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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第十話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

前回アイナ・ヴァーミリオンとの食事会を楽しんだ?マノン達。

アラン ドビー クローネは的確なアドバイスをアイナからもらい

欠点を補うことを誓うのでした、クローネ以外は。

そして遂に七賢会の会議がやってきたのでした。


魔法国家ホルドーマ 都市中央 智ノ議事塔前にて


マノン「すっごいたかいね…」

目の前の大きく高い塔を見上げてマノンが声を漏らす。


それに続きアランが疑問を呟く。


アラン「こんなにデカいと途中でぽっきり折れちまいそうだな…」


ケンシン「確かにやな そこら辺の壁に亀裂を入れたら倒れるんとちゃうんか?」


ドビー「何つう事考えてんだよ…」


アランとケンシンが話していると後ろからアグリコが説明しだします。


アグリコ「この塔は『智ノ議事塔』と言います、ホルドーマの技術の粋を集めて作られた建築物で大災害でも崩れないほどなんですよ。中は1階のロビー 2階の事務室等 そしてあとは3階にある最上階に向かう魔法陣と最上階の議会室だけなんです。」


クローネ「えぇ?これだけ高いのに階層は4階までなんですかぁ?」


アグリコ「そうなんです、3階の最奥にある魔法陣でしか議会室には行けないんです、さらにその魔法陣で上に向かう際魔封じの魔道具をくぐるので議会室では魔法が使えないんです。」


ケンシン「なんでそんなケッタイな魔道具置いてるんや?」

当然の疑問をアグリコにぶつけるケンシン するとアグリコの代わりにいつもに増して着飾ったティオナが答える。


ティオナ姫「議会室内での魔法による乱闘を防ぐためですよ。」


アラン「なるほどな、確かに国を代表する魔法使いたちが集まるんだ、殺し合いにならないようにするためか。」


マノン「そんなことが起きるとは あ…」


スメラギ「なるほどな スカーレットの師匠か…」

そう気づいたマノン達に議会に出るためにドレスで着飾ったスカーレットが答えます。


スカーレット「十中八九うちの師匠のせいでしょうね。」


アグリコ「そうですね、ただアイナ様だけの措置ではないですよ。もう1人革新派トップのトリス様も少し血の気の多い方で…」


会話がひと段落したところでティオナ姫がパンッと手をたたき話す。


ティオナ姫「では入りましょう!」


議事塔に入ったマノン達、中は豪華に装飾が施されており、そのロビーの真ん中に

緑色の礼装を着たヴィリジアンが手をひらひらとさせて待っていました。


ティオナ姫「すみませんヴィリジアン様 お待たせしてしまい申し訳ありません。」


ヴィリジアン「いえいえ大丈夫ですよ、議会までまだ時間もありますし。」

そう言うとヴィリジアンはスカーレットに目をやる、それに気づいたスカーレットが恥ずかしがる。


スカーレット「もうあんまり見ないでよ!似合ってないのはわかってるんだから!」

するとヴィリジアンが微笑みスカーレットを誉める。


ヴィリジアン「すごくきれいだよ スカーレット…小さかった君がここまで立派なレディになるなんてね。」 スカーレット「先生…!」

感動の雰囲気が流れる中ケンシンが笑いながら一言


ケンシン「馬子にも衣装やな…」

その言葉を聞きブチギるスカーレット!


スカーレット「アンタってやつはァ!」 ケンシン「ほらな!怒りはった!」


そしてスカーレットが落ち着くまでケンシンに平手打ちをした後


ヴィリジアン「じゃあ議会室に向かうとしようか マノン君たちは1階の待合室で待っているといい。」


マノン「わかりました!ティオナ姫様 スカーレットさん 頑張ってきてください!」


ティオナ姫「マノン様…!私頑張ってきますわ!」


スカーレット「頑張る事なんてないと思うけどね じゃあ行ってくるわ、アラン!ケンシンが変なことしないように見張ってなさいよ!」


アラン「了解だ…未然に防げたら防ぐ!」


マノン達と別れたティオナ姫 スカーレット ヴィリジアンは3階最奥の魔法陣の部屋に着く、そして魔法陣についてヴィリジアンが説明する。


ヴィリジアン「この魔法陣は七賢会議員の魔力でしか動かないんだ、他の者が動かそうとすると魔法牢に直送される仕掛け付きさ。」


ティオナ姫「流石最高機関の議会室に向かう仕掛け、万全ですわね。」


スカーレット「ねぇ先生、上まで上がったら魔法は使えなくなるんでしょ?じゃあ帰れないんじゃない?」


ヴィリジアン「いい質問だね、帰りは魔力を使わずに帰れる仕組みなんだ、作ったのはソロモ様だから私にも詳しいことは言えないけどね…さて準備完了だ 行くよ!」


魔法陣が起動し、まばゆい光が部屋を包む!

