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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第1章「動き出した陰謀」第十六話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

前回、アラン ドビー クローネの活躍により黒翼師団 幹部ヒグオカを撃破!

アランは新たなスキルと技を習得したのでした、しかし傷が酷すぎて動けません。

残る幹部は後2人

そして時は少しさかのぼり衛兵駐屯地にて


衛兵駐屯地

死屍累々の中、ケンシンとセツガが対峙する。


セツガ「まさか仕留めそこなった獲物が自ら狩られに来るとはな…熱いぜ。」


ケンシン「そらこっちにセリフやわ!あの時はよくもしっぽ巻いて逃げたな!卑怯もんの臆病もんかとお持っとったぞ!」


そして2人とも笑いだす、しかしどちらも目は笑っていない。


セツガ「はっはっは…」ケンシン「ハッハッハ!」


ジャキーン!笑いあう刹那ケンシンの刀とセツガのダブルナイフがぶつかり合う!

鍔迫り合いをしつつ会話する2人


ケンシン「やるやんけ!よう止めたな…小細工は使わんでええんか?」


セツガ「小細工なんかはなから使ってねぇ…それに手数は無限だぜ?」


セツガがそう言うと両手のナイフで刀をはじき、コートのポケットに手を入れる!

ギュイーンと響く装置の音!すぐさまバックステップするケンシン!


セツガ「さっさと仕事は終わらせる…【インビジブル・エイトワインダー】!」


ケンシン「悪いがもう同じ技は喰らわんぞ!」そう言い目を閉じるケンシン


セツガ「おいおい…死ぬ前のお祈りか?さむいぜ!」


ケンシン「感じるんや…圧倒的な殺意を、目で見ても意味ない心で見るんや!」

セツガの技がケンシンに食らいつく刹那!ケンシンが目をカッと開き剣を振る!


ケンシン「見えたで!【桜華乱舞】!」降り終えると刀に鉄線が絡まっています。


セツガ「チッ…さみぃぜ、もうこの手は通じねぇか。」

セツガがそう言うと腰に手を回す、ガシャン!と腰につけていた装置が落ちる。


セツガ「小細工は無しでやってやる。」両手にナイフを構えるセツガ


ケンシン「ほんまか?お前まだなんか隠してるやろ!」


返事をせず突っ込むセツガ!迎撃の体制をとるケンシン!


セツガがケンシンの懐に入る寸前にナイフを顔めがけて投げる!

ケンシンはそれを寸前の所で弾く!しかしその間にセツガがもう1本のナイフを振り上げる!

半歩下がり最低限の動きで避けるケンシン!避けられて体制を崩したセツガだが地面を蹴り、ナイフを持っていない手でケンシンの肩を押し距離を取る。


ケンシン「やるやんけ!そこまで動けんのになんで透明化なんて小細工使うんや!」


セツガ「ハッ…全力を出すと寒く見えるだろ?それにもう終わりだよお前…」

力なく呟きセツガがナイフを3本投げる!

それをケンシンが弾き飛ばす


ケンシン「ここにきてナイフ投擲か…ん?前にも!」

ケンシンが何かに気づき後ろを振り返る、すると弾いたはずのナイフがケンシンめがけて飛んできている


ケンシン「まじか!気づいてよかったわ!」ナイフを避けるケンシン

しかしナイフが咆哮を変えまたケンシンに向かってきます!


ケンシン「なんやとォ!?ナイフが勝手に向かってきてるやんけ!」


咄嗟に建物の影に隠れるケンシン ナイフは建物の壁に突き刺さる。


ケンシン「どないなってるんやこれは…そういや前も背後からのナイフでえらい傷つけられたな…なんか小細工してんのは確かなんや、奴の手札は透明化…ほんならいっちょ体張るか!」


そして建物の陰から出るケンシン。


セツガ「隠れ続けるなんてさみぃ事はしなかったんだな…まぁどうせ考えなしか、終わらせる!」


セツガがナイフを5本一気に投げる!

それを見たケンシンが自身の愛刀を握る!手のひらから荷があふれる、それをナイフめがけて投げた!


パシャ!ぽたぽた…


ケンシン「なるほどなァ!」虚空に刀を振りぬくケンシン!

ヒュッ!…カランカラン… すると投げたナイフがケンシンの目の前で地面に落ちる。


セツガ「チッ…だりぃなお前…」 


ケンシン「なるほどやで どうりでナイフが俺を逃さんわけや!俺の体に透明な極細の鉄線をくっつけてそれにナイフを引っ付けて投げてやがったんだな!レールみたいにオレの体に一直線ってことや!」


得意げにセツガを見てどや顔をするケンシン


セツガ「だりぃだりぃ…でも熱いじゃねぇかお前!見せてやる クェルボ公爵様からもらった能力をよぉ!【夜烏の帳】!」


セツガがそう唱えると、薄黒いオーロラのようなものが付近の空間に充満する。


ケンシン「なんやこれ!毒ガスか!?」咄嗟に口と鼻を抑えるケンシン。


セツガ「そんなもんじゃねぇ…まぁ種も明かさねぇがな。」

そういうとセツガが空間に溶け込むように消える。


ケンシン「なっ!?消えよった!生物は消せんって話じゃないんか!」

セツガを探すケンシン、次の瞬間背中が激しく裂ける!


