少年マノンと勇剣の英雄譚 第1章「動き出した陰謀」第十九話
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文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。
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前回、スカーレットとミーシャの活躍により最後の幹部ハザークを撃破!
そして幹部が全員倒れたことを察したクェルボ公爵が自ら動こうとした時、
目の前にケンシンが現れ戦闘になったのでした。
場面は冒険者ギルド前
幹部のティンドールを撃破したマノンは他の冒険者達と黒翼師団の捕縛をしていました。
マノンがティンドールを倒したことで冒険者たちに大きな被害はありませんでした。
そんなマノンの冒険者カードが鳴ります、通信相手はスカーレットでした。
スカーレット「マノン無事?私達のほうは幹部のハザークを倒して何とか身動きを封じたわ!」
マノン「スカーレットさんすごいです!僕のほうも患部を1人倒しました!これからほかの場所に応援に行こうと思っていたんですが。」
スカーレット「ならケンシンのほうに行ってあげて、さっきクローネにも連絡したんだけど向こうも患部を無力化したようなの。でもケンシンと連絡が通じないの、私やアランは傷がひどいせいで少し遅れるけど絶対向かうわ!」
マノン「わかりました!ケンシンと合流しますね!」
そして通信を切るマノン
スメラギ「まぁ大丈夫だと思うがな ケンシンは俺から見ても結構強いほうだ。」
マノン「うん 僕もケンシンが負けたりはしないと思うよ。でも嫌な予感がするんだ…」
スメラギ「マノンがネガティブなこと言うなんてな、心配だな急ぐぞ!」
そしてマノンとスメラギは衛兵駐屯地に向かうのでした。
場面は変わり時計塔下広場
ケンシンとクェルボ公爵が対峙する、そして急にケンシンが話を始める
ケンシン「しかしお前本当にあのギルダーツなんか?変わりすぎとちゃう?」
と疑問を投げかける それに対してクェルボ公爵が笑いながら答える。
クェルボ公爵「くかかか!訝しむのもしかたあるまいて、こちらが素であるがな。我は正真正銘クロウェル家長男のギルダーツである!しかし我は前世の記憶を持っておってな!」
ケンシン「前世?生まれる前の記憶ってやつか?」
クェルボ公爵「ほう?存外話が分かる男だな、そのとおりである!我はこの世界とは別の世界に生きていったのだ!だがちぃとばかしヘマをしてのう、殺されてしまったのだ…だが死の間際!我の目の前にボスが現れ最強の能力を与えてもらいこの世界に転生したのだ!」
ケンシン「なるほどや、つまりお前より強いんのが1人は確実におるんやな!」
クェルボ公爵「着眼点が面白いな貴様…というか我を倒す気でおるのカァ?」
ケンシン「当たり前やろ!ここまで来て強そうだから敵いません降参です とはならんわ!」
クェルボ公爵「くかかか!真なる命知らずであるな!今一度貴様の名を聞いておこう。」
ケンシン「ケンシンや 家名は…気にしんとき!」
クェルボ公爵「よいだろうケンシン!我はクリミナル・クローバー最高幹部 クェルボ公爵である!」
ケンシンが刀を構える、がクェルボ公爵が剣を抜かない。
ケンシン「なんや?剣は使わんのかいな?」
クェルボ公爵「くかかか!我は雑魚を狩るときは全力を出さんのだ!貴様なんぞこれで充分である!」
そう言いながら衛兵の物とみられる剣を拾い上げ構える。
ケンシン「言うてくれるやんけ!行くでェ!【桜華乱舞】!」
ケンシンが爆発的な突進をし、刀の連撃を浴びせる!しかし、
キンッ!ギャリン!キィィン!
クェルボ公爵「くぁぁぁぁ なんぞこの暇な技はァ?」
クェルボ公爵は意に介さず欠伸をしつつ全てを打ち払う!
ケンシン「なっ!?まじかいな!」
驚くケンシンに反撃が飛ぶ!
クェルボ公爵「貴様のは剣術にあらず…クロウェル流剣術【ツイバミ】!」
クェルボ公爵の放った突きがケンシンのほほを割く!
ケンシン「ぐぉ!っぶねぇ!顔面に穴開けられるところやったわ!」
少し距離を取りケンシンが嬉しそうに声を上げる。
そしてすかさずクェルボ公爵に刀を振るう!
ケンシン「これならどうや…【霞桜】!」
片膝をつき体制をを低くしてから一気に間合いに飛び込み刀を横に切り抜く!
ケンシン「手ごたえありや…ッ!?」その一刀はクェルボ公爵をとらえていなかった!
