少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第十四話
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前回ロイヤルガード隊長のローゼスに決闘を申し込まれた
ケンシン アラン ドビー達は
剣闘場にて疾風の剣士プルシーと岩重騎士ゴレイドに勝利しました。
しかしそれで引き下がるローゼスではありませんでした。
剣闘場にて
司会者「ま…まさかまさかの展開だァ!この国が誇るロイヤルガードの隊員が
異国の地から来た者達に完膚なきまでに負けてしまったァ!」
観客「ウォォォォォ!!!」
司会者の狼狽とは裏腹に盛り上がる観客、そしてアランがケンシン達のもとに戻ります。
ケンシン「ここは負けるところやんけ!これじゃあ大将戦せんでも俺らの勝ちやで!」
ドビー「ナイスファイトだったな、やはりアイナさんの助言は正しかったようだな。」
アラン「あぁ 大剣もしっくり来てたがこっちにのほうがもっと会う気がする、これからもっと鍛錬に励むとするさ…でケンシンテメェ!勝ったんだから喜べよ!」
そう言いながらケンシンの頭をひっつかむアラン、それを見ていた観客席のマノン達も安堵しています。
マノン「ドビーさんもアランさんもすごいですね!アイナさんから聞いたアドバイスをすぐに実践できるなんて!もっともっと強くなるんですね!」
アグリコ「そうですね、お二人ともすごく強いですね。それにこれでロイヤルガードからの執拗な嫌がらせも終わるはず…」
そう話していると司会者が話し出します。
司会者「えーーーー ここで緊急のお知らせです!興行主様からの依頼で此度の決闘は、大将戦に勝ったほうが勝者チームということになりましたァ!」
ケンシン アラン ドビー「はぁぁぁぁぁ!?」
その司会者の言葉を聞きケンシン アラン ドビーはもちろんマノン達や観客までもがその意味不明な仕様変更に声を上げました、すぐさまケンシンが司会者にかみつきます。
ケンシン「どないなってるんや!3対3の決闘で2勝先にしてるんやからこっちの勝ちに決まってるやろ!その興行主ってなんやねん!何様なんや?」
バツの悪そうな顔で答えない司会者に変わりローゼスが喋りだす。
ローゼス「ハハハハッ!興行主が何様だって?ボクのパパンさ!さっきの試合の後すぐにパパンに連絡してこういうルールに変更してもらったのさ キラリ☆」
ケンシン「お前のせい…パパン?」
アラン「なるほどな、負けそうとなるとルール自体を変えてくるとは…」
ローゼス「それで?どうするのさ、ボクと大将戦で勝負するかい?それともしっぽ巻いて不戦勝をボクにくれるのかな?キラリ☆」
勝ち誇ったように笑うローゼス それを見てケンシンがプルプルと震える
ドビー「そんな言い方してコイツが…」
ドビーの言葉を待たずにケンシンが爆発する!
ケンシン「やったろうやないか!大将戦で決着つけたるわ!」
アラン「完全に向こうに乗せられたな…」
ローゼス「GOOD!それじゃあせめてもの情けでフィールドは通常にしてあげるよキラリ☆」
岩石フィールドから通常のフィールドに変わるとケンシンとローゼスが入場する。
司会者「さぁ!紆余曲折ありましたがいよいよ大将戦だァ!」
アラン「ケンシン 勝って来いよ!」
ドビー「これで負けたら恥じすぎるからな。」
二人の激励の言葉を受け拳を点に振り上げるケンシン
司会者「剣闘場に咲く危険で美しき銀の薔薇ァ!ローゼス・バラザキの登場だァ!」
ローゼス「キラッ!キラッ!今回も華麗に優美に行くよォ!キラリ☆」
司会者「対するは!まさかまさかの快進撃!チームブライトスターのサムライ ケンシン!!!」
ケンシン「しゃおらぁ!そのふざけたサングラス叩き割ったるわ!」
ケンシンとローゼスが向き合います。
ローゼス「ハンッ!本当はチミみたいな低俗な輩とは剣を交えたくはないけど、チミをギッタギタにしないとボクの名が廃るんだよ!せいぜい華々しく散るんだね キラリ☆」
ケンシン「お前こそこんだけ溜めといて一瞬で負けたら恥ずかしくて本当に星になってまうんとちゃうんか?その時に言えよ キラリってな!」
司会者「では大将戦 はじめェ!」
その言葉と同時にケンシンが刀を鞘から抜き正眼に構えます、それに対してローゼスは自身の腰に帯びた薔薇の鍔飾りがついたレイピアを抜き切っ先をケンシンに向けます。
ケンシン「レイピア使い 突き技がメインか、どう動いてくるんや…」
ケンシンがローゼスの出方をうかがおうとしたその時!
