少年マノンと勇剣の英雄譚 第2章「~魔法~あなたの為に」第三話
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文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。
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前回 国王からティオナ姫の護衛で『魔法国家ホルドーマ』に向かうことになったマノン達
パーティ名をサンライトフレアから『ブライトスター』に変えた一行は
国王が用意した船に乗りホルドーマへと向かっていました。
シャングリヤ王国から出航して4日が過ぎました。
船上にて
スカーレット「ふんふんふん~♪」
スカーレットが機嫌よくしているのを見てケンシンが珍妙な顔をする。
ケンシン「自分の地元に戻れるのは確かにうれしいやろうけどあそこまで浮かれるもんかな?」
マノン「そりゃね 自分が育った場所に久々に帰省するわけだ死知り合いにも会えるからうれしいに決まってるよ!」
そう話す2人にドビーが近づいて小声で話しかける。
ドビー「ホルドーマに行くこと自体はスカーレット自身どうでもいいと思ってるはずだぞ。」
ケンシン「なんやそれ?どういうことなんや?」
ドビー「どうやらスカーレットは先生に会うのを楽しみにしてるらしいぞ。」
マノン「それってスカーレットさんの魔法の先生ってことですか?」
ドビー「いやちがうようだ、魔法を教えてくれた人の事は師匠と呼んでいるからな、スカーレットは昔孤児だったんだがそこから救って引き取ってくれた人が先生らしい。」
するとおもむろにスメラギがマノンに話しかける。
スメラギ「おいマノン ありゃ恋をする乙女の顔だぜ 俺はてっきりマノンの事をぶつぶつ…」
マノン「え?恋する乙女?」そう口に出してしまうマノン それを聞き納得するケンシン
ケンシン「恋する乙女か!確かにそう見えるわ いつも怪獣みたいやのにな!w」
ドビー「くくく…wちがいないなw」
ボガァ ケンシンとドビーの頭に拳が落ちる
ドビー&ケンシン「あっだぁぁぁ…」 頭を押さえてかがむ2人
スカーレット「ふん!くだらないこと言ってるんじゃないわよ!あんたもよマノン!」
マノン「いや!僕はなにも…」 スメラギ「これは確定じゃないか?」
すると船内から騒ぎを聞いてアランとアグリコそしてティオナ姫が出てくる。
アグリコ「皆さま何かありましたか?」
アラン「なんだ騒がしいな またもめてるのか?」
ケンシン「ちゃうねん スカーレットがうかれてて…」
スカーレット「アンタまだ殴られたりないの?」
拳を振り上げるスカーレット それを見て口を手で塞ぐケンシン
その時パンッと手をたたきティオナ姫が仲裁に入る
ティオナ姫「まぁまぁスカーレット様 私とお話をしましょう!女子トークってものをしてみたかったんですの!」
スカーレット「勿論ですティオナ姫様 あんまり話せるかわかりませんけど」
ティオナ姫「じゃあ決まりね!あっちで話しましょう、あと様付けはやめてほしいわ。ティオナ姫でもティオナでもいいのよ?」
スカーレット「えぇ…じゃあティオナ姫と呼ばせてもらいますね」
そう話すと2人はウキウキで海が見える甲板テラスに向かうのでした。
アラン「あまりスカーレットを刺激するんじゃないぞお前等 下手したらこの船が沈んでしまう。」
そうほくそ笑みながらマノン達に声をかけるアランにケンシンが問いを投げかける。
ケンシン「アランは知ってんのかいな?スカーレットの先生の話。」
アラン「俺もそこまで詳しくは知らないな 聞いたことがあるのは回復魔法を超えるすごい魔法を自分で開発した天才だってことだな。」
マノン「すごい方なんですね!」 スメラギ「魔法を開発か それが本当ならすごいぞ。」
ドビー「まぁ答えを知ろうにも女子トークを展開しに行ってしまってるからわからないな。」
ケンシン「そういやアラン クローネの具合はどうなんや?」
アラン「全然だめだ あそこまで船酔いすると思ってなかったよ。」
クローネは船に乗ってすぐに船酔いで体調を崩してダウンしていたのです。
