少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第二十三話
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文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です
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前回 クリミナル・クローバー最高幹部 キューブ・ヴァイスが
七賢会 ソロモ トリス ロジェス ラピズを下し
駆けつけたアイナすらも吹き飛ばし完全に智ノ議事塔を制圧してしまいました。
アイナが吹き飛ばされたと同時刻
ホルドーマ各地にいたマノン達も事態を収めるため動いていました。
自然公園にて
ホルドーマ各所でゴーレムが地下からあふれ出し被害を出していました。
自然公園も例外ではなくゴーレムが闊歩していました。
そんな中1人ケンシンは周りの人々を守るため戦っていました。
量産ゴーレム「ごぉぉぉぉ!」
ケンシン「数が多いんや!【桜竜一文字】!」
ズバッ!ゴーレムが横一文字に切り伏せられる。
襲われていた女性「あ…ありがとうございます!」
ケンシン「まだまだうじゃうじゃおるから港の方に早よう逃げ!あの結界も届いてないっぽいし。」
襲われていた女性「わかりました お気をつけて!」
その場を後にする女性を見つつケンシンはほかに逃げ遅れた人がいないか確認するため大通りに出る
するとそこには異様な光景が広がっていました。
ケンシン「なんやこれ 自然公園出たはずやのに木がいっぱい生えとる…」
そこは本来なら賑わっているはずのレンガつくりの大通りの筈ですが
そこら中 道に敷き詰められたレンガを突き破り木々が生えていました。
そのうちの一本に近づいたケンシンは驚きます。
ケンシン「なんやこれ!木の中に人がおる!?」
木の幹の部分に穴が開いておりそこから人の顔が出ていたのです。
ケンシン「おい!アンタ大丈夫かいな?なんで木の中におるんや!」
すると苦し気ながら木の中の人が返答する
木に捕らわれる男「ぐぅ…に 逃げろ…木の化け物が…」
ケンシン「木のバケモン?なんやそれ…」
次の瞬間 ケンシンの足元から鋭い木の根が数本突き出てきました!
間一髪、飛び退き避けるケンシン
ケンシン「ッぶねぇ!なんや木が敵なんか?」
臨戦態勢に入るケンシンすると声が聞こえる
???「ウッソォ!マジかぁ!今の避けるなんてやるねェ!」
姿の見えない声の主に対してケンシンが叫ぶ
ケンシン「なんや姿見せずに攻撃なんて弱虫か!」
???「キャッペキャッペ!言ってくれるじゃないか!なら姿を見せてあげるよ!」
その声が響くと同時 道路のレンガが盛り上がり中から軍服のような服を身に纏った
人型の木が現れました。
ケンシン「トレントか?いやでも人型やし言葉を話しとる…ナニモンや!」
プランツ「ボクは希壊師団幹部!樹木ゴーレムのプランツ 覚えておくといいさ…君を殺す者の名前だからね!」
そう言い放ったプランツがケンシン目掛けて飛び込む!
ケンシンは余裕をもって回避する ドゴオン! レンガを粉砕したプランツに大きな隙ができる
ケンシン「大振りすぎる攻撃やな!とりあえず一撃入れさせてもらうで!」
プランツにケンシンの刀が落ちる しかし!
ガキィィン! まるで金属にぶつかったような音があたりに響く
ケンシン「ッ!?硬すぎる!まずッ!?」
プランツの隙をついた攻撃、しかし予想外の硬さにケンシンにも隙が生まれる
プランツ「ボクの体は魔力の込め具合で硬軟自由自在!鋼鉄のように硬くも、しなやかな鞭のように柔らかくも出来るのさ!」
次の瞬間プランツの腕が鞭のように振るわれる!ケンシンは咄嗟にガードするが
ドガッ! 攻撃が止めきれず吹き飛ばされる
何とか体勢を立て直すケンシン すると余裕の態度で話すプランツ
プランツ「キミの戦いぶりは少し前から観察してたんだ その武器での鋭い斬撃が売りなんだろう?でもそれじゃあボクには勝てないね!」
ケンシン「言ってくれるやんけ、まだ本気出してへんだけかもしれへんで?」
プランツ「確かに本気は出してないかもだけどさ、魔法が使えないでしょ?キミ。そのうえボクとの戦闘相性は悪いと来た!どれ一つとってもボクが負ける要素無し!でも強い人間だからヴァイス様に褒めてもらえるはずだよねェ!」
ケンシン「お前らの目的は何なんや?」
プランツ「さぁ?ヴァイス様が何かしようとしてて、それをボクらが邪魔が入らないようにするだけだからね…でもいい仕事だよホント!」
ケンシン「いい仕事…?」
プランツ「弱い人間たちをいたぶって楽しむだけで、ヴァイス様からの信頼と組織での出世が約束されてるんだ。序列が上がると他の奴らに妬まれちゃうだろうなぁ!キャッペぺぺぺ!」
その言葉を聞きケンシンがスッと立ち上がり刀を構える。
ケンシン「ようわかったわ お前みたいな害樹生やしとったらあかんって事がな!」
プランツ「精々無駄な抵抗でボクを楽しませてよォ!」
冒険者ギルドに続く大通りにて
武具屋に来ていたアランとクローネが
付近のゴーレムを倒しながら冒険者ギルドに続く大通りにいました。
