少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第十五話
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前回、決闘大将戦がローゼスの卑怯な一手で強制的に開催されました。
ケンシンとローゼスの壮絶な剣劇が繰り広げられる中、
優勢だったケンシンに本気を出したローゼスの【銀操作魔法】が牙をむきました。
大将戦の決着は如何に!
剣闘場にて
急に現れてマノンの隣に座っていたロキが状況を冷静に分析します。
ロキ「あのローゼスの魔法【銀操作魔法】はすごいね、銀だけって縛りはあるけどそれが寧ろ練度と魔力の節制を促しているのがわかるね。君のパーティの魔法使いのスカーレットさんみたいな派手な魔法ではないけど長期戦やこういった接近戦においては強さを存分に発揮するね。」
マノン「でも魔力が無限って訳じゃないんだよね?ケンシンのスタミナで押し切れるんじゃ?」
ロキ「それも厳しいと思うよ…まぁ試合を見ていればわかるさ。」
剣闘場中央
ローゼス「ハッハッハ!早めに降参すれば無事に済むかもしれないよ?どうするのさ キラリ☆」
ケンシン「ふざけんな!不意打ちが一発通じたからって調子乗ってたら痛い目見るで!」
そう言いながら爆ぜたように突進するケンシン
ケンシン「死ぬことはないんやったら安心やな!」
ケンシンの唐竹割がローゼスの頭目がけて振り降ろされる!しかし
ガキィィン!
ケンシン「マジか!今の迎撃されるんか!?…なんやそれ!」
見るとローゼスの肩当が生き物のようにうねうね動きながら変形しケンシンの攻撃を防御していたのです。
ローゼス「だーかーらー 言っただろ?本気を出せば防御も自動で出来るんだって!」
そう言いながら返礼の銀閃がケンシンの腹をハスる、たまらずバックステップ距離をとるケンシン。
ケンシン「クッ!剣技も地味にうまいから隙見せたらやばいな、あのガードをどうにかせんと…ん?」
何かに気づくケンシン、それと同時に観客席のロキも呟く。
ロキ「ケンシン、彼凄いね!もう打開策を見出したようだよ。」
マノン「え!?なんでわかるの?」
不思議そうな顔をしてロキとケンシンを交互に見るマノン、そしてスメラギも遅ればせながら気づきます。
スメラギ「なるほどな、でも打開策ってほどのモノか?」
ロキ「でも問題は今からローゼスの猛攻に耐えれるかだね…」
防戦を強いられるケンシンを見て悦に浸るローゼスが声高らかに話す
ローゼス「さぁてそろそろフィナーレを飾るとしようか!【ヒュドラギュルム】!」
ローゼスが魔法を唱えると鎧や装飾の銀がすべて剣に集まり、レイピアが巨大なランスに変貌しました。
そして巨大なランスでケンシンに猛攻を仕掛けます!
ローゼス「そぉれ!そぉれ!そぉれ!キラリ☆」
ケンシンはそれをギリギリのところですべて刀で打ち払います
ケンシン「ッ!なんつう重い攻撃や、でもでかくなった分スピードが落ちてるから何とか…」
ケンシンの刀とローゼスのランスが激しくぶつかり合います、するとローゼスのランスからボロボロと銀が落ちていきます。
ケンシン「なんや?武器が崩れてる…いや!ちゃう!なんかやばい!」
ケンシンが気づくと崩れ落ちた銀が辺りを漂っていたのです。そしてケンシンの様子を見てローゼスがにやりと笑います。
ローゼス「ハッハッハ!気づいてももう遅いよ!【ヒュドラギュルム・ソーン】!」
ローゼスのかけ声と同時!無数の漂っていた銀の塊が鋭く細長い棘になりケンシンを襲います。
致命傷を避けるためにケンシンが飛び退きます!しかし、
ブシュッ!ザシュッ!
ケンシン「ぐッ!?」すべてを避けきれず無数の傷を負うケンシン、しかし彼の闘志は折れない!
