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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第二十二話

読んでくださりありがとうございます!

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

前回クリミナル・クローバー最高幹部のキューブ・ヴァイスと

七賢会のソロモ トリス ロジェスの3人が激しい魔法バトルを

繰り広げました。

ロジェスは重力に拘束され頼みの綱のラピズも起きない絶望的状況

そんな中トリスとソロモの合体魔法がキューブ・ヴァイスに炸裂したのでした。


智ノ議事塔最上階

トリスとソロモの合体魔法が決まり辺りに粉塵が舞います。


トリス「はぁはぁ…即興だったけどすごい魔法が放てたわね…」


ソロモ「あんな土壇場でよくこんな合体魔法が思いついたのう、さすがじゃトリス。」

勝ちを確信し話す2人 しかし粉塵の中から素早く2つキューブが飛び出し

トリスとソロモの腹を打ち抜いた。


トリス「ガッ!?」 ソロモ「ゴホッ!」

力なく倒れる2人 すると粉塵の奥から体についた砂埃を払いながらヴァイスが歩み寄る。


キューブ・ヴァイス「ふぅ…さすがこの国随一の魔法使い達だ、私に奥の手を使わせるとはな。」

ヴァイスに苦しげながら問いを投げるトリス


トリス「な…なんで どうやってあの魔法を…?」


キューブ・ヴァイス「私の魔法のほうが優れていた、ただそれだけの話だ。さて邪魔者はすべて排除出来たこれで極彩の神杖の解析を…」

そう言いながら神杖のほうを向き歩を進めるヴァイス しかし


ラピズ「痛ったぁい…もぉなんなのさ…」

倒れるトリスやソロモの後ろでのそっと起き上がるラピズの姿が!


キューブ・ヴァイス「バカな…あれだけの騒動で起きなかったコイツが?どうやって…ん?」

ラピズを凝視していたヴァイスはラピズの額に円形のやけど跡があるのに気づきました。


トリス「はぁはぁ…保険でラピズにも当てておいたのが功を奏したようね。」


キューブ・ヴァイス「なるほど、あの広範囲攻撃の中でラピズが起きるように魔法を当てていたのか!」

眠たげなラピズが周りを見回す。


ラピズ「何これ ロジェスにソロモ様 トリス様も倒れてる…」

すかさずトリスが大きな声でラピズに状況説明とやるべきことを叫ぶ。


トリス「そいつはワタシ達の敵よ!生かして置いたらこの国が滅ぼされる!出し惜しみせずにアンタが持ってるあの石で!!!」

その言葉を聞き先ほどまでトロンとしていたラピズが覚醒する。


ラピズ「僕はこの国が好きなんだ、僕にやさしい七賢会のみんなも国民も傷つけさせないよ。」

その言葉を聞きヴァイスも臨戦態勢に入る。


キューブ・ヴァイス「ラピズ・タリスマン…実力は未知数、1つわかることはやつの願石魔法は捨て置けん!」そして6つのキューブが途轍もない勢いでラピズへと飛びます!


ラピズ「占星魔法【アストロギア・フォーサイト】…」

ラピズが魔法を唱える 次の瞬間ラピズのいた場所に6つのキューブが容赦なく突き刺さります!


