少年マノンと勇剣の英雄譚 第1章「動き出した陰謀」第十一話
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文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。
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前回黒盗団幹部セツガと激しい戦闘を行ったマノンとケンシン
ギリギリのところで増援が来てセツガは退却、その後宿で治療をしてもらったのでした。
そしてマノン達はミーシャの頼みでクロウェル公爵が黒盗団のトップかどうかを確認するべく、
公爵邸に向かっているのでした。
クロウェル公爵邸前
マノン達はミーシャに連れられ門の前に居た。
ミーシャ「あたしが帰ってきたわ!門を開けて頂戴!」
門番「こ!これはミーシャお嬢様!2日もどこに行っておられたのですか!それになぜこの者たちを引き連れているのですか?」
ミーシャ「そんなことはどうでもいいの!早く開けて!」
門番「しかし…これだけの人数を入れるなら旦那様の許可が。」
ミーシャ「お父様には言わなくていいの!早く開けるのよ!」
門番とミーシャが言い合いをしているとギルダーツが走ってやってくる。
ギルダーツ「ミーシャ!どこに言ってたんだ!すごく心配したよ!」
そう言うとギルダーツは門番に向けて言葉を放つ。
ギルダーツ「門を開けてください、皆さんにも入ってもらってかまいません。妹を見つけてくださった方々ですから構いません!」
門番「ハッ!開門せよ!」 ギィーーー
ギルダーツ「それでミーシャどうしたんだい?」
ミーシャ「兄さま話は後なの、お父様の所に行かないといけないのよ。」
ギルダーツ「父上の所の?なんでなんだい?」
アラン「それは俺から話を…」 そしてアランはあったことと自分たちの考えをギルダーツに伝えた。
ギルダーツ「なるほどたしかにそれが本当ならまずいですね…ついてきてください!」
そしてマノン達はギルダーツに連れられてクロウェル公爵の執務室に着きドアを開ける。
ギルダーツ「父上!お話がございます!」
しかし室内には人影はありません。
ギルダーツ「おかしい…いつもこの時間なら執務室にいるはずなのに。」
ドビー「おい あそこ あの本棚少しずれてないか?」
ドビーが見つけた場所に目をやると少し本棚がずれそこから風がかすかに流れています。
アラン「どかしてみるか…ウォォォ!」 ズズズズ…
本棚を動かすとその後ろに通路が現れました。
ミーシャ「こんなものが…」 ギルダーツ「こんな通路があるのなんて初めて知った…」
ドビー「スンスン…ヤバそうな臭いがする、ミーシャ様はここにいたほうがいい。」
アラン「わかった、ミーシャ様はここでお待ちください俺達で見てきます。」
ギルダーツ「僕はいきます もしも父上がこの先にいるなら話を聞かないと…」
マノン「任せてください!ギルダーツさんは僕達が守ります!」
ギルダーツ「心強いです!では僕は一番後ろからついて行きますね汗」
そして見つけた怪しい通路にマノン達は入るのでした。
隠し通路は真っ暗で少し湿った空気が漂う不気味な空間でした、
マノン「こ…こわいね。」 ケンシン「こんなもんどうってこと…ワッ!首に冷たいもんが!」
スカーレット「騒がないでよ!こっちもびっくりするじゃない!」
すると前を進んでいたドビーとアランが立ち止まります。
ケンシン「どないしたんや?足すくんでもたんか?」
アラン「ちげぇよ 見てみろ。」
その先には下に続く螺旋階段がありました。
ドビー「この下からかなりヤバいにおいがするな…覚悟して進むぞ」
ギルダーツ「ひぃぃぃん 上に残るんでした…」
こうしてマノン達は地下に続く階段を下りていきます、
そして地下につくと目の前に大きな鉄扉が姿を現しました。
アラン「こりゃでかいな ドビー ケンシン 手伝ってくれ。」
ドビー「了解。」ケンシン「よっしゃ任しとき!」
3人がかりで鉄扉を開けた次の瞬間全員が驚愕しました。
そこにはおびただしい数の人間のような骨や他の生物の骨が捨てられていたのです。
そしてその少し奥には水槽のようなものがあり異常変貌したモンスターや、
頭が鳥のようになっている人間のような生物が浮かんでいました。
スカーレット「これは最悪ね…完全に外法の生物実験ね…」
マノン「こ…こんなことをして何の意味が。」ケンシン「むごいことするな…」
ドビー「見る限り、数百の生物をいじり殺してるようだな、ここまですると化け物だな。」
クローネ「き…気持ち悪いですわぁ、あ!あんなところに扉がありますわぁ。」
クローネが見つけた扉の前に忍び寄るマノン達、そして勢いよく扉をぶち破る!
ドガッ!ギィィィ… そこには机があり、背を向け座るクロウェル公爵の姿が!
アラン「クロウェル公爵!おとなしくしてもらおう!」
スカーレット「逃がさないわよ!いつでも魔法は撃てるんだから!」
しかしクロウェル公爵からの反応はありません…
その時椅子がキィィと音を立てクロウェル公爵が椅子から落ちたのです!
