少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第十七話
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文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。
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前回決闘を終えたケンシン達は負けを認めることのできない
ロイヤルガードの騎士達に袋叩きにされる寸前のところをアイナに助けられ
事なきを得ました。
そしてスカーレット達も合流し今後の話を詰めるためにマノン達は宿に戻るのでした。
同じく孤児院に戻ったヴィリジアンも三日後の会議に
全てをかけて挑むことを決意したのでした。
魔法国家ホルドーマ 地下 ???
嘲弄ノ道化師「のっほっほ~ こちらにおられますかねぇ♪」
ホルドーマの薄暗い地下道の一角 不釣り合いな近未来的ドアの前に道化師が立っていました。
嘲弄ノ道化師「これどうやって開けるんでしょうか?」
少しの間ペタペタさわさわドアをまさぐる道化師 するとプシューと音を立てドアが開きます。
そして道化師はトテトテと中に入るとそこには怪しげな魔法道具が乱立する
研究所のような部屋がありました、その最奥で複数のモニターを見つめている人物が1人
その人物に声をかける道化師
嘲弄ノ道化師「のほほほ~ どうもお晩ですよ キューブさん♪」
キューブ「…覗き趣味の道化師がこんなところに何の用だ?」
嘲弄ノ道化師「あんらぁ酷い言われようですねェ ワタクシだって趣味で覗いてるわけではないんですよォ?あくまで協力するための情報収集として…」
キューブ「御託はいい 何の用だ?」
嘲弄ノ道化師「あんらぁイケズですねェ 泣いちゃいます およよ…とまぁジョークは置いて置きまして、クローバー様からの指令ですよん 三日後の七賢会会議で行動を起こせ、例のモノを必ず手に入れよ…とのことです♪」
キューブ「そろそろ頃合いだと思っていた、好都合だな。用件が済んだなら消えろ。」
嘲弄ノ道化師「え~もう少しお話しましょ~よ~♪」
キューブ「…話と言えば貴様 七賢会の黄光トリスと何か企ててるようだな。」
嘲弄ノ道化師「あぁその件ですか キューブさんのお邪魔はしませんので悪しからず、ワタクシがクローバー様から受けている指令で何か使えると思い勝手に動いているだけですので♪」
キューブ「確か貴様はボルギア帝国で暗躍しているんだったな。」
嘲弄ノ道化師「おんやぁ御存じでしたか!あの国はいいですよォ?今混沌に飲まれている真っ最中ですので、ワタクシ好みに暗躍させてもらってるんですよん♪」
キューブ「そんな貴様がこんなところで油を売ってる暇はあるのか?」
嘲弄ノ道化師「ご心配ありがとうございますよん♪ ですがワタクシの優秀な部下ちゃん達が今は引き継いでくれているので大丈夫なんですよぉ~♪ それこそキューブさん、貴方こそ準備は大丈夫なんですかぁ?」
キューブ「何が言いたい?」
嘲弄ノ道化師「此度の計画 人手がいると思うんですがワタクシが知ってる限りキューブさんの手駒はあのロイヤルガードの隊長くらいですよねぇ?しかもその彼も今夜の決闘でボロボロになったって話ですよぉ?」
キューブ「相変わらず目ざといやつだ…だが心配はない。」
嘲弄ノ道化師「あんらぁ?その心は?」
キューブ「人材をかき集めても所詮は大半がゴミだ、計画にゴミは不必要 私は合理的なんだ、クェルボのように猿山の大将をする気は毛頭ない。」
嘲弄ノ道化師「んなぁるほどッ!ではでは優秀なワタクシの配下の『道化師団』の幹部を貸しましょうか?」
キューブ「それも不必要だ…そうだろうお前達?」
その誰に向けた分からない問いと同時、ゴォォォォ!と道化師のいた場所が炎に包まれる!
???「ク~クックック 舐めた口きいてるからつい手が滑っちまったゼェ!こりゃ跡形もなく消し炭だなァ!」
その言葉にのんのんと道化師が返答する
嘲弄ノ道化師「のほほほ~♪なるほど!そういうことでしたか♪」
???「チッ!なんでぇ生きてるじゃあねぇか!」
不機嫌になるソレの後ろからさらに3人?が出てくる。
???「きゃぺきゃぺッ 失敗してるじゃーん」
???「不意打ちとは武人の風上にも置けんな!」
???「キューブサマ アノピエロハドウナサイマスカ?」
道化師がキューブ達の上空をふわふわ浮きながらにやりと笑う。
嘲弄ノ道化師「なるほど~これはワタクシのリサーチ不足でしたねぇ!まさか人材を集めるのではなく、作るだなんて!さすがは最高幹部の中でも魔法関係に一番精通してるキューブさんですネェ♪」
キューブ「貴様に褒められても嬉しくないどころか寒気がする、こいつらは私が作り出した人造ゴーレムだ。」
嘲弄ノ道化師「先ほどの魔法の炎の威力は中々のモノでしたネェ!ですがまだ手が足りないと思うのですが?」
キューブ「貴様に心配される筋合いがないと言っただろう、この国を堕とす事はこいつらと…」
キューブが指を鳴らすと薄暗かった部屋がバッと明るくなり、異常な数のゴーレムがずらりと並んでいました。
キューブ「この魔導量産ゴーレムがあればすべては合理的に完璧に攻略できる。」