そこは辺り一面がまるで冬のように凍てついていました。
アラン「大分酷いことになってるな…」
クローネ「さ…さむいですぅ 魔法でも暴発したんですかねぇ。」
すこし歩いているとうつぶせに倒れた冒険者を発見し治癒魔法をかけるクローネ
喋れるくらいに回復した冒険者にアランが話を聞きます。
アラン「何があったんだ?冒険者ギルドの状況は?」
凍てついた冒険者「う…ぼ…冒険者ギルドは壊滅だ…」
クローネ「えぇ!?ホルドーマの冒険者ギルドなら魔法の使い手がいっぱいいて強いはずじゃあ…」
凍てついた冒険者「沢山いたゴーレムは何とか撃退出来たんだが…一体格の違うやつがいたんだ…」
アラン「そいつは今どこに?」
凍てついた冒険者「冒険者ギルドの建物に陣取ってる筈だ…まさか行く気なのか!?」
アラン「勿論だ!こんな状況で逃げていたら前の俺のまま…クローネ!行くぞ!」
クローネ「ふぇぇぇ!いやですよぉ…皆と合流してから行きましょうよぉ。」
そんなクローネの言葉を無視しアランとクローネは冒険者を安全な場所に置き冒険者ギルドに向かいました。
冒険者ギルドにて
そこは完全に氷の世界と化しており付近の地面はカチカチに凍っていました。
そしてギルドの建物入り口に大きな氷柱が2本立っていました。
アラン「なんだこれは、まるでダンジョンのボス部屋に入る前みたいな雰囲気だな。」
クローネ「ですねぇ これきっと中にいる感じですよぉ…」
そう話す2人の声に呼応して建物の中から声が響く。
???「誰か来たか!もし武に自信があるのなら入ってくるがいい!ただし忠告だ!その氷柱より先は死地と思え!」
クローネ「あんなこと言ってますけど…アラン様どうするんですかぁ。」
その問いにアランは真剣な表情で一言
アラン「マノンなら躊躇なく入るだろうな。行くぞ!」
そう言うと氷柱の間を通り冒険者ギルドにはいる。
中には無数の氷柱が突き立っていました、その中には冒険者達が閉じ込められていました。
そして奥からドスン!ドスン!と足音が近づいてきます。
アラン「来るぞ!」 クローネ「怖すぎますぅ…」
アランとクローネが臨戦態勢をとる そして近づいて来た者の姿があらわになります。
2mはある巨体から冷気を振りまき、頑強そうな氷の鎧を身に纏ったゴーレムが立っていました。
ブリザバン「よくぞ参った!儂は希壊師団幹部!氷塊ゴーレムのブリザバン!さぁ勇猛なる者よ、いざ尋常に勝負!」
そう言い放つとブリザバンの手に氷でできた巨大な戦斧が生成される。
戦斧を構え今にも襲い掛かってきそうなブリザバンに向けてアランが声をかける。
アラン「待て!まず聞きたいことがいくつかある!」
その問いに意外にもブリザバンは答える。
ブリザバン「いいだろう!気になることがあっては戦闘に集中できんからな!」
クローネ「えぇ 答えてくれるんですかぁ…」
アラン「まずそこら中にある氷柱に閉じ込められている人たちは何だ?死んでいるのか?」
ブリザバン「その者達は儂に挑み負けてしまった者たちだ!無論生きている!ヴァイス様より受けた命は強き人間の捕獲だ!それに勇気のある者を無駄に殺したりはせん!」
アラン「なるほど、それでお前達の目的はなんだ?」
ブリザバン「ヴァイス様の目的というなら儂に聞いてもわからんな、崇高な意思があるという事は伝わるがそれ以外は何もわからん!儂の目的というならただ1つ!モノノフと戦う事こそ儂の目的だ!」
アラン「なんだお前 凄い良い奴じゃないか。このまま皆を解放してくれるとありがたいんだがな。」
ブリザバン「ガハハハッ!さすがにそれは出来ん!だが儂に勝てば解放すると約束しよう!してオヌシの名前は?」
アラン「俺はアラン 後ろにいるのはパーティメンバーのクローネだ。」
クローネ「ど…どうもですぅ…」
ブリザバン「うむ!女子供は捕獲せずとも良いだろうから逃がしてやる!アランよ心配せず存分に戦おうぞ!では改めて!」
ジャキンッ!と戦斧を構えるブリザバン
ブリザバン「いざ尋常に勝負!!!!」
アラン「来い!ブリザバン!」
ケンシンVSプランツ アラン&クローネVSブリザバンの勝負の火蓋が切って落とされたのです!
次回 激闘!希壊師団幹部 鉄炎編!
では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。
キャラ紹介
希壊師団幹部
プランツ
年齢??? 身長 自在
見た目 頭は葉が生い茂っている 軍服のような服を着ている
ジョブ なし スキル???
樹木が纏まり人型の形を構成しているゴーレム
人間ををいたぶる事を楽しむ外道 出世欲や自己顕示欲が異常に強い
自身の体の硬軟度を自由に変えれる性質をもつ
ヴァイスへの忠誠心は少しはある 一人称はボク
ブリザバン
年齢??? 身長2~3m
見た目 頑強な氷の鎧を纏っている
ジョブ なし スキル???
氷で構成された大きなゴーレム
常に冷気を振りまいており付近を凍らせその氷を使い武器などを作り戦う
武人肌な性格で強き者との戦闘を好む
マイルールのようなものがあるらしくそれに従うので
命令がおろそかになることがある
ヴァイスへの忠誠心は高く命令は出来るだけ実行しようとする 一人称は儂