キューブ・ヴァイス「何か詠唱していた、今の攻撃で潰せたとは思うが私は慢心などしない、グラビティキューブ6th 【キューブ・ストーム】!」

ヴァイスが魔法を唱えると地面にめり込んでいたキューブが激しく回転しその場を粉微塵に破壊します。

そして砂煙が晴れると同時、ヴァイスは驚愕します なんとそこには無傷のラピズが立っていたのです。


ラピズ「すごい威力だね、でも当たらなければどうってことはないよ。」

そう言いながらヴァイスに向けて歩を進めるラピズ。


キューブ・ヴァイス「バカな、私の魔法をすべて避けた?そんな偶然が…」

思考を回転させながらも攻撃の手を緩めないヴァイス、先ほどの様にキューブをラピズ目がけて飛ばします。


ラピズ「見えてるよ…」そう言いながら半歩ずれキューブを紙一重で躱すラピズ、それを見てヴァイスが答えを出します。


キューブ・ヴァイス「なるほどな、貴様が先ほど唱えた魔法は少し先の未来が見れるのだな。」

その言葉を聞きラピズは驚きもせずに返答します。


ラピズ「その言葉も見えてたからね、正解だよ ほんの数秒先の未来を見る魔法さ。」


キューブ・ヴァイス「だが種が割れれば他愛ない 数秒の未来視が意味を為さんほどの物量で!」

その言葉と共に10個のキューブがヴァイスの周りに浮かび紫に光りだします、しかし


ラピズ「もう占星魔法は使わないよ、この距離まで来れたら僕の勝ちだ…」

その言葉と共にラピズが自身の懐に手を入れ札に覆われた手のひらサイズの何かを取り出します。

そして札を剥がしていくと中から藍色に輝く宝石が姿を現しました。


キューブ・ヴァイス「それが願石魔法の触媒か、本来小石程度のサイズのハズだが…」


ラピズ「そう これは僕が持っている願石の中で最高の物…それを今ここで使う!」

ラピズが呪文詠唱を始める するとラピズの付近が魔力の高まりにより歪む。


ラピズ「行くよ…願石魔法 【リアライズ・デジデーリオ】 奴に確実な死を…」

唱え終わるとラピズの持っていた藍色に輝く宝石が眩い光を放ち、宝石から黒いモヤのようなものが放出されヴァイスに向かいます。


ラピズ「そのモヤは僕の願いそのもの、君に確実な死を与える。」


トリス「相変わらずすごい魔法ね…でもこれでワタシ達の勝ちよ!」

絶望的な状況のヴァイス、勝利を確信したトリスが声を上げる しかしそれに対する返答は意外なものでした。


キューブ・ヴァイス「フハハハハハ!実に面白い!個人的には触れてみてどうなるか、実験をしてみたいところだが…即時発動の回避不能でないのなら私を捕らえることはできん、グラビティキューブ2nd。」

ヴァイスの目の前に2つのキューブが現れ円を描くようにグルグルと回りだしました、どんどん速度が上がっていき黒紫の球体になりました。


キューブ・ヴァイス「全てを吸い込み消し飛ばせ、【グラビティ・ブラックホール】!」

そしてラピズの放った魔法とヴァイスの魔法がぶつかります、次の瞬間!

モヤが黒紫の球体にどんどん吸い込まれ消えてしまいました。


キューブ・ヴァイス「説明しても無駄だろうが教えてやろう、強力な重力同士が引き合い生まれるすべてを無に還す歪み それがブラックホールだ。物質も光も魔術すらもすべてを消し去る!」


ラピズ「そ…そんな 僕の最高の願石魔法が…ガフッ!?」

狼狽えるラピズの鳩尾に無慈悲に突き刺さるキューブ


キューブ・ヴァイス「残念だったな、これで貴様らの希望も潰えた…拘束させてもらう。」

そう言いながらキューブを操作しようとするヴァイス しかし!


キューブ・ヴァイス「…!? 来たか! グラビティキューブ3th【グラビティ・シールド】!」

何かを察知したヴァイスが防御態勢を取る、と同時壁を突き破り何かがヴァイスに突っ込む!

ヴァイスの出した【グラビティ・シールド】がジガガガ…と音を立てる


キューブ・ヴァイス「やはり来たか、物理最強の魔法使い アイナ・ヴァーミリオン!」

【グラビティ・シールド】に自身の拳をめり込ませた状態でニカッ!と笑うアイナ


アイナ「一回アンタと闘り合いたかったんだ ヴィリジアン!さぁ存分に死合うよ!熱魔法【ヒート・マッシブ】!」

呪文を唱えたアイナの体から蒸気が立ち込め筋肉が隆起する!


キューブ・ヴァイス「バカげている!」

アイナはそのまま拳を振りぬきシールドごとヴァイスは吹き飛ばされる!

壁に激突する寸前で回避するヴァイス


キューブ・ヴァイス「全く 君は変わらないな、あまり肉体を酷使するのは好きではないのだがな グラビティキューブ 4th 【グラビティ・マーシャルアーツ】。」

ヴァイスが呪文を唱えると4つのキューブが左右の手足に1つずつハマります、そしてヴァイスが腰を低くし足を開き、両手を自身の前に構えます。


アイナ「へーー!アンタも格闘技の心得があったんだね、魔法のほうはすごいが近接は不得手だと思ってたよッ!」言葉が終わると同時にアイナがすさまじい速度でヴァイスの懐を侵略する!


アイナ「まずはあいさつ代わりだよ!」

そう言いながらアイナが右手の拳を振り上げヴァイス目がけて落とす!

ドガッ! その拳はヴァイスの脳天を直撃するかに見えたしかし


アイナ「へぇ!ガード出来るなんてすごいじゃないか!」

アイナの拳をヴァイスは上段受けで完全に防いでいたのです、そこからヴァイスの返礼が飛ぶ!


キューブ・ヴァイス「やはり君が何よりも一番のダークホースだなッ!」

ヴァイスの左拳がアイナの腹を穿つ!がヴァイスの顔が曇りすぐにバックステップで距離をとる。


キューブ・ヴァイス「まさかここまでとはな…殴った私の左拳が壊れそうだぞ。どんな鍛錬を積んでいるのだ…」

呆れたヴァイスの言葉に笑いながらアイナが答える


アイナ「ハッハッハ!アタシゃ会議にでなくていいからね 時間は腐るほどあんのさ!それでヴィリジアン…いやヴァイスだっけ?アンタ魔法で自分のスピードやパワーを底上げしてる上に、魔法で動作制御もしてるだろ?」

その問いに少し驚くヴァイス


キューブ・ヴァイス「驚いたな 君がそんな魔法知識を持ち合わせているとは その通りだ 重力を利用し攻撃には重みを、移動は素早く動けるようにしている。そして動作制御で私が知っている格闘技をインプットしているわけだ。名をつけるなら【重極拳】…しかしこれだけでは埒が明かないな グラビティキューブ3th【グラビティ・シールド】。」