ケンシン「なんや大したことないやんけ…こんなかすり傷じゃあ俺は止まらんで!」
そして刀を構えるケンシン、しかし!
ガクッ!ケンシンの足がしびれ視界もぼやけます。
ケンシン「なんや…これ…」
ローゼス「やっと効いてきたみたいだね キラリ☆ チミは学がなさそうだから教えアゲル☆ 銀って体内に入ると毒性を発するって知ってたかい?体のしびれや視界や聴覚の不調 あとは不眠なんかを引き起こすのさ!これでボクの勝ちは揺るがない!キラリ☆」
勝ち誇った顔でケンシンを見下すローゼス、しかしケンシンが笑う。
ケンシン「おもしろいやんけ、なら俺もそろそろ反撃させてもらうで。」
ローゼス「ん~?満身創痍のチミにボクが負けるぅ?お笑いだね!キラリ☆」
ケンシン「見とれや!」そう言うと刀を両手で持ち、肩に背負うように構えるケンシン
ローゼス「ハッハッハ!ならボカァ完璧に迎撃してあげるよ!【ヒュドラギュルム】!」
ローゼスの体に銀がまとわりつき全身鎧のような形態になり出を顔の前でクロスにします、それと同時ケンシンがローゼス目がけて突撃する。
ケンシン「竜桜刀術! 【連撃・桜吹雪】!」
ケンシンが激しい連撃をローゼスに浴びせます!しかしローゼスは余裕の態度を崩しません。
ローゼス「どんなに激しい攻撃をしても僕の銀の鎧は砕けないよ!衝撃の瞬間に硬くなって僕にダメージは通らないのさ!」
その言葉にケンシンが連撃を止めることなく返答します。
ケンシン「知ってるで…だからこんだけドカドカ攻撃してんねん!」
そこでローゼスが何か不穏なものを感じます
ローゼス「なんだ…?この変な感覚は、ん!?」
連撃をしているケンシンの刀が刃ではなく峰をむいていたのです。
ローゼス「なんで刃で攻撃せずに、斬れないほうで…まさか!?」
ローゼスが自身の体を動かそうと力を入れる!しかし鎧が完全に硬化してて身動きが取れません。
そしてケンシンが攻撃の手を止めます。
ケンシン「完全に固まったやろ?これでお前はもうなんもできひんな!」
ローゼス「ぎぃぃぃぃぃ!うごけぇぇ!」
観客席でマノンがロキに問いかけます。
マノン「なんでローゼスは動かず棒立ちなの?」
ロキ「ローゼスのオートガードは液体のような銀が衝撃を受けると硬化して攻撃を防いでいたんだ、それに気づいたケンシンが全体をまんべんなく斬撃ではなく刀の峰で殴打することによって全身が硬化して身動きが取れなくなったんだ。」
スメラギ「その考えに至るのもすごいがケンシンは今、銀の毒素でまともに動けないはずなのにあの連撃をして見せるなんてな…すごいやつだぜ本当に。」
マノン「ケンシン やっぱり君はすごいよ!」
そしてケンシンが固まったローゼスに歩み寄ります。
ローゼス「ま!待て!こんなのフェアじゃない!こんな状態のボクを倒しても気分が悪いよ!」
まだ硬化がとけない体を何とか動かそうとしながらローゼスが声を荒げる。
ケンシン「たしかになぁ…ほんなら硬化を解除したるわ。」
ローゼス「え!?いいのかい!助かるよ キラリ☆」
ケンシン「ええねん ええねん 気にすんなや!」
そうにこやかに言うとケンシンは刀をフルスイングする体制に構えます。
ローゼス「え?は?ちょ!ちょっと待って!助けてくれるんじゃ!?」
ケンシン「おう!助けるで!硬化を解いたるねん、俺の修めてる竜桜刀術には【鎧通し】って技があってな、言ったら鎧の中の体に直接ダメージを与えるってもんなんや。」
ローゼス「なななななんで今その説明をォ!?」
ケンシン「その衝撃で硬化を解いたるねん!行くでぇぇぇ!」
ローゼス「やめろぉぉぉぉ!!!」
そしてケンシンの刀の峰がローゼスの左腕にめり込みぶっ飛ばします!