光が落ち着いてティオナ姫とスカーレットが目を開けると目の前には大きな扉がありました。

その扉をヴィリジアンが開きます。


中は円卓上になった机と中央に神聖な光をともした杖が入ったクリスタルがありました。

そして円卓には2人の魔法使いが既に着席していました。


ステラ「あら!スカーレットちゃんとティオナ姫様よくきたわね!」

1人は昼に合ったステラ・バーミン そしてもう1人も声をかけてくる。


ソロモ「ほっほっほ よく来てくださったのう ティオナ姫様。儂は七賢会の議長をさせてもらっておる『ソロモ・ウーゴス』じゃ。」


ティオナ姫「青穹『ソウキュウ』ソロモ・ウーゴス様 お初にお目にかかります、私はシャングリヤ国王の長女 ティオナ・シャングリヤと申します。今回は議会への参加をお許しくださりありがとうございます。」


ソロモ「ほっほっほ そんなにかしこまらなくてもいいんじゃぞ、こちらこそ儂等のごたごたに巻き込んでしまって申し訳ないのう、シャングリヤ王国も大変じゃったな。」

ティオナ姫とソロモが少し話す、そしてそのあとにスカーレットを見るソロモ。


ソロモ「君がスカーレットじゃな、いつもヴィリジアンが誉めておるからよく知っておるよ。」


スカーレット「あ ありがとうございます!」

緊張してたどたどしくなるスカーレット。


ヴィリジアン「ソロモ様に会えて少し緊張しているようです、私も昔はこうでしたよ 目の前に伝説の魔法使いがいるのですからね。」


ソロモ「伝説などではない 儂もまだまだ研鑽を積まねばいかんからのう ほっほっほ」


スカーレット「ソロモ様の魔法はすでに最高峰です!特に天候を操る魔法は凄いです!」


ソロモ「そう言ってくれると年甲斐もなく喜んでしまうわい 良き子じゃな ヴィリジアン」


ヴィリジアン「全くですよ そのうち私達を追い抜くかもしれないです。」


スカーレット「もう先生!ほめすぎよ!恥ずかしいじゃない!」


そして少し話していると扉の外から音が聞こえてきます、それを聞きヴィリジアンがスカーレットとティオナ姫に声をかけます。


ヴィリジアン「スカーレット ティオナ姫様 席に着きましょう。私の後ろの席に座ってください。」


ティオナ姫「わかりましたわ。」 スカーレット「わかったは先生。」


ヴィリジアン「すこしいやな気分になるかもしれないが我慢してくださいね…」

ヴィリジアンとスカーレット、ティオナ姫が席に着いたのを見計らったかのう様にドアが開きます。


トリス「ちょっと!アンタ達がトロトロしてるからぎりぎりの時間になっちゃったじゃないの!」


ティオナ姫「あのギラギラな女性が 黄光 『オウコウ』 トリス・メギドね。」


ロジェス「あの…えっと…す すみません…」


ラピズ「ふぁぁ~ 眠いなぁ 早く会議終わらせようよ…」


スカーレット「おどおどしてる女性が 紫霊『シレイ』 ロジェス・ステュラ 気だるげな男性が 藍玉『アイギョク』 ラピズ・タリスマンね。」


ツカツカとヒールの音を鳴らしながら自身の席に着くトリス、すると目線がティオナ姫とスカーレットをロックオンします。


トリス「あら、見慣れない顔がいるわね。そちらの綺麗なお嬢さんはシャングリヤ王国のお姫様ね、わざわざ!ワタシ達の国のことに首を突っ込んでくださって感謝するわ。」


棘しかない言葉を投げかけるトリス それに対してティオナ姫は嘲笑交じりで返す。


ティオナ姫「私の事を知っていただけているなんて光栄ですわ トリス様はお金やギラギラしたものにしか興味がないと思っていたので意外ですわ!」


空気感バチバチの2人、するとトリスが追撃のようにスカーレットにも言葉を放つ


トリス「そっちの娘は誰なの?本当に知らない顔ね 服に斬られてるみたいでこの場にはふさわしくないんじゃないかしらぁ?」