アラン「な!?」 スカーレット「何!どうなってるの?クローネ診てあげて!」
クローネ「あぁんもう最近扱い雑いですよぉ!」 ケンシン「こらどないこっちゃ!」
皆がバタバタしている中ドビーが何かを感じ取る!
マノン「これは一体どういうこ…」 ドビー「マノン!どけぇ!!!」
ドカッ! ヒィィン ブシャァァァ! ドビーの背中から鮮血が舞う!
ドビー「グハッ…」 ズサァ… マノン「ド!ドビーさん!なにが?…え!?」
そこには剣を抜き、立ち尽くすギルダーツの姿が!
すぐにクロウェル公爵の近くにいたアラン スカーレット ケンシンがマノンのもとに戻り臨戦態勢でギルダーツに言葉を投げかける。
スカーレット「ギルダーツ様!何をしているの!返答しだいで…!」
ケンシン「せやでギルダーツの兄ちゃん、手が滑ったとでもいうんか?」
その問いにギルダーツが口を開く。
ギルダーツ「はぁ…まさかあのタイミングでマノン君にめがけて放った攻撃を防ぐなんてね。ドビーさんはスピードだけなら一流ですね。」
アラン「テメェ!何言ってやがる!説明しやがれギルダーツ!」
ギルダーツ「ふふふ…くかかかかか!うるさいのうゴミムシがァ!」
ギルダーツの口調が変わると同時、刺すような殺気が付近を支配する。
ギルダーツ「チィ!まさかここまで早く嗅ぎ付けてくるとはのう!やはりあの時話を聞かれたのがまずかったか!セツガのやつ、後で叱らねばならんのう!くかか!」
マノン「お前は一体誰なんだ!」 ケンシン「ギルダーツのにせもんか!」
ギルダーツ「これだから低俗なムシケラと話すのは嫌なのだ!我は生まれたときよりギルダーツ・クロウェルであるぞ?まぁそれはそこに転がる凡愚の名付けたくだらん名前であるがな!」
そう言うとギルダーツの体から黒い羽根がまき散らされ視界が晴れるとそこには、大きく黒いシルクハットに黒い鳥のような仮面、黒い羽根が無数に生えたマントを身に着けた者が立っていた!
クェルボ公爵「我が名は『クェルボ』!『クェルボ公爵』である!ひれ伏せムシケラ共ォ!」
マノン「クェルボ…公爵?」 スカーレット「アンタ公爵の息子じゃない!」
クェルボ公爵「ハッ!そこにおるのは武の才を持ちながら成り上がろうとせんかったゴミである!そんな者に公爵の称号は似合わぬ!この我が継いでやったのだ感謝するがいい!」
そう話しているうちにクローネに治療されたドビーが立ち上がり言葉を発する。
ドビー「お前は…お前は何者なんだ?気配が人間のそれじゃないぞ…」
クェルボ公爵「ほう?くかかかか!なんぞ貴様 思ったより優秀だな!その通り、この我は生まれは確かに人間であった。しかし!色々な研究をし生物として人間とは違うステージに成ったのだ!しかしこの20年本当に退屈であったわ!ゴミムシに媚びへつらい、準備を続けてきたのだ!ついに我の計画が実行に移されるのだ!我の転生の集大成だァ!」
スメラギ「転生だと!?あいつまさか!」
スカーレット「アンタなんかに好きにさせるわけないでしょ!」
ケンシン「そらそうやわな!この人数差やったら押し切れるか?」
アラン「どっちにせよ 逃がすわけにはいかねぇ!」
クェルボ公爵「くかかか!ここで貴様等をズタズタのぼろぼろにするのも一興だが、我には計画があるのでな!貴様等ムシケラの相手はしておれんのだ!」
そう言うとクェルボ公爵ははめている指輪を掲げた。
スカーレット「あれは転移系のアイテム!まずいわ!止めないと…」
クェルボ公爵「気づくのが遅いわ!無能が!【転翼の指輪】起動!」
するとクェルボ公爵の体が青白く発光し、そのままどこかに転移してしまったのでした。
ケンシン「あんなヤバいのが野放しになったのはまずいで!」
スカーレット「「すぐに追うわよ!」
アラン「そうだな クローネ お前はクロウェル公爵の治癒をしてそのあとミーシャ様と合流してくれ」
クローネ「わかりましたわぁ!」
マノン「皆さん!行きましょう!」
スメラギ「あいつさっき転生って言っていた…もしや俺と同じ…」
こうして本性をあらわにしたギルダーツ改めクェルボ公爵!
奴の計画とは一体…それは次回のお話で明らかになるのです。
それではまた次回のお話でお会いしましょう。
キャラ紹介
クリミナル・クローバー最高幹部
クロウ
ギルダーツ・クロウェル→クェルボ公爵
年齢20歳 身長176㎝ 見た目 素肌は一切出ておらず
大きな黒のシルクハットにペストマスク 黒の外套に黒の貴族服に身を包む
ジョブ 邪剣士 スキル??? クロウェル流剣術
性格は傲慢で強欲。自分以外の人は自分の踏み台だと思っている。
経緯は不明だが異世界から転生して来たようで20年計画の準備に務めていた。
黒盗団を己の手足とし、果てしない悪事を行ってきた黒幕。
声が大きい。




