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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第十八話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

前回 クリミナル・クローバー最高幹部

キューブと嘲弄ノ道化師の怪しげな相談?が行われていました。

その後道化師は革新派の面々との会議で調査報告をし

今後の不穏な展開を望んで怪しげに笑うのでした。

そしてついに会議当日!


マノン達が泊っている宿にて

そこにはマノン達 ティオナ姫 アグリコそしてヴィリジアンが集まり話していました。

するとスカーレットが大きな声でヴィリジアンとティオナ姫に抗議をしています。


スカーレット「なんでよ先生!私が会議に参加したらダメってそんなの納得できないわ!」

ヴィリジアンがスカーレットの詰問に苦い顔で答えます。


ヴィリジアン「私も君を連れていきたいんだけど…おそらく君がいることで…」

するとヴィリジアンの言葉を遮りティオナ姫が話し出します。


ティオナ姫「スカーレットさん 私もスカーレットさんがいれば力強いと思います、でも前回の会議でトリス様に目の敵にされている貴女を連れて行けばこちらの弱点になってしまうかもしれません。」


スカーレット「でも!そんなの関係ないわ!」


ヴィリジアン「すまないスカーレット 相手は財務の担当をしているトリスだ、政や腹芸は彼女の領域。そこで弱みを見せるわけにはいかないんだ。会議にはティオナ姫とアグリコさんについてきてもらうよ。」

その言葉を聞き納得するスカーレット、しかし不満げな雰囲気を醸し出しています、するとヴィリジアンがスカーレットに1つお願いをします。


ヴィリジアン「じゃあそんな君に特別な任務を与える!」

そしてこそこそとスカーレットに耳打ちするヴィリジアン


スカーレット「えぇぇ!?そんなこと、しょうがないわね!やればいいんでしょッ!」

そう言うとスカーレットは足早に宿から出ていきました、その光景を見ていたマノン達


マノン「あの スカーレットさん出て行っちゃいましたけど…?」


ティオナ姫「心配なされなくていいとおもいますわ、スカーレットさんにしかできない頼みですし。」


ヴィリジアン「じゃあ私達は会議に向かうとしよう、マノン君たちはどうするんだい?前と同じで会議には入れないから待合室で待つのかい?」

ヴィリジアンの問いに各自が答える。


ケンシン「オレはとりあえずぶらぶらしとくかな!まだ見ぬ美味いモンを食いに行くで!」


マノン「僕はドビーさんと特訓します!」


ドビー「教会近くの空き地を借りてるからそこで手合わせする予定だ。」


アラン「俺とクローネは少し前に頼んだ武具を受け取りに冒険者ギルド近くの店に行く予定だ。」


クローネ「ワタシぃも新しい武器買ってもらったんですよぉ。」


ヴィリジアン「では朗報をもって帰れるように頑張ってくるよ。」


ティオナ姫「皆さま大船に乗った気でいてくださいね!」

こうしてヴィリジアン ティオナ姫 アグリコは会議に向かい

マノン達は各々解散していったのでした。


都市中央 智ノ議事塔1階ロイヤルガード詰め所にて


3日前にケンシンとの試合でぼこぼこに負けたローゼスが誰かと通信魔法で話しています。


キューブ「私は貴様にどれだけ落胆させられればいいんだ?ローゼス。」

バツの悪そうな顔でローゼスが答える


ローゼス「ぐぬぬ なにさ!ボカァ悪くないよ!あいつらがあんなに強いなんて思わないじゃないか!それにさ こうやって重い怪我の身を引きずってここまで来たんだ!ほめてほしいくらいだよ!」