アラン「まぁもうじきホルドーマに着くだろうし、少しの辛抱だな。」
その言葉を聞きマノンは海を見ながら思いを馳せます。
マノン「魔法国家ホルドーマか…どんな国なんだろうね!始めていくから楽しみだよ!」
スメラギ「冒険してるって感じがしていいな、今回は何事もないといいんだがな…今のフラグだったな…」
こうして船はホルドーマに向かって進んでいくのでした。
そしてシャングリヤ王国を出航して1週間が経ちようやく魔法国家ホルドーマに一行が到着しました。
マノン「ここが魔法国家ホルドーマ!」 スメラギ「こりゃすげぇな!」
ケンシン「ごっついわぁ…」
アラン「国土的なことを言えばシャングリヤ王国の三大都市と変わらないデカさだが…」
ドビー「それ以前の話だなこれは…」
マノン達の眼前に広がる魔法国家ホルドーマの見た目は、島の中心に雲にも届きそうな大きな塔が立っていて、そこを中心にいろいろな施設や住居が広がっており、塔のてっぺんから島全体に虹色のオーラが広がっている幻想的な場所でした。
そしてそこかしこで魔法を用いた色々なモノが目につきます。
荷物を載せて飛ぶ魔法のじゅうたんや、魔法で調理する飲食店、THE魔法具店のような店etc
一同が食い入るように見ているとスカーレットが前に出て話し出します。
スカーレット「よく来たわね!ここが私の出身地であり、世界最高峰の魔法技術が集まる魔法国家ホルドーマよ!私が案内してあげるからついてきなさい!」
とてもウキウキにはしゃぎながら先を急ぐスカーレットについて入国の手続きに向かうマノン達でした。
魔法国家ホルドーマ 入国管理所前にて
アグリコ「私が手続きを済ましてきますので少しお待ちを。」
ティオナ姫「私も共に行きます、私がいれば何かと早く済むでしょ?皆さんはここで待っててくださいね!」
そう言うとティオナ姫とアグリコが入国管理所に入っていきます。
ケンシン「結構人がおるんやな しかしほんまにごっついな どこもかしこも魔法魔法や。」
そうケンシンが関心していると顔色の悪いクローネが口を開きます。
クローネ「そんなことはどうでもいいですぅ…体調がわるいぃ…」
スカーレット「あーもう さっき吐いたのにまたぁ?こっちよ!」
スカーレットがクローネを連れてどこかに行ってしまいました。
アラン「なんか俺達だけになってしまったな…」
マノン「そうだね ティオナ姫様達もスカーレットさん達もそんなに時間はかからないだろうしここで待ってれば大丈夫だね。」
ドビー「あーー そのことなんだが…」
アラン「なんだよドビー…ん?おいケンシンはどこに行ったんだ?」
アランの一言でマノンもケンシンがいないのに気づく
ドビー「いや、スカーレット達が行った後にフラフラと…」
マノン「えぇぇ!まずいですよ!こんなところで迷子になんかなったら!」
アラン「そんな大きな迷子いてたまるか!それにドビーは何で止めないんだよ!」
ドビー「すまねぇ すぐ戻るだろうと思って目を離した隙に…」
アラン「お姫様達とスカーレット達が戻るまでに探し出さないと絶対面倒だぞ!」
マノン「すぐに探しましょう!」
スメラギ「あーーあ いきなりの面倒だな てか何でアイツそんなにうろうろするんだよ…」
4人がケンシンを探しに行こうとした瞬間、辺りに大きな声が響く
大声を出す男「おいおい!あっちでロイヤルガードとへんな男が喧嘩してるらしいぞ!」
その声を聞き一斉に顔を合わせるマノン達
アラン「絶対ケンシンじゃねぇか!」
マノン「見に行きましょう!」 スメラギ「やれやれ…先が思いやられるな。」
こうして魔法国家ホルドーマに着いたマノン達でしたがいきなりケンシンがやらかしてしまったようなのでした。
次回 キラン☆ 嫌味なロイヤルガード現る!
では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。
国紹介
魔法国家ホルドーマ
シャングリヤ王国と同盟を結んでいる魔法国家
王権制ではなく国の中の優秀な魔法使いによる議会制を導入している
魔法が地位に強くかかわる国なので魔法が使えない人が理不尽な目にあうこともしばしば。
今は国を新しく改革したい革新派と昔ながらを重んじる保守派での激しい論争が繰り広げられている。