ローゼス「ぎゃぁぁぁぁぁ!」ガシャガシャズササー…
ケンシン「はぁはぁ…一応手加減はしといたで、さぁ立てや!」
ボロボロの状態のローゼスが何とか立ち上がります、左腕は完全に折れてるようでだらんと垂れ下がっています。
ローゼス「イタイイタイ…左腕は完全に折れてるぅそれにあばらも何本か逝ってる…」
ケンシン「お前の言った通り正面対決で最後を決めようや…」
そう言うとケンシンは刀を鞘にしまい体制を低くします、それを見てローゼスが内心笑います。
ローゼス「こいつバカだ!その構【イアイ】だな!鞘からカタナを抜いて相手を斬る最速必殺の技だ!じゃあ…!」
ローゼスも右腕でレイピアを構えます。
ローゼス「フンッ!勝った気にならないことだね!最後に華麗に勝つのはこのボクさ!キラリ☆」
そして両者示し合わせたようにお互いに目がけて突撃します!
ローゼス「バカめッ!今からすべての銀を集中させてお前のカタナを止めて奪ってやる!そしてがら空きの体にトドメをさしてあげるよ!キラリ☆」
ローゼスがケンシンの刃圏に入った瞬間!
ケンシン「竜桜刀術!【居合・寒桜】!」
刀が鞘から抜き放たれます!
ローゼス「キタァァ!全力で止めろ!【ヒュドラギュルム】!!!」
ローゼスの体中の銀がケンシンの刀にへばりつき見事動きを止める!
ローゼス「これでボクの勝ちィィィ!」
ローゼスがケンシンに刺突を繰り出そうとしたその時、
なんとケンシンは刀から手を放し拳を振り上げていました!
ローゼス「は?な?なんで?まさかボクがカタナの一撃を全力で止めることを見越して!?」
ケンシン「やっぱ止めに来たなァ!この卑怯モンが!これで終わりや!」
ドガァッ!!!ケンシンの拳がローゼスの顔面中心にめり込み、吹き飛ばし壁に激突します。
そしてそのまま前のめりに倒れるローゼス、それを見てケンシンが勝利の咆哮を上げます!
ケンシン「俺の勝ちやァァァァ!!!」
観客「うぉぉぉぉぉぉ!!!」
こうしてケンシンの勝利で決闘は幕を閉じたのでした。
次回 決闘決着!それぞれの意思
では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。
キャラ紹介
ロイヤルガード隊長 ローゼス・バラザキ
年齢30歳 身長171㎝ 薄ピンクの髪に紫色の瞳 髪型は長髪で赤い帽子を被っている
薔薇の形の赤いサングラスをかけて騎士とは思えない派手な格好をしている
ジョブ 魔法剣士 スキル 【銀操作魔法】 【ヒュドラギュルム】
【ヒュドラギュルム・ソーン】
魔法国家ホルドーマの治安を守るロイヤルガードのトップ
貴族の令息でコネを悪用してその地位まで上り詰めた。
銀を自由自在に操る魔法を駆使して戦う魔法剣士で
自身のモノと認識している銀は体から離れても操作は可能
自分の意思とは関係なく相手の攻撃を迎撃できることと銀の毒で
相手を弱らせて戦う手法を得意としているがケンシンとの戦いではすべて
裏目に出てしまい敗北してしまった。 口癖は「キラリ☆」
作者からのコメント
最近更新が出来ず申し訳ありません。
モンスターハンターワイルズが面白すぎて困っています
何とか頑張って狩猟本能を抑えて更新します!