嘲弄ノ道化師「すんばらしい!ではではワタクシは今回も高みの見物をさせてもらうとしましょうかネェ♪もし助けが必要になりましたらばいつでもご用命を~♪ではではア~ディオ~ス♪」
パチンッ!と指を鳴らすと道化師は瞬間移動で消えました。
???「キューブサマ ヨカッタノデスカ?」
キューブ「構わん、あれは色々首を突っ込み掻き乱して混沌を楽しんでいるクチだが、計画の邪魔をしたり妨害をしたりするタイプではない。」
そしてキューブが机の上にある写真立てを手に取りすこし眺めてこうつぶやきました。
キューブ「この計画は確実に成功させる、世界を犠牲にしてでも私は願いをかなえる…!」
こうして夜は更けていきました。
会議開催日までマノンやケンシンはホルドーマ各所を見て回り、
アランはクローネと共に新しい武具を探しに武器屋 防具屋 行脚をしていました。
ティオナ姫 アグリコ スカーレットはヴィリジアンのもとで会議の準備や孤児院の手伝いなどをし、ドビーはヴィリジアンから頼まれたトリス・メギドの調査をしつつ空き時間にアイナのもとに通い何かを相談していました。
しかしマノン達の動きは監視され革新派に報告されていたのです。
トリス・メギドの屋敷 応接室にて
応接室で革新派の魔法使いが集まっていました。
会議のことでイラついてるトリスとそのトリスに怯えるロジェス、そして眠たげなラピズが誰かを待っている様子、すると応接室のドアが開き中に道化師が入ってきました。
嘲弄ノ道化師「革新派の皆様ごきげんよう♪ ワタクシトリス様にお力を貸しています、ボルギア帝国秘密諜報員 嘲弄ノ道化師と申します。以後お見知りおきを♪」
するとトリスがいきなり不機嫌そうに言葉を投げます。
トリス「自己紹介なんてどうでもいいのよ!早く穏健派についての調査報告をしてちょうだい!」
嘲弄ノ道化師「おんやぁ手厳しい~ ではでは結果を報告しますね♪ まずトリス様の目の上のたんこぶである青穹 ソロモ様は全く動きはありませんでしたね、おそらく若い人に任せて国の行く末を見届ける気なんだと思いますね ハイ。」
ロジェス「そ そ ソロモ様が出てこないなら…私達にも勝ち目があるんじゃないですかね…」
その発言にトリスがキッ!と睨みを利かせます。
ロジェス「あ あの…その いてもトリス様なら勝てますね…」
完全に機嫌取りの言葉をスルーしてトリスが少し考える。
トリス「確かにソロモの爺が出張ってこないなら楽になるわね、でも思考は革新否定派のはずだから、最後の最後で口出ししてくる可能性もあるわね…で?ほかの報告もしなさい。」
嘲弄ノ道化師「のほほほ お次は橙饗 ステラ様と赤弩 アイナ様についてですが、ステラ様はヴィリジアン様や他国から来たお姫様達にご飯を届けたりなどして交流してるようですが肩入れしている様子ではありませんね、次にアイナ様ですがこの方は完全に政を無視しておられるので、そもそも気にされなくていいと思いますねェ♪」
トリス「そこの2人は予想の範疇内ね、ステラのおばさんが穏健派の味方をしないか心配ね…」
すると今まで黙っていたラピズが不意に口を開きました。
ラピズ「ふぁぁ~…ステラ様は誰にでもそうだよ、僕のところにも無理やりご飯届に来るしぃ…zzz」
そして道化師が報告を続けます。
嘲弄ノ道化師「そして一番気になっておられる、緑癒 ヴィリジアン様とシャングリヤ王国から来た方々の話ですが、会議に向けての準備をしているのはヴィリジアン様とティオナ姫 補佐として従者のアグリコ アイナ様の弟子 スカーレットがついてるようですねぇ、さすがに準備内容までは把握しきれあせんでしたがネェ♪」
するとトリスがイライラを爆発させます。
トリス「なによ!そこが一番重要なのに何でわからないの!それでも諜報員なの?」
嘲弄ノ道化師「申し訳ございませんネェ…お詫びと言っては何ですがロイヤルガード隊長を倒したケンシンというサムライと、マノンって少年が食べていた美味しそうなバーガーのお店はリサーチしてるので教えますねェ~♪」
トリス「そんな情報はいらないわよッ!」 ロジェス「ちょっと聞きたかった…」
道化師におちょくられて怒るトリスでしたが、深呼吸をし落ち着きます。
トリス「はぁ…まぁいいわ 絶対的に正しいのはワタシ達よ この国の未来のために次の会議でケリをつけるわ!」
ロジェス「お…おーー!」 ラピズ「ぐーーーーーZzz」
トリス「締まんないわねアンタ達!!!」
その光景を見て道化師が不敵に笑います。
嘲弄ノ道化師「はてさてさ~て♪ここから面白くなりそうですネェ!楽しみ楽しみ♪のほほほ~♪」
そしてついに七賢会 会議の日がやってきました!
次回 七賢会 会議 穏健派VS革新派!!!
キャラ紹介
キューブ
年齢??歳 身長177㎝ 見た目 頭は黒紫色のキューブを被り黒い研究服を身に纏っている
ジョブ??? スキル???
性格は冷静冷酷合理的 異世界からの転移者
クリミナル・クローバー最高幹部の1人
異世界より転移してきたようで何かの取引をクローバーとしている。
最高幹部の中でも魔法に精通しておりありとあらゆる魔法が使えるとの噂「道化師談」
他の最高幹部とはそりが合わずあまり関わろうとしていない。
各自へのイメージは
クェルボ公爵←猿山の大将 浅慮
コレクター←欲望の塊 自己中
嘲弄ノ道化師←不気味 気に食わない