キューブ「ハァ… 小言を言う気も失せる開き直りだな、だが無理にでも貴様の使命を全うしてもらわないとな しくじれば報酬もなしだからな。」


ローゼス「わ…わかってるよ!必ずやり遂げて見せるよ キラリ☆」


通信魔法を終わらせるとローゼスは足早に部屋を出ていくのでした。


都市中央 智ノ議事塔最上階

ヴィリジアンが扉を開けるとそこにはすでに着席している

トリス ロジェス ラピズ ステラの姿がありました、ヴィリジアン ティオナ姫とアグリコも

席につくとトリスがいきなり嚙みついてきます。


トリス「遅かったじゃない ワタシに恐れをなして逃げたのかと思ったわ!あら?あの生意気な小娘がいないじゃない?あの娘は逃げちゃったのかしら?」


ヴィリジアン「…そんな調子の貴女にスカーレットを合わせたくなかったから連れてこなかったんですよ。」


トリス「ふぅん?まぁ居ても居なくても同じよね どっちにしろ勝つのはワタシ達なんだから。」


ティオナ姫「あら それはどうかわかりませんわ 私達も準備はしてきてますので。」

トリスとティオナ姫が睨み合います その時ヴィリジアンが何かに気づきます。


ヴィリジアン「ソロモ様がまだですね あの方が会議に遅れられるなんて何か?」

その問いにステラが答えます


ステラ「ソロモ様はすこし調べものがあるとのことで遅れるそうだよ、その間の進行はアタシが任されてるよ。じゃあ会議を始めましょうか!」


こうしてボルギア帝国への魔法技術の提供と魔法の兵器転用の会議が始まりました。


革新派の意見は前と変わらず財政の回復 そして帝国でとれる物資の手協などの利点を上げていきます。

それに対してヴィリジアン達が反論します。


ヴィリジアン「まず初めにボルギア帝国は近年黒い噂しかない国なのは皆さんご存じだと思います、その中でも2年前の帝国周辺諸国の侵略は酷いモノでした。ボルギア帝国は自国でとれた鉱山資源を兵器に使い圧倒的戦力差で瞬く間に大国へと上り詰めたのです、そんな国に次は魔法の技術が渡ればどんな大戦が起きるかわかりません!」

それに続きティオナ姫も発言します。


ティオナ姫「もしボルギア帝国が魔法技術を完全に手中に収めたら一番先に狙われる国はホルドーマになると私は思いますわ。」

するとステラやロジェスから疑問の声が上がります。


ステラ「ボルギア帝国が危険な国なのは分かっているんだけど何でホルドーマが一番先に狙われると思うんだい?」


ロジェス「ふ…ふつうならまだ活用できると思って懐柔したりすると思うんです…けど。」


ティオナ姫「魔法技術を独占する為です、この国以上に魔法技術の発展している国はありません。もしその技術を帝国が完全にモノにできれば対抗できるホルドーマを滅ぼすと思います。」


それを聞いたステラ ロジェスが納得します、そこへ畳みかけるようにヴィリジアンが発言します。


ヴィリジアン「確かに財政 物資不足のホルドーマのことを考えると大国を相手にするのも分からない話ではありません、ですがあまりにも危険すぎる!それならシャングリヤ王国との取引をしましょう!膨大な対価は望めないかもしれません、ですが長く良き取引をするなら昔からの同盟国であるシャングリヤ王国が適任だと思います。」


ティオナ姫「この件に関しては王から私に決定権を委ねられています、ホルドーマとシャングリヤ王国両方の国に利がある取引をしたいのです!」


その話を聞きロジェスが不安そうな顔でトリスを見ます、それに気づいたトリスが不敵に笑いながら発言します。


トリス「まぁまぁ考えてきてるじゃあない、つまりアンタ達の懸念点は2つ 魔法兵器での被害増加とボルギア帝国が裏切ってワタシたちに牙をむかないかってことよね?」


ティオナ姫「その通りです、魔法兵器によってどれだけの人が苦しめられるかは想像できます…」

そのティオナ姫の言葉を聞きトリスが笑いながら立ち上がり答えます。


トリス「そんなことこのワタシが何の対策も取らずに取引するわけないでしょ!これを見なさい!」

そう言い放つとトリスが1枚の書状を掲げます、そこには以下の事が書いてありました。


ボルギア帝国は今取引の条件として以下を遵守する

・魔法技術の提供が為された場合 支払いそして今後の物資供給をする事

・魔法兵器の運用はあくまで魔物にのみ使う 他国を責める兵器としては活用しない事

・魔法国家ホルドーマへのいかなる敵対行動を行わない事


簡単に要約するとこのような内容で一番下にボルギア帝国 皇帝べルネス・ボルギア2世の署名と皇帝印が押されていたのです。

その紙を見てティオナ姫とヴィリジアンが驚きます。


ティオナ姫「まさかそんな書状を…」


ヴィリジアン「すごい自信だったがそんな隠し玉があるとは…」

2人の様子を見てステラが問いかけます。


ステラ「あの紙はそんなにすごいものなのかい?」

それにティオナ姫が答えます。


ティオナ姫「そうですステラ様 あの書状には皇帝の署名と印が押されています、つまり帝国の総意ということです 署名と印がある約定を破綻させれば周辺国からの信用を一気に失うので破る気はないということの表れなのです。」