皆に褒められたドレスをけなされたスカーレットは激怒しそうになります、がここで自分が不用意な行動をするとヴィリジアン達に迷惑がかかると思いぐっと堪えます。

その雰囲気を察してヴィリジアンが反論します。


ヴィリジアン「トリス 君は貴金属やブランド服を集めるのが趣味なのに審美眼は鍛えられてないようだね、私の教え子はとてもかわいいよ。」

恥ずかしげもなく断言するヴィリジアン、その回答に少し気圧されるトリス。

さらにステラがスカーレットに加勢する。


ステラ「そうよ、こんなにかわいいドレスを着てるスカーレットちゃんに向かってひどいじゃないかい。すごく似合ってるわ かわいいわよ!」


トリス「ハァ?鬱陶しいわね!いつからここは子守の会場になったの?ロジェス!アンタもなんか言って…」

トリスの言葉が終わる前にソロモが発言する。


ソロモ「トリス そこまでじゃ 客人に向けての暴言が過ぎるぞ。」

静かにしかし怒りを感じれる言葉にむすっとしながら黙るトリス


ソロモ「さて すこし不穏な空気じゃが仕方あるまい、では会議を始めるかのう…」


次回 論争!革新派トリスの目的とは?


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

キャラ紹介


議長 青穹『ソウキュウ』ソロモ・ウーゴス

年齢??? 身長170㎝ 見た目 青みのかかった瞳 

白いひげが特徴の青いローブを纏った優し気なおじいさん

ジョブ 高等魔法使い スキル水魔法 天候操作魔法

魔法国家ホルドーマの最高権力機関「七賢会」の実質的なまとめ役

魔法の発展と国の安寧を重きに考える優しい老人 魔法のことになるとすこし興奮気味になる。

無理な革新をせずに時の流れに任せるべきだと考える革新否定派


黄光『オウコウ』トリス・メギト

年齢29才 身長157㎝ 見た目 金髪黄色目 赤いサングラスをかけてる 

全身に派手な金のアクセサリーをした派手な女性

ジョブ 高等魔法使い スキル 光魔法 錬金術

魔法国家ホルドーマの最高権力機関「七賢会」に属する魔法使い

主に財政関係を担当している気が強い若く派手な女性 自分に絶対的な自信がある

革新派のトップで穏健派を疎ましく思っている。


藍玉『アイギョク』ラピズ・タリスマン

年齢23歳 身長172㎝ 見た目 藍色の髪に黒みがかった青い瞳 

モノクルに藍色のベレー帽をかぶっている

服は星があしらわれたローブを着ている すこしマイペースな男性

ジョブ 高等魔法使い スキル 願石魔法 占星魔法

魔法国家ホルドーマの最高権力機関「七賢会」に属している魔法使い

主に占いでの国の未来を見る担当をしている マイペースで興味があるかないかで判断をする

彼の占星魔法は精度が高く近隣諸国の権力者が足を運ぶこともある。

奥の手に願いをかなえる意思を持っていると噂されるが真実は…

トリスに半ば無理やり革新派に入れられたが本人は何も考えておらず

流れに身を任せている。


紫霊『シレイ』ロジェス・ステュラ

年齢27歳 身長150㎝ 見た目黒い髪に紫の瞳 大きな魔女帽を被り少しだらしないローブを着ている

髪はすこし長くあまり手入れはされていない 引っ込み思案でいわゆる陰キャ

ジョブ 高等魔法使い スキル死霊魔法 闇魔法

魔法国家ホルドーマの最高権力機関「七賢会」に属している魔法使い

主に墓地管理や、国の地下通路や地下水道を管理している。

酷い引っ込み思案&ネガティブ前全開で人見知りも激しい、基本発言はせずひっそりとしている

墓地ではアンデットの発生抑制 発生したとしても使役し、地下道や地下水道に沸くモンスターなどを討伐している。ドモりすぎて会話が困難

トリスが怖く逆らえないので革新派に席を置く。



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