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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 序章「少年と剣の旅立ち」第五話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

マノンとスメラギ、スカーレットがヒョオーロで活動しだしてから1か月が経ちました。

その間マノンは猛特訓に励み、スメラギからは筋力や基礎体力の鍛え方とスメラギが封印される前につかっていた技の話などを聞き、スカーレットには魔法に関係することを教えてもらっていた。その際スカーレットはマノンに魔法の才がないことを伝えました。基礎魔法や生活魔法程度ならおぼえれる可能性もあると、それを聞きマノンは落ち込んでしまいました…ですがそれを見たスメラギがこう言いました。


スメラギ「マノンには魔法の才能がなかったか…なら俺の出番だな!」


マノン「どういうこと?」


スメラギ「俺も魔法の才能は無いほうだったんだ、だが勇者補正みたいなもんでな 光魔法だけは使うことができたんだ。これを念話の要領でお前に伝授できれば…ん?あ!できたわ!」


マノン「えぇ!?そんな感じで?ほんとうかな。」


そういいつつもスカーレットにもう一度適性検査をしてもらうとスカーレットが大きな声で驚きました!


スカーレット「マノンあんた少し前に検査したときは何も適性がなかったのに1つ適性があるわ…すごいじゃない滅多にいない光属性よ!これは伸ばし甲斐があるわね!」


そのようなことがありつつ1か月マノン スメラギ スカーレットの2人と1振りはいろいろなことにチャレンジしました。 まずはマノンの冒険者ランクを上げることから始めていました。


マノン「ここで僕が、スメラギさんや他の人の為にこの世界の冒険者ランクについて教えます!」


この世界の冒険者のランクは下からF→E→D→C→B→A そしてAランクでも冒険者ギルドからの功績が認められた者にのみ与えられる称号 Sランクがあります。 

基本FからDは1年もたたずに駆け上がりDからCに上がるのが一人前の冒険者になる関門と言われています。


ちなみにスカーレットさんとアランさんはBランク ドビーさんはBランクになれるのにCランク クローネさんはCランクです そして僕マノンは…なんとFランクです 雑用と荷物持ちしかしていなくてランクは1つも上がりませんでした。

ランクが上がればいい事がいっぱいで、まずCランク以上のカードは任意の相手とメッセージを交換し合える機能があります!これがあれば、緊急の用でもすぐに共有できます!Bランク以上になれば、お店の優待やギルドからの多額の貸し付けなども受けることができるんです!


スメラギ「で…マノン お前はその凄い特典ってのを一切合切受けれないんだな…頑張ってランクを上げようぜ」 マノン「スメラギ…そんな憐れんだ感じで言わないでよ泣」


こうしてランク上げに専念していたマノン達、ですがランクはするすると順調に上がっていきました。というのもマノン達がいる町ヒョオーロは、有名な冒険者はおらず兼業でしてるような者ばかり。そんな中大都市の有名冒険者のスカーレットと共に、クエストをする少年ということもあり1か月でDランクに上がっていたのでした。


こうしてマノン、スメラギとスカーレットはマノンのCランク昇級クエストを受けることになりヒョオーロのギルドで説明を受けていました。


ギルド職員「今回マノン君の昇級をかけたクエストなのですが、特例でスカーレットさんの同行 そして力を貸すことを許可します。」


マノン「え!?いいんですか?でも僕の昇級クエストにBランクのスカーレットさんがいたら意味がないんじゃ?」 スカーレット「そうよ クエスト完了後やっぱダメですは無しよ!」


ギルド職員「もちろんです というのも今回のクエストの内容はこのヒョオーロの近くの森林にアンデットの群れが確認されたのです スケルトンやゾンビ数は50体です」


スカーレット「アンデットが50体ですって?そんなの私がいたら楽勝じゃない…他にも何かあるのね?」


ギルド職員「ご明察通りです…どんなアンデットかはわかりませんが強大なアンデットの存在も確認されております。」


マノン「強大なアンデット…そんなのがいるんじゃ僕なんか」続きを言いかけたときスメラギがこう言った


スメラギ「オイオイ 弱気になるんじゃないぞマノン! お前には俺が教えた技があるだろ!いけるぜ尻込みするんじゃないぞ!」 それに呼応するようにスカーレットも口を開く