ステラ「さすがは一国の王女様 さぁこの書状があれば何も問題はないでしょう?ワタシ達の勝ちよ!アーハッハッハ!」

勝ちを確信したトリスが高笑いしていたその時、すこし勢いよく会議室の扉が開きます

そして少し息を切らしてソロモが入室してきました。


ソロモ「はぁはぁ…会議のほうはまだ終わっておらんようじゃな…」


トリス「あらソロモ様 少し遅かったわね今ちょうどワタシ達の意見に反論がなくなったところだったのよ!」

ステラがソロモに今までの内容を伝えます、そしてトリスにソロモが声を掛けます。


ソロモ「トリス オヌシなにと取引をしようとしておるんじゃ?」

その言葉にトリスが少しの怒りを込めて聞き返します。


トリス「ハァ!?もうボケたっての?ワタシはボルギア帝国との取引を結んだのよ!皇帝の署名と皇帝印の押された書状もここにあるわ!」

捲し立てるトリスにソロモが落ち着いて返答する


ソロモ「まずその署名にあるべルネス・ボルギア2世はもうこの世におらんのじゃ…3年前に前皇帝夫婦は謎の病気で急逝されていた。」

その言葉を聞き会議室にいる一同が驚きます、そしてソロモの言葉が続きます。


ソロモ「現在の皇帝はその息子 12歳の幼子で実権は宰相が握っておるという話じゃ、このことを調べておったから遅くなったのじゃ。」

トリスが意味が分からないと言わんばかりに声を荒げます。


トリス「え?は?いやそんなわけ…だって皇帝直下の秘密諜報員が、ありえないわそんなの…じゃああの道化師は何者なの?」

その言葉にティオナ姫が反応し質問します。


ティオナ姫「道化師とおっしゃいましたがその者の名前は聞いていますか?」


トリス「た…たしか 嘲弄ノ道化師とかいう名前だったはずよ、ねぇ嘘よね?まさかこのワタシが騙されたっていうの?」


ティオナ姫「残念ですが恐らく騙されています、その嘲弄ノ道化師という者は我が国で暴れた、

秘密結社クリミナル・クローバーの最高幹部という話を聞いています。」


ヴィリジアン「つまりその秘密結社が我が国にも魔の手を伸ばそうとしていたのか…」


ソロモ「3日前の会議からずっと調べていたが帝国の情報封鎖が途轍もなく時間がかかってしまった、じゃが間に合ってよかった。」


ティオナ姫「早急にその嘲弄ノ道化師を捕らえるべきです、トリス様も協力してくださいますわね?」


トリス「わかったわよ…今回の事はワタシが先走って変なのに引っかかったってことね…」


ロジェス「で…でもトリス様は国を思って…」


ラピズ「ふぁぁぁ…僕は最初から怪しいなと思ってたけどねZzz…」


ステラ「今回の件についてはトリスちゃんは悪くないんじゃないかしらね、確かにやり方は強引だったけどこの国を思っての事よ ねソロモ様?」


ソロモ「そうじゃな すこし反省してもらえればそれでよいか。」


こうして七賢会の会議は幕を下ろしたのでした…?


次回 急襲


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

キャラ紹介


黄光『オウコウ』トリス・メギト

年齢29才 身長157㎝ 見た目 金髪黄色目 赤いサングラスをかけてる 

全身に派手な金のアクセサリーをした派手な女性

ジョブ 高等魔法使い スキル 光魔法 錬金術

魔法国家ホルドーマの最高権力機関「七賢会」に属する魔法使い

主に財政関係を担当している気が強い若く派手な女性 自分に絶対的な自信があったのだが

今回騙されていたことを知り自身の不甲斐なさを痛感したよう。

今後は穏健派とも協力するべきかと思案中…


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