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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第1章「動き出した陰謀」第十話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

前回黒盗団幹部ハザークと公爵と呼ばれる者の会話を聞いてしまったマノン達、

すぐに追っ手のセツガがマノンとミーシャを襲う!

ミーシャを逃がすためにセツガと激突するマノン!

しかしセツガのスキルの前に為す術無く倒れてしまう、これからどうなるのか。


裏路地にて

セツガの度重なる攻撃を受けたマノンは、出血がひどくその場に倒れてしまった。


スメラギ「おいマノン!マノン!起きろ!」 マノン「……」


セツガ「さてと、冷たくなったようだがこのガキは確かボスが邪魔だって言ってたしな。確実に殺すか、ミスってキレられるのもさみぃしな。」

そういうとセツガはナイフを倒れるマノンに向かって投げた、しかし

ガキィィン!と音を鳴らしナイフが跳ね飛ばされる。


セツガ「あぁ?なんだお前…これ以上の邪魔は寒すぎるぜ。」


ケンシン「俺の名前はケンシン!俺のダチによくも酷いことしてくれたな!ここからは俺が相手やで」


スメラギ「ケンシン!?なんでこんなところに!だが助かった!」


セツガ「さっむ。とりあえずお前がそこのガキの仲間ってことはわかった、だがどうしてこの場所に来れた?」


ケンシン「そら簡単な話や!俺はクロウェル公爵の娘さん探しとったんやが、偶然女の子が襲われてる場所に遭遇してな。で助けた女の子がその公爵の娘さんやったんや!話聞いてこの場は俺に任せてもらって今助けを呼びに行ってるわ!安心してお縄につくんや!」


セツガ「チッ…時間かけすぎたか、それにあの娘を助けただと?」


ケンシン「おう 5人ほど変なのがいたんやけど、一蹴してやった!」


セツガ「勘弁してくれよ…兄貴寒い奴送り込んじまったんだな。まぁいいか」

そういうとセツガがコートのポケットに両手を突っ込む、次の瞬間!

ブシュゥゥ! ケンシンから鮮血が舞う!

しかしケンシンは狼狽えることなくセツガを見つめていた。


セツガ「なんだお前、痛覚がないのか?さむい奴はこれでのたうち回るんだがな…」


ケンシン「どんな相手でも攻撃をする瞬間を見とりゃどんなことしてるか大体わかるんや!お前の攻撃方法は背中からやな?」


セツガ「ッ!?なんだと?適当言ってるんじゃねぇぞ!」


そう言うとまたセツガがポケットに手を突っ込む!それと同時にケンシンが爆発的な突撃を見せる!


セツガ「ズタズタになれよ!」


ケンシン「もう当たってやらん!竜桜刀術!【桜華乱舞】!」


ケンシンが刀を竜巻のように振り回す!すると ジギィィ! と何かがきしむ音がする


ケンシン「なるほどなこれが見えない攻撃の正体か!」

そう言うケンシンの刀に鉤づめの付いた4つの鉄線が絡まっており、張った鉄線のせいでセツガのコートの背中がめくりあがって、腰のウィンチの付いた装置があらわになっていた!


ケンシン「その厚手の服はその大仰なモンを隠すためやったんやな。ポケットに手を突っ込んでその装置を動かしてたそれが種明かしや!」


セツガ「チッ!こんな意味の分かんねぇ田舎者にバレるとは、もういいお前だけは殺す…」

セツガがコートを脱ぎ捨てて、臨戦態勢をとる、ケンシンはそれに対して正眼に構える。


セツガが腰に手を回しつつ懐を取りに行く!


セツガ「4本が本気と思うなよ…【インビジブル・ワインダー】」

キュルル と音を立て背中の装置が動き出す!


ケンシン「目で見るんは意味がない、耳で感じるんや!風を切る音、かすかな軋み音を!」


ヒュン…ヒュン…!

かすかな音を聞き捉えたケンシンが刀を峰に持ち替える。


ケンシン「そら来た!竜桜刀術!【竜桜石穿】!」

峰を向けた刀で石畳を穿ちばら撒く!


キンッ!ガッ!カランカラン…


セツガ「チッ!迎撃された…面倒な奴だ、なら…」


セツガが今度は両手を広げた状態で突進する!


ケンシン「…音は何も聞こえん、腰のモンが稼働してもおらん。直接攻撃か!」


ケンシンが迎撃の横なぎを放つ!しかし寸前のところでセツガが回避し、ケンシンの肩に手をつき押しのけ反対方向に着地する。


ケンシン「なんや おたく曲芸師やったんか!今のは絶好の攻撃タイミングやったやろ?」


セツガ「すこしは熱くさせてくれる奴かと思ったが…所詮はさみぃな」

そう言うとセツガはコートを拾い上げ着る、そして内側に入れていたであろうナイフを複数取り出す。


ケンシン「今度はナイフで戦うんか!来いや!」


セツガ「さみぃさみぃ…お前はもう負けてるんだよ。」

セツガが3つのナイフを同時に投げる!透明にもなっていないそれをケンシンは容易に払いのける!

キィン!キンッ!キィィン!


ケンシン「これじゃ俺には通らんで!今度は俺が突っ込む番や!」


ケンシンが爆発的な突進を見せる!しかし ドス!ドス!ドス!


ケンシン「グハッ!な…なんやこれ…」


ケンシンの背中に先ほど払いのけたナイフが3本とも突き刺さっていたのです!

よろめきつつ踏ん張るケンシンにセツガが追撃をする、


セツガ「言っただろ?お前はもう負けてるんだよ【インビジブル・エイトワインダー】」


ケンシン「こらまずい…ダメージのせいで感覚が!」

ブシュ!ブシュ!ズシャァ! 8本の透明な鉄線が襲いケンシンが血に染まる。


セツガ「もう終わりだ…冷たくなりな。」

そう言うとセツガがケンシンに近づく…しかし!


ケンシン「ははははは!ええぞ!何をされたかわからんが、これが戦闘や!来いやァァ!!!」


血まみれのケンシンは甚大なダメージにもかかわらず、繊維を失わず狂気じみた顔でセツガを睨む。

それにセツガが怯み手を止めます。その時!


ドビー「こっちだ!こっちから声が聞こえたぞ!」


アラン「マノン!ケンシン!無事かーーーー!」


ミーシャが呼んだ応援が駆け付けたのでした。


セツガ「チッ…この人数差、さすがに寒いな。まぁこいつらは生きるか死ぬかだな…」


セツガは腰の装置を起動させ、建物の外壁に鉄線を張り颯爽と屋根に上がる。


ケンシン「おいこら!何逃げよんや!降りてこい!」


セツガ「あー寒い寒い…」 そう言い残してセツガは撤退しました。


ケンシン「くそ!勝ち逃げされた!…ぐぉ?まずいな血ぃ流しすぎた…」 バタン…


こうして何とかセツガを追い払ったマノンとケンシンでしたが、傷が酷くクローネや都市の僧侶達総出で回復魔法をかけ続け、事なきを得たのