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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第十二話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

前回、七賢会の会議にて革新派のトリスが

軍事国家『ボルギア帝国』へ魔法兵器を売り渡すことで

ホルドーマの財政難を打開する気だと明らかになりました。

しかし穏健派のヴィリジアンとティオナ姫はボルギア帝国の

危険性を提示し断固反対の姿勢を見せました、その結果

次の会議までに各陣営がどちらのほうが良い政策なのかを

固めることで会議は落ち着いたのでした。

そしてロキの持ってきた噂 トリスが怪しげな者と繋がっているという情報は正しく

ボルギア帝国の諜報員を名乗る嘲弄ノ道化師も暗躍し始めたのでした。


今回のお話はヴィリジアン スカーレット ティオナ姫が会議に向かった直後の

マノン達のお話です。


魔法国家ホルドーマ 都市中央 智ノ議事塔1階待合室にて


スカーレット達を見送ったマノン達は待合室で座っていました。

するとケンシンが暇そうに欠伸をしつつ言葉を漏らします。


ケンシン「ふぁ~どんだけ待たなあかんのやろなこれ…」


アラン「ヴィリジアン様が言うには会議自体は1時間もかからないって話だったな。」


クローネ「退屈ですぅ それにスカーレットさんはへましてないんですかねぇ。」


マノン「スカーレットさんはしっかりした方です!心配ありません!」


スメラギ「姫さんやヴィリジアンは大丈夫だろうけどスカーレットはだいぶ緊張してたから心配ではあるな。」


会議に向かった3人の心配をしているとドビーが何かに気が付き皆に警告します。


ドビー「おいお前ら、大勢の足音がこっちに向かってくるぞ 気を付けろ…」

その言葉を聞き少し身構えながら扉を見るマノン達、すると

ドアが勢い良く開け放たれました!

そこには十数人の騎士を引き連れた派手派手なローゼスが立っていました。


ケンシン「お前はあの時の…」

ケンシンの言葉を遮るように騎士達が声を上げる。


周りの騎士達「ローゼス♪ローゼス♪我らがローゼス♪高貴なお方ァ~♪」

意味の分からない合唱が終わると同時にローゼスが話し始める。


ローゼス「この神聖な智ノ議事塔に不審な奴らが来たと部下から報告を受けて来てみたら、やっぱりあの時港でボク達にタテついたチミ達だったね!キラリ☆」


アラン「そうかコイツ確かこの国の騎士達のトップだったな。」


マノン「この前の復讐に来たのかな…」


スメラギ「十中八九そうだろうな…でも今回は。」


ローゼス「じゃ!今度こそチミ達を逮捕させて…」

そうローゼスが言い終わる前にアグリコが立ちはだかりました。


アグリコ「この方々はここに招待されています、何も問題はございません。」


ローゼス「なんだいチミ…ん?この感じ…もしかして!」

すこし慌てつつ部下に目配せをし魔道具のモノクルを付けるローゼス、すると明らかに態度が変わる。


ローゼス「いやぁ、もしやと思いましたが…魔力量を見るだけで分かる熟練の魔法使い様ですね!お近づきになれてうれしいです キラリ☆」


アグリコ「私はあまりうれしくありませんね、ではここは引いてもらえますか?」

そう言われてぐぬぬとなるローゼス しかしただでは引きません。


ローゼス「そう言われましても…そう!そこにいる奴らはボクの部下に剣を向けたんだ!それはただでは許されないよ キラリ☆」


騎士達「そうだそうだ!正々堂々と戦えばそんな奴ら!」

その声を聞きケンシンがニヤリと笑う。


ケンシン「なんやぁ?正々堂々と戦えばオレ達に勝てるって言うんか!ええで?勝負しよか。」

その一言を聞きアグリコとマノンが焦る。


アグリコ「ダメです ケンシン様 ここでもめ事を起こすのは…」


マノン「ダメだよケンシン!おとなしく待つって話だったでしょ!」

その静止も聞かずケンシンがさらに食って掛かる。


ケンシン「今すぐやるんか?オレはそれでもかまわんで?」


ローゼス「ハンッ!これだから粗野な田舎者は嫌いなのさ!ここじゃあ手狭だし…どうだい?ボクたちがよく使う剣闘場があるんだけどそこで決着つけようよ!キラリ☆」


ケンシン「しゃッ!乗ったで!ルールはどんなんや?」


ローゼス「3対3の団体戦でどうだい?ボカァ勿論対象でチミよ戦わせてもらうよボロキレボーイ!キラリ☆」

どんどんと話が決まっていきます。


アグリコ「ど…どうしましょう このままじゃあ…」


ケンシン「マノン!先鋒か中堅で出てくれへんか?」


マノン「えぇ!?ぼ…僕が!」

すると黙って話を聞いていたアランとドビーがマノンの肩に手を置きケンシンと話します。


アラン「その話俺達が出てもいいか?」


ドビー「これだけうざい事されて子供にまで手を上げる連中だ…俺もイライラしてたんだ。」


ケンシン「勿論やで!マノンよりは見劣りするけどな!」

その返答にゲンコツとケツキックをケンシンにおみまいするアランとドビー


ローゼス「ふっふっふ!それじゃあ決まりだね!チミ達が勝てばこれまでの事は不問にしてあげるよ!その代わりボク達が勝てば君たちの持ってる金品をぜぇんぶもらうよ!キラリ☆」


クローネ「完全に不利な条件ですぅ…」


アラン「構わない、完膚なきまでに負かしてやる!」


ドビー「スカーレットの師匠に言われたこと…試させてもらうぜ。」


ケンシン「不利なほうが燃える!ほないくで!」


マノン「だから揉め事起こすとまずいって~」


スメラギ「こうなっちまったらしかたないぜ…」

こうして智ノ議事塔を出たマノン達はローゼスに案内され剣闘場へと向かうのでした。


剣闘場

急遽決まった試合にもかかわらず客席は埋まり、観客が今か今かと試合を待っています。

すると司会者が拡音の魔道具で剣闘場全体に声を響かせます。


司会者「さて!今夜は急に決まった試合でしたが客入りは十分!みんなが気になっている今回の試合に出るツワモノ達はこいつらだァ!」


剣闘場の中心にケンシン アラン ドビー ローゼスとお供の騎士が2人入場します。


司会者「まずはこのお方ァ!ホルドーマロイヤルガードの隊長にして剣闘場の常連んんん!美しき魔法剣士!銀薔薇のローゼスゥゥゥ!…今回はお供を引き連れての出陣だァ!」


観客「ウォォォォォ!ローゼスッ!ローゼスッ!」


ローゼス「キラッ☆ キラッ☆ 今日もボクが勝っちゃうよォ!キラリ☆」


司会者「これに対する先鋒中堅はシャングリヤ王国の有名な冒険者ァ!ブライトスターのアラン&ドビーィィィ!」


アラン「もっと模擬戦的なものを予想してたんだが…なんでこんなに観客がいるんだ?」


ドビー「どんな状況でも変わりないだろ、目の前のあいつらを倒すだけだ…」


司会者「そしてローゼス様と対決する大将はァ!クサナギ桜国のサムライ!ケェェンシィィン!」


ケンシン「おらぁぁぁぁぁ!勝つのはオレやぁぁぁ!」


観客「おぉぉ!すげぇぞあの兄ちゃん!元気あるな!」


紹介が終わると司会者が淡々とるルールの説明を行います。


司会者「この剣闘場では死闘は禁止でございます!もし万が一のことがないように魔法で保護もしてあるのでご安心ください、武器や魔法、魔道具の使用も原則OKです、あまりにもな場合は審判が止めますのでご容赦ください。勝敗については審判が戦闘続行が不能だと判断した場合、自主的な降参そして気絶してしまった場合を負けとします。ではまずは先鋒の試合を始めましょう!」


ケンシン「吠え面さらすの楽しみにしとくで!成金派手野郎!」


ローゼス「ハンッ!それはこっちのセリフさ!せいぜい無様を晒すといいよボロキレボーイ!キラリ☆」


いがみ合う2人を見つつドビーがケンシンとアランに声をかける。


ドビー「最初は俺が行く…安心しろ勝ち星を奪ってくるぜ。」


ケンシン「ドビーやったらいけるわ!気張って来いよ!」


アラン「相手は騎士だ、お前の変幻自在な技で翻弄してやれ!」


客席にいるマノンとアグリコ クローネ


アグリコ「まずいですね…ティオナ姫様に何といえば…」


クローネ「絶対スカーレットさん起こりますよぉ…」


マノン「ははは…絶対そうだね、でもケンシンたちは負けないよ!」


こうしてスカーレット達の会議の裏でひと悶着起きているのでした。


次回 剣闘場での決戦!ローゼスの実力は如何に!?


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

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