少年マノンと勇剣の英雄譚 第1章「動き出した陰謀」第二十話
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文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。
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前回都市中央の時計塔下広場にて
ケンシンとクェルボ公爵の戦闘が始まった。
クェルボ公爵は自身の武器を使わずケンシンをなめてかかっていたが、
ケンシンの技にて傷を負わされ激昂し力の一端を見せ始めるのでした。
時計塔広場
クェルボ公爵が自身の腰に差していた禍々しいレイピアを抜き構える。
それを見てケンシンが口を開く
ケンシン「なんやその禍々しい剣は…ただの剣やないな?」
クェルボ公爵「貴様なんぞに教えるわけないであろう!教えるより体験させてくれるわァ!」
そう言うとクェルボ公爵がケンシンめがけて爆発的に突進をする!
ケンシン「直線的するぎるんちゃうか!【桜竜一刀・割】!」
クェルボ公爵めがけてケンシンが上段の構えから刀を振り下ろす、しかし!
クェルボ公爵「舐めるなゴミが!クロウェル流足術【除烏半歩】…」
剣が当たる寸前クェルボ公爵が半歩逸れ、サイドを完全にとる!
ケンシン「まずい!これはぶった切られる!」覚悟するケンシンだが
シュパッ! クェルボ公爵の剣が腕にかする。
ケンシン「な…なんや?向こうも体制が悪かったん…ん?」
一旦距離を取るケンシンの目に異変が起きる!
ケンシン「なんやこれ!目が見えん…ほんまに真っ暗やこれはやばい!」
そう考えるのも束の間!クェルボ公爵は音もなく近づきケンシンの背中を激しく切り裂く!
ケンシン「グァッ!?…えげつない攻撃や…な!」
ケンシンが刀を振るう、しかしクェルボ公爵には当たらない。
クェルボ公爵「くかかか!愚か愚か!言ったであろう?楽には死なせぬと!」
ケンシン「…目が見えるようになった、その剣の力やな?恐らくやが、斬った相手の視界を数秒奪うってところか、効果が切れないと再付与は出来ん感じか。」
ケンシンの考えを聞きぎょっとするクェルボ公爵
クェルボ公爵「ほーう?貴様見た目にそぐわず中々賢いようだな、貴様の考え通りだ!
この剣は『暗翼ノ剣』!斬った相手に数秒盲目の効果を付与する剣である、体感5秒視界を奪えるのだ!5秒あれば貴様なんぞミンチにできるわ!」
ケンシン「でもそれは初撃に限るやろ?当たらんかったらええんやからな!」
その言葉を聞きクェルボ公爵が高らかに笑う。
クェルボ公爵「くかかかッ!貴様我の剣に1度も当たらぬ気か?…舐めるなよ!」
クェルボ公爵が素早い動きでケンシンの懐を侵略する!ところがケンシンはガードもしない。
クェルボ公爵「ボケが!我の動きに反応もできておらんではないか!チェリャァァ!」
またも剣はケンシンを掠める!一旦距離を取るクェルボ公爵。
ケンシン「ッ!また目が!」 暗翼ノ剣の効果が発動する。
それを見たクェルボ公爵がニヤリと笑う。
クェルボ公爵「くかか!こやつ本当に愚かである!遊んでやるのも一興だが、コレクターのように失敗しては敵わん!ここで殺す…クロウェル流剣術【ツイバミ】!」
クェルボ公爵の技がケンシンを穿つ!かに見えた、しかし!
ケンシン「ヒュ~っぶねぇ!」ケンシンはぎりぎりでクェルボ公爵の剣を避けていた!
そして反撃の逆袈裟斬りを跳ね上げる!
クェルボ公爵は何とかギリギリで回避する、そしてケンシンに付与された盲目効果が切れる。
ケンシン「お前の技を喰らわんって言ったのは煽るためや!まんまと乗ってくれたな!」
そう話すケンシンにクェルボ公爵がキレながら問いかける。
クェルボ公爵「貴様ァ!どういう手を使った!この我の暗翼ノ剣の効果は完全にかかっておった!なのになぜ我が必殺の剣をよけあまつさえ反撃何ぞできるのだ!」
それに対してケンシンは飄々と答える。
ケンシン「いや俺って気?みたいなもんを察知できるんだよ。お前の気は邪悪でデカすぎるから結構動きはわかるんだ。心眼ってやつだ、あとお前の部下のセツガが似たようなことしてたから応用が利くんや」
クェルボ公爵「ぬぁ!?そんなあやふやなもので我の技を避けたのか…」
ケンシン「っしゃ!ほんなら再開やな!」
するとクェルボ公爵の纏う雰囲気が変わる。
クェルボ公爵「認めてやろう、貴様は我の敵になりえる!ならばここで確実に葬ってやろう!我が最強のスキルでなァ!【幻惑現界】!」
クェルボ公爵が両手を広げる、それと同時に鈍色の光があたりを包む!
