにだが把握できた、その近くにあるでかい施設や重要な場所を確認すれば…」


マノン「すごいドビーさん!そんなことできるんですか!」

すこし地図と睨み合って答えをはじき出すドビー


ドビー「恐らくだが光線が出てる場所は 自然公園 教会 冒険者ギルド 剣闘場だな。」


スメラギ「口数が少なく影も薄い…いやワザと薄くしてるんだろうがこのドビーって男は相当な切れ者だな。」

そしてドビーが言葉を続けます


ドビー「向かわないといけない場所だが、自然公園と冒険者ギルドは除外していい。」


マノン「どうしてその二か所を除外するんですか?」


ドビー「今朝姫様達が出かけるときにみんなの予定を聞いてただろ?あの時アランとクローネは冒険者ギルド近くの武器屋へ、そしてケンシンは美味い物を食いにって言ってたが確か自然公園には出店が複数あったはずだ。アイツはあの手のモノが好きだから恐らく付近にいる。」

その言葉を聞きマノンとスメラギは感心します。


マノン「ドビーさんはみんなの話をしっかり聞いてるんですね!」


スメラギ「それにケンシンの行動を予想ではなく断定してるのもすごいな、俺も言われたらそんな気はしてきたぞ。」


ドビー「…やめろよ恥ずかしいじゃねぇか、だがこれで向かう場所は決まったな、マノンは教会に向かってくれ 俺は最速で剣闘場に向かう。」


マノン「確かに距離がある剣闘場にボクが向かうとなったら時間がかかる、わかりました!」

こうして二手に分かれたマノンとドビー そしてドビーが剣闘場前に着きました、するとそこにはロイヤルガードの隊員達がいました。


プルシー「お前はあの時の盗賊!」


ドビー「難癖付けるのは後にしてくれ、今はこの中にある結界の維持装置をなんとかしないといけねぇ」


ゴレイド「なんだと!この中にそんなものが。」


ドビー「お前らはここで何してるんだよ、装置を壊しに来たんじゃねぇのか?」

すると少し不安げにプルシーが話します。


プルシー「実は…ローゼス様と連絡が取れないんだ!あの方がいないと我々は…」


ゴレイド「そうだ、まずは指示を仰がなければ…」


ロイヤルガード隊員達「そうだ、ローゼス様を探さないと!」

そうがやがやするロイヤルガード隊員達にドビーが一喝入れます。


ドビー「馬鹿かテメェら!今はこの国の有事だろうが!国民を守らねぇでなにがロイヤルガードだ!テメェらにその気概はねぇのか!」

ドビーの怒号を聞きハッとする隊員達


ゴレイド「ぐぅむ…確かにそうだ、我々はこの国を守る為にいる!」


プルシー「チッ!こんな盗賊に言われて気づくなんて恥だな…すまなかった、ここからは協力体制だ。」


ロイヤルガード隊員達「そうだそうだ!国を守らないと俺達のいる意味がねぇ!」


ドビー「フンッ やる気を出せば心強いじゃねぇか、行くぞ!」

そしてドビー達が剣闘場内に入っていきます、そこは所々火の手が上がり衛兵やロイヤルガード隊員が大けがを負った状態で転がされていました。


プルシー「各員!負傷者の救護をしつつ幹部ゴーレムに備えよ!」

ロイヤルガード隊員達が負傷者に駆け寄り応急処置を施す、その間ドビーは思考を巡らせていました。


ドビー「ここまで派手に暴れた跡がありながら暴れた当人がいないのはなんでだ…まさか!」

ドビーが気付くと同時!1人のロイヤルガード隊員から悲鳴が上がります。


ロイヤルガードA「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」

その声を聞き全員がそちらを見ると土の中から燃え盛る手が隊員の足を鷲掴みにしていたのです。

そして土の中から炎に包まれたゴーレムが現れます、足を掴まれた隊員は逆さづりにされます。


???「ク~クックック!何ともめでてぇ奴らだなァ!ホラ!まずは一人ィ!」

   ドグシャァッ!

ゴーレムが手に持った隊員をまるで枝を振り回すように地面に叩きつける!