ケンシン「グァッ!?斬られた!透明化?いやちゃうな、空間自体に作用して自分を見えんようにしてるとかか?」

その言葉に反応して虚空からセツガの声が聞こえる。


セツガ「野生の勘で俺の能力を当てるとはな…熱いぜお前。だがこれでお前はもう俺を捉えることは出来ねぇぜ…すぐに冷たくしてやる。」


ケンシンがむやみやたらに刀を振るう!しかし刀がセツガを捉えることはない!

そしてセツガの攻撃はケンシンの体を削っていく!


セツガ「フッ…その無様な格好さむすぎるぜ!」

虚空からセツガの嘲笑がこだまする。


ケンシン「こら本格的にまずいな…どないすればええんや 斬られすぎて血が足らん。」


セツガ「前は仕留めそこなったからな、今回はしっかりとどめを刺してやる!」

その言葉を聞いたケンシンが何かをひらめく!


ケンシン「ええこと言うやんけェ…さしずめ仕事人やな!」


最後の力を振り絞り建物の壁に背を当て刀で体の正中線を隠す形で構えるケンシン


セツガ「おいおい 背後からの攻撃がなけりゃしのげるとでも?…考えが寒いんだよ!」


セツガの攻撃が激化する!ケンシンは致命傷を避けるようにガードをするが鮮血が舞い散る。


ケンシン「クッ…」耐えるケンシン 


セツガ「血もだいぶ流して寒くなってきたんじゃねぇか?仲間の助けか能力の効果切れを狙ってるんだろうがどっちも確実にないんだよ!」


セツガがナイフを振るう刀が弾かれそれがケンシンの胸を激しく切り裂く!


ケンシン「グハッ!」吐血するケンシン そして体のバランスを崩し前のめりに倒れそうになる。


セツガ「ついに終わりだ!その首かっ切ってやる!冷たくなれよ!」


倒れそうになりながら下を向くケンシン、その目は地面に広がる自分の血を見ていた。

そして自分の正面後に足跡がついた瞬間!


倒れかけだった前傾姿勢から全存在を賭けた踏み込み!


セツガがそれに気づく!しかし止まれない!


セツガ「もう死にかけだろうが!何もできねぇ!終わりだ!」


セツガがナイフをケンシンに突き立てようとする、その前にケンシンが動く!


ケンシン「俺が終わりかけたらお前は俺を確実に仕留めるために、首を狙うと思ってたで!正面のこの距離に来てくれるのを待ってたんや!ハァァ【連撃・桜吹雪】!」


ケンシンがすさまじい速度でセツガに斬り込む!


セツガ「バカなッ!?こいつのどこにそんな力が!だがナイフで受け、いなしてそれで終わらせる!」

セツガが両手のナイフで受けにかかる!しかし

ガキィィン! 両手のナイフが弾かれる!


セツガ「なっ!?」 ケンシン「逃がすかぁ!」


ケンシンの技は横殴りの桜吹雪のようにセツガを巻き込み続け吹き抜けた!

そしてぼろぼろになりながら壁に叩きつけられるセツガ。


セツガ「ガッハァ!?ま…じか 俺が… 熱すぎるぜ。」 ドサッ…


ケンシン「よっしゃぁぁぁ!勝ったでぇ!!!…っとと、ヤバいなこのままじゃ動けん。」

そう言いつつセツガを見つめるケンシン


ケンシン「こいつやったら上等な回復役でももってるやろ…どれどれ? お!あるやんけ!貰っとくで!」


こうして衛兵駐屯地での決戦 ケンシンVSセツガ ケンシンの勝利!


次回 スカーレット&ミーシャVSハザーク!


では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。

キャラ紹介


ケンシン

年齢18歳 身長180㎝ 黒髪黒目 和服を着ている

ジョブ 侍 スキル 刀術 心眼 竜桜刀術 技【桜華乱舞】 【【連撃・桜吹雪】】

シャングリヤ王国よりも西に位置する島国「クサナギ桜国」の出身 

大阪弁のような訛りで喋る 無鉄砲な男気溢れる性格

毎回危ない橋を渡るが本人は相手の攻撃を受けて成長すると考えているふしがある



透豹「トウヒョウ」のセツガ

年齢22歳 身長173㎝ 見た目 白髪蒼眼の青年 いつでも厚手のコートを着ている

ジョブ アサシン スキル 透明化 鉄糸操作 隠密 

性格は慎重で基本的にクールだが兄のことになると少しポンコツになる 口癖は「さみぃ さむい」

クェルボ公爵より力を分け与えられ自由自在に姿を隠す能力【夜烏の帳】を手に入れたセツガ

【夜烏の帳】は自身の付近の空間に薄黒いオーロラのようなものを展開し、その空間にいる自分の姿を風景に同化させて相手に視認させなくする能力。しかし足跡や気配などは完全に消せるわけではない。

ケンシンにそこを気付かれ無理やりな攻略法で突破され敗北した。

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