ケンシン「なんやいまのは…ん?」目を開けるケンシン
その場には先ほどまでいたはずのクェルボ公爵の姿はありませんでした。
ケンシン「まさか逃げの技か!まずいな、あいつ放置しておくんは害でしかない。急いで探さな!」
走り出そうとするケンシン、しかしその背後に誰かが立っている。
それに気づいたケンシンが刀を構え後ろを振り向き、驚愕する。
ケンシン「なッ!?は!? お…親父?」
ケンシンの目の前にはケンシンの父の姿がありました。
ケンシン「なんでや!親父はもうとっくの昔に死んで…」
するとケンシンの父が口を開きます。
ケンシンの父「お前のせいだ、お前のせいで私はぁ!」
ケンシン「ちゃう!俺のせいやない!あれは…」
ケンシンの父「お前が私を刺したのだ!殺したのだ!だから次は私がお前を殺す!」
ケンシンの父がケンシンの首に手をかけ締め上げる。
ケンシン「ぐぁぁぁ!やめてくれ!親父…」
ケンシンの父「死ね!死ね!死んで報いを受けろ!」
ケンシン「親父…すまん…俺が悪いんや…な…」
その光景を見ながら玉座にふんぞり返るクェルボ公爵が高笑いをする。
クェルボ公爵「くかかか!我の力はやはり最強である!比肩する者はおらんのだ!さてでは一思いにくびり殺してやろうかのう…そのまま首をへし折れい!」
ケンシンの父の手に一層力がこもる!
ケンシン「あかん…これはもう無理や、俺の人生ここまでやったんや…」
ケンシンの意識が途切れそうになった瞬間ケンシンの父が切り裂かれケンシンの背中に衝撃が走る!
ドカッ! ズザザー… ケンシンが倒れる。
クェルボ公爵「あぁん?誰だ我が最高のショーの邪魔をするムシケラはァ?」
ケンシンが顔を上げる、そこに立っていたのはマノンでした!
マノン「僕の名前はマノンだ!クェルボ公爵!お前を倒しに来たんだ!…ケンシン大丈夫?立てる?」
ケンシンがよろよろと立ち上がり先ほど自分がいた場所を見る、そこには土塊が崩れています。
ケンシン「マノン…俺はどないなってたんや?」
マノン「ケンシンはあの土人形に首を絞められてたんだ、僕が切ったら崩れたああなったんだ。」
そう話す2人を見てクェルボ公爵が声を荒げる!
クェルボ公爵「マァノォン?あの時のガキか!貴様ァよくも我の楽しい時間を奪ったな!万死に値するである!」
スメラギ「おいおい今さっきのを楽しんでやがったのか、完全に悪党だな。」
マノン「ケンシン!一緒にアイツを倒そう…どうしたの?大丈夫?」
マノンがケンシンを見ると手ががたがたと震えています。
ケンシン「俺は…もうあかん…こわい、親父が俺を…」
ケンシンが立ち尽くしてしまう。
クェルボ公爵「くかかか!そやつは腑抜けだ!目の前に敵がおっても戦えぬグズだ!ならば一思いに殺してや…」
そうクェルボ公爵が言い終わる前に、マノンがケンシンをの肩を持ち目線を合わせ話す。
マノン「ケンシン 僕には何があったかわからい…でも今はアイツをなんとかしないともっと多くの犠牲が出ちゃうんだ。」
ケンシン「でも…もうほんまにあかんねん。俺は…」
マノン「僕はケンシンの良いところをいっぱい知ってるよ それにケンシンがいないと多分アイツは倒せない、お願いだケンシン 一緒に戦って!」
ケンシン「マノン…なんやお前を見とると勇気が出てくるわ…せやな、俺らしくない!やったるで!」
スメラギ「マノンの気に当てられて不安が吹き飛んだようだな…全くマノンは凄い奴だな…しっかり成長してやがるぜ。」
そしてケンシンとマノンがクェルボ公爵に向き直る。
マノン「クェルボ公爵!お前を倒してこの騒動を終わらせる!」
クェルボ公爵「くかかか!大言壮語はやめておけ!ムシケラ共が、この我の覇道の邪魔をするでない!両方ともぶち殺してくれる!」
こうしてマノン&ケンシンVSクェルボ公爵の激闘が幕を開けたのでした。
では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。
キャラ紹介
クェルボ公爵
年齢20歳 身長176㎝ 見た目 素肌は一切出ておらず
大きな黒のシルクハットにペストマスク 黒の外套に黒の貴族服に身を包む
ジョブ 邪剣士 スキル【幻惑現界】 クロウェル流剣術 クロウェル流足術
クロウェル流剣術【ツイバミ】【烏閃】『ウセン』
クロウェル流足術【跳軽烏回】『チョウケイウカイ』【除烏半歩】『ジウハンポ』
経緯は不明だが異世界から転生して来たようで20年計画の準備に務めていた。
黒盗団を己の手足とし、果てしない悪事を行ってきた黒幕。
基本相手を舐めているが、害があると分かり次第残忍かつ徹底的に潰そうとする。
自身の力に絶対的な自信を持ち、選ばれし人間だと思っている、
思い通りに物事が進まないとキレる節がある。
愛剣のレイピア『暗翼ノ剣』は相手を傷つけた際に盲目の効果を付与する魔剣
目が見えない時間は5秒ほどで重複効果はない。