スカーレット「マノン!アンタはスケルトンとかの相手をしてなさい!でかいアンデットなんて私の火炎魔法でイチコロなんだから!」 マノン「…!ありがとうございます!僕頑張ります!」


ギルド職員「では此度のクエストの完了を祈っております!お気をつけて!」


そしてギルド職員に見送られて、僕達はクエストの目的にである森林に向かいました。


場面は変わり森林奥地


マノン「ハァァ!ジャキーン!【ガラガラガラ…】ふぅ 結構倒してるね もう少しだ!」


スメラギ「油断すんなよマノン!ってももうあと20体もいないなこのまま片つけちまうか!」


そうスメラギが言った瞬間マノン達の背後が赤く光る!


スカーレット「よくやったわねマノン!これだけ1人で倒せばギルドの連中も納得するでしょ!あとは私が一気に!【ボルガノン・アロー】!」


スカーレットの放った魔法は、一撃で付近のアンデットを消し炭にしたのだった。


スメラギ「なぁマノン…あの嬢ちゃんだけは怒らせないようにしような」マノン「う…うん」


スカーレット「あ~すっきりした!じゃあマノンが倒した分の証拠を集めて帰りましょ!」


こうして僕の昇級クエストは何事もなく幕を下ろす…筈だった。

僕達が討伐証拠を集めているのを遠方より魔法で見ている男がいた。


ガカイ「イヒヒッ!まさかあの量のアンデットをこうも容易く倒すとは やはりスカーレット・コルニア邪魔デス! それにあの餓鬼!聞いてた話よりずっと強くなってますデス!これはさっさと消すに限るデス!」 そう言うとガカイが呪文を唱えた。


場面は変わり マノン達のいる場所

ゴゴゴゴゴゴゴ…ボゴォン!突然僕達がいた場所より少し離れた場所で轟音と土煙が巻き起こる!

そして砂煙の中から姿を現したのは、それの見た目は所々が腐敗し生気のない竜のようだった…


スカーレット「出たわね…あれがギルドの連中が言ってた強大なアンデット…見た感じワイバーンがアンデットになったってところね。でもそんなことがあり得るのかしら」


マノン「あ…あのワイバーンは!?」スメラギ「どうしたんだマノン?知ってんのか?」


マノン「多分…あのワイバーンの翼に刺さってるナイフ 僕がレッサーワイバーンと戦って無くしたナイフなんです!」 


スメラギ「まじか…じゃあその時死んでアンデット化したのか…いや違うな。ありゃ誰かの力でアンデット化してるぜ ねちっこい魔力が見てとれる 何かヤバそうだなここは…」


スメラギの言葉が終わる前にスカーレットが動く!


スカーレット「アンデットの弱点は火!なら私の最強の魔法で終わらせてあげる!【ボルガノン・インパクト】!」ゴォォォォォ! スカーレットの放った魔法はアンデットワイバーンに直撃した…だが!


グォォォォォ! なんとアンデットワイバーンは無傷でいびつな咆哮を上げたのです!


スカーレット「な…なんで!?私の火炎魔法が効かないなんて!」


魔法でそれを見るガカイがイヤらしく笑う


ガカイ「イヒヒヒヒ!これぞ我が英知の結晶!ワタシが作ったアンデットワイバーンは炎に対しての完全耐性を有しているのデス!さぁてどうするのデス?イヒヒッ!」


スカーレットの火炎魔法が効かないアンデットワイバーン!マノンとスメラギはこの状況を打開できるのでしょうか?


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

モンスター紹介

アンデットワイバーン

元々はマノンを襲ったレッサーワイバーン あの騒動の後ガカイによって狩られ邪法でアンデット化した

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