クェルボ公爵「クロウェル流足術【チョウケイウカイ】!ギリギリまで誘い込んでから完全に避ける技だ!横っ腹ががら空きだぞ!まぬけめェ!【烏閃】!」
攻撃終わりの体制が悪いケンシンに、慈悲無く攻撃が飛ぶ!
ズシャ! なんとか体をねじり致命傷を避けるケンシンにクェルボ公爵が嘲笑する。
クェルボ公爵「貴様なんぞ我の敵ですらないわ、この路傍の石がァ!貴様の剣では我には届かぬ!おとなしく死を待てい、そのゴミのような流派と共に終わらせてくれるゥ!」
それを聞いたケンシンが怒りをあらわにする。
ケンシン「なんやて…俺の流派がゴミやと?」
クェルボ公爵「ゴミだ!この我にかすり傷すら与えられんではないか!使い手もゴミだが何より流派の技がゴミだ!くかかかかァ!」
ケンシン「許さんぞ…俺は滅多に怒らへんけどそれはあかん、望みとあらば斬ったろ!」
ケンシンが刀を鞘に納める、それを見てクェルボ公爵は察する
クェルボ公爵「ほう この世界にも居合があるのか、なるほどな我が飛び込んだ瞬間斬るつもりか…だが居合には弱点がある!」
そしてクェルボ公爵が構えをとるケンシンに突っ込む!
クェルボ公爵が間合いに入る瞬間!ケンシンが腕を大きく振るう!
ブォン!その刹那、クェルボ公爵が半歩後ろに下がる!
クェルボ公爵「居合の欠点は二撃目がないことだ!刀を振ってしまえばもう我を止めることはできぬ!これでしまいじゃ!クロウェル流剣術【ツイバ…」
そこでクェルボ公爵は驚愕する!なんとケンシンの刀はまだ鞘に納まっていたのです!
ケンシン「おたく、ずいぶん刀術に詳しいやん!おかげでブラフが通ったわ!竜桜刀術【居合・寒桜】」
ケンシンが今度こそ刀をすさまじい速度で抜く!
クェルボ公爵「バカなッ!?キェェ!」 ガキィン!
なんとか剣で防ぐクェルボ公爵しかし パキンッ!…ブシュッ
剣が折れ、肩から鮮血が舞う。
ケンシン「な?俺の流派の技もごっついやろ?」
ニカっと笑いながら声をかけるケンシン
クェルボ公爵はわなわなと震え叫ぶ!
クェルボ公爵「キェェェェェ!ムシケラがァ!この我に傷を!殺す!殺す!もう手加減はせぬ!【ドレイン・フェザー】!」
クェルボ公爵がマントに生えた黒い羽根を引き抜きケンシンに投げる!
ドスッ! ケンシン「ぐッ!?」
ケンシンに羽が刺さる、するとみるみるクェルボ公爵の方の傷が治っていく、
そしてケンシンの顔色が少し悪くなる。
ケンシン「なんや今の、まるで俺の生命力を吸って傷を治したみたいやったぞ…」
クェルボ公爵「貴様ァ!楽に死ねると思うなよ?ここから先はお遊びはぬぁしだ!『暗翼ノ剣』ィ!」
クェルボ公爵が腰に差しているレイピアを鞘から引き抜く。
真っ黒な刀身に金色の鳥の柄飾りの禍々しい剣を構える。
ケンシン「やばいなこれ、ハードになるで…」
クェルボ公爵「さぁ!惨殺ショーの始まりである!」
一方そのころ衛兵駐屯地にて
マノンは衛兵駐屯地に着いたですがケンシンの姿はすでになく、衛兵達に聞いてみるとどうやらケンシンは中央の時計塔下広場に向かったようだと知って向かうのでした。
マノン「嫌な予感がする…早くいかないと!ケンシン無事でいてくれ!」
次回クェルボ公爵本領発揮!
では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。
キャラ紹介
クェルボ公爵
年齢20歳 身長176㎝ 見た目 素肌は一切出ておらず
大きな黒のシルクハットにペストマスク 黒の外套に黒の貴族服に身を包む
ジョブ 邪剣士 スキル??? クロウェル流剣術 クロウェル流足術
クロウェル流剣術【ツイバミ】【烏閃】クロウェル流足術【チョウケイウカイ】
経緯は不明だが異世界から転生して来たようで20年計画の準備に務めていた。
黒盗団を己の手足とし、果てしない悪事を行ってきた黒幕。
基本相手を舐めているが、害があると分かり次第残忍かつ徹底的に潰そうとする。
自身の力に絶対的な自信を持ち、選ばれし人間だと思っている、
思い通りに物事が進まないとキレる節がある。
愛剣のレイピアは『暗翼ノ剣』