先ほど同様に構えるヴァイス しかし傍らには【グラビティシールド】が浮遊しています。


アイナ「いいねぇ それくらいのハンデがなくっちゃね!アタシもすこし本気見せるとするかな 紅蓮魔法【戦闘術式・獄炎】!」

アイナが呪文を唱えるとアイナの両腕が真っ赤な炎に包まれます。


キューブ・ヴァイス「フッ…いきなり勝負を決めに来るか、それでこそアイナ・ヴァーミリオンだ。」


アイナ「ほめてくれてありがと 死ぬんじゃないよッ!」

アイナの両足の筋肉が膨張し、床を爆発したように突進を繰り出す!


キューブ・ヴァイス「直線!ガード出来る!」

すかさず攻撃が来る場所にシールドを移動させるヴァイス


アイナ「そんなもんでアタシが止まるかァァァ!!!」

アイナの炎の拳とヴァイスのシールドがぶつかり合う!

ジガガガ…ビシッ!!


キューブ・ヴァイス「く…ここまでの威力か!?」

バキャァァァン!シールドが砕け散る!


アイナ「このまま殴り抜く!」

アイナがヴァイス目がけ拳を振り抜く しかし!

ジガガガ!!!


アイナ「なッ!?」

なんとヴァイスの前にもう1つシールドがありました


キューブ・ヴァイス「まさか私のシールドが破られるとは、もしもの為にもう1つ用意していてよかった…」


アイナ「なるほどね…さっきの狼狽も計算の内かい!」

ヴァイスがシールドを操作しアイナの拳を弾く!

攻めの為に前のめりになっていたアイナの体制が大きく崩れる。


キューブ・ヴァイス「私が君の相手をしていると万が一がある、君の相手は用意しているからあちらで存分に楽しむがいい!」

そしてがら空きになったアイナの腹にヴァイスが両手を合わせる


アイナ「避けもガードも無理!ヤバ…」


キューブ・ヴァイス「吹き飛べ…【重極大発勁】!」

ヴァイスの放った技はアイナの腹を打ち抜き智ノ議事塔最上階から剣闘場の方へと吹き飛ばしました。


キューブ・ヴァイス「さて これで本当に邪魔者はいなくなった、極彩の神杖の解析を始める。」


こうして智ノ議事塔最上階での激しい戦闘が終わったのでした。


同時刻各地にいたマノン達もこの騒動を収めるために動き出したのでした。


次回 激闘!希壊師団幹部 樹氷編!


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

キャラ紹介


キューブ・ヴァイス

年齢28歳 身長177㎝ 見た目 頭は紫色のキューブを被り黒い研究服を身に纏っている

ジョブ 魔導錬金術者 スキル グラビティ・キューブ 1st【キューブスラスト】

2nd 【キューブ・フローティング】【グラビティ・ブラックホール】

3th 【グラビティ・シールド】4th 【グラビティ・マーシャルアーツ】【重極拳】

5th 【グラビティ・エリア】 6th【キューブ・ストーム】

性格は冷静冷酷合理的 異世界からの転移者

圧倒的な力を有する魔法使い スキルは重力を纏ったキューブを自由自在に操れる

近接戦闘は基本行わないが不得手ではなく重力を用いた重極拳を使う

ベースは転移前に健康のためにしていた八極拳


赤弩『セキド』アイナ・ヴァーミリオン

年齢27歳 身長165㎝ 赤い髪に赤い瞳 髪型はポニーテール 

魔術師らしからぬ露出度が高い赤い鎧を着ている 好戦的な女性 

ジョブ 高等魔法使い スキル 紅蓮魔法 【戦闘術式・獄炎】

熱魔法【ヒート・マッシブ】

魔法国家ホルドーマの最高権力機関「七賢会」に属している魔法使い

勝手気ままに行動をしているが国の危機には手助けする 

ホルドーマ一武闘派な魔法使いで紅蓮魔法を使う上に熱魔法で筋肉などを活性化させ戦闘をする

魔法使いの国に君臨する圧倒的 暴!

強い!硬い!熱い! 戦闘狂で強者に目がない


藍玉『アイギョク』ラピズ・タリスマン

年齢23歳 身長172㎝ 見た目 藍色の髪に黒みがかった青い瞳 

モノクルに藍色のベレー帽をかぶっている

服は星があしらわれたローブを着ている すこしマイペースな男性

ジョブ 高等魔法使い スキル 願石魔法 【リアライズ・デジデーリオ】

占星魔法【アストロギア・フォーサイト】

魔法国家ホルドーマの最高権力機関「七賢会」に属している魔法使い

主に占いでの国の未来を見る担当をしている マイペースで興味があるかないかで判断をする

彼の占星魔法はしっかりとした手順を踏み魔道具などを用意すれば

遠い未来も見通せるが何もない状態でやると

数秒先の未来を見る程度になってしまう が戦闘ではとても優位に立てる

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