その光景を見てドビーとロイヤルガード達が臨戦態勢をとる


ゴレイド「貴様何者だ!」


ブレイナード「クックック!オレ様は獄炎ゴーレム ブレイナード!テメェらもこの国も今日で滅亡だ!」


ドビー「こりゃやばいな…」




場面は変わり教会前にて

ここに来るまでに多くの量産ゴーレムを撃破したマノン、

そしてようやく教会の前に辿り着いたのでした。


マノン「ここに結界の維持装置が…早く壊さないと!…ん?」

教会に入ろうとしたマノンがあるモノに気づく、視線の先には教会の横にある小屋

マノンが近づきドアを開ける、すると中に子供がいました。


子供「うわぁぁぁ!食べないで!」


マノン「大丈夫だよ!僕はゴーレムじゃないよ!」

怖がる子供に微笑みかけ手を差し出すマノン

すると子供はマノンの手を握り、少し落ち着きを取り戻し何があったか話しだします。


子供「町中に魔物が溢れたから、教会に逃げたんだ…そしたら教会の床が崩れて中から大きな宝石みたいなのと黒いお姉さんが出てきたんだ…」


マノン「黒いお姉さん?それに宝石って…」


スメラギ「お姉さんはわからんが宝石ってのは十中八九結界の維持装置だろうな。」


子供「それでシスターさんがボクを逃がしてくれたんだけど捕まっちゃって…その後も何人か大人が教会の中に入ったんだけどみんな出てこなくなっちゃったんだ…」


スメラギ「その黒いお姉さんが幹部ゴーレムで中には結構な人数がとらわれてるようだな…早くしないとまずいことになりそうだな。」


マノン「そうだね…ねぇボク 1人で港まで行けるかな?この通りをまっすぐ行けば行けるはずだからさ!」


子供「で…でも魔物がいっぱいいるよ!」


マノン「大丈夫!僕がほとんどやっつけたから、だから安心して港に向かうんだ。」


子供「わかった!ボク頑張るよ!」

そして子供が港に向かって走る背を見届けマノンとスメラギが教会に入る。

教会の中は暗く人の気配がしません。


マノン「あの子の話だと結構な人がこの教会の中にいるはずなんだけど…」

そうつぶやき周りを見回すマノンにスメラギが声をかけます


スメラギ「おいマノン!あの祭壇の前見てみろ!」

スメラギに言われマノンが祭壇に視線を向けます、そこには紫色に鈍く光る大きな宝石がありました。


マノン「あれが結界の維持装置!今のうちに壊さないと!」

スメラギを構え宝石に向かうマノン しかし!


スメラギ「マノン!上だ!避けろ!」 マノン「え!? ハァッ!」

スメラギの声のおかげでマノンはギリギリ反応しサイドに飛び退きます、次の瞬間!

   ズガァン! 頭上から落ちてきた何かが床を粉砕します。


マノン「ありがとうスメラギ!教えてくれなかったら危なかった…」


スメラギ「なぁに大したことないぜ、さぁお出ましだぜ幹部ゴーレムが。」

床を粉砕したゴーレムがスッと立ち上がりマノンを視界に捉えます、そのゴーレムの顔を見たときマノンとスメラギは驚きます。


マノン「ス…スカーレットさん!?」 スメラギ「どうなってんだこりゃ…そっくりすぎるぞ。」


黒い金属で出来たドレスのような装備の女性型ゴーレム その顔はスカーレットそっくりだったのです。

そして無機質な声でゴーレムが話します。


黒鉄姫「ワタシハ キューブ・ヴァイスサマノ チュウジツナシモベ クロガネヒメ ジャマスルタイショウハ センメツイタシマス。」


スメラギ「どうやらスカーレットの嬢ちゃんが改造されたとかじゃなさそうだな、来るぞマノン!」


マノン「キミを倒して装置を壊させてもらう!」


黒鉄姫「ハイジョシマス!」



こうしてマノンとドビー 黒鉄姫とブレイナードの熾烈な戦いの火蓋が切られたのでした。


次回 氷斧と陽剣!


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

キャラ紹介

希壊師団幹部


ブレイナード

年齢??? 身長2m 見た目 全身が炎で燃え盛っている

ジョブ なし スキル ???

猛火のような暴力性と言動からは読めない冷酷な賢さを併せ持つ

人間というものを完全に見下しておりキューブ・ヴァイスからの命令も

最低限命だけは奪わないということを除き暴虐の限りを尽くしている

キューブ・ヴァイスへの忠誠は皆無

一人称はオレ様


黒鉄姫「クロガネヒメ」

年齢??? 身長160㎝ 

見た目 黒鉄でできたドレスを纏った女性型のゴーレム

ジョブ なし スキル???

あまり自我を表に出さないゴーレム

戦闘時は自身を形成する黒鉄を自在に操り戦闘する

一人称はワタシ ヴァイスへの忠誠心は絶対

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