ローゼス「考える暇は与えないよ!シュッ!」
ローゼスがケンシンめがけて突きを繰り出しました それも一呼吸に2撃も
ケンシン「突きが主体のレイピア 流石に剣速が早い!でもこれやったら!」
不意打ちに近い初撃をケンシンは冷静に1突きめを避け、2突きめを刀の腹で跳ねのけ逆にローゼスの体制を崩しにかかります。
ケンシン「ほらお返しや!【桜竜一文字】!」
ローゼス「チィ!そんな攻撃ボクが当たるわけない!」
バックステップでケンシンの一撃をなんとかかわすローゼス、しかし左腕を浅く斬られます。
すると足を地面にダンダンと踏みつけながらケンシンを指さし怒りをあらわにします。
ローゼス「キィィ!なんでそんなにレイピアへの対応が俊敏なんだ!その服にそのカタナ クサナギ桜国の出身だろう!こんな文化はないはずだ!」
その言葉を聞き呆れたように答えるケンシン。
ケンシン「そらお前国を出て武者修行してるんやから対応もできるわ、それに少し前にお前よりも強く邪悪な剣士と戦ってんねん あんま舐めんなや?」
ケンシンの返答を聞きローゼスが再びレイピアを構える。
ローゼス「ボクより強い相手ェ!?そんなのいるわけない!ギラギラに染め上げろ!【ヒュドラギュルム】!」
ケンシン「なんや?魔法かスキルが来るんか?」
ケンシンの予想と反しローゼスがまたも突撃してきたのです。
ケンシン「なんやバフ技かなんかをかけての突撃か?ほんならもう一回迎撃して返す!」
ケンシンが先ほど同様剣の腹でローゼスのレイピアを撥ね退けようとしたその時!
ぐにゅあ… まるで水のようにケンシンの刀をローゼスのレイピアがすり抜けたのです!
ケンシン「なんやそれぇ!クッ!」 ブシュッ!
なんとか回避したものの頬から鮮血が流れます。
ローゼス「ふっふっふ!どうだい?これがボクの最強の固有魔法 【銀操作魔法】さ!」
勝ち誇った顔でケンシンの前に仁王立ちするローゼス そのローゼスの装備している鎧やレイピアがまるで生きているかのように動き出します。
ローゼス「僕は銀を自由自在に操ることができるのさ!だから武器の軌道を変えるのは勿論、全力を出せば防御もオートで行えるんだよぉ!キラリ☆」
ケンシン「なるほどな、確かに強い魔法やな でもここでそのネタをばらすのはアホなんか?」
ローゼス「ふっふっふ まさか!ボクの魔法は知ってても対処は不可能さ!じゃあそろそろ終わりにしてあげるよ キラリ☆」
ケンシン「こんなところで終わるか!かかってこい!」
ケンシンが劣勢になった試合を観客席で心配そうに見るマノン
マノン「ケンシン大丈夫かな…」
スメラギ「大丈夫だろう 確かにあのローゼスの魔法は強い、でも前に戦ったクェルボ公爵のほうが強かった、それにケンシンにも何か考えがあるようだぜ?」
マノン「うん、でもどうやってあんなのを攻略するのかな?」
ロキ「それはね 自由に操れるあの銀をどう止めるかにかかってるんじゃないかな?」
マノン「それはそうだけど、どうやって止め…え?あーーーー!」
スメラギ「おいおいコイツは確か自称吟遊詩人の…」
マノン「ロキじゃないか!何でこんなところに?」
ロキ「なにやら面白そうな事になってるって噂を耳にしてね、来てみたらマノン君が見えたから隣に来たまでさ。」
マノン「それで ローゼスのあの魔法をどうやって対処するの?」
ロキ「それは…ケンシンが気付くまでのお楽しみだよ。」
マノン「えぇぇ!?」
次回ケンシンVSローゼス 決着!
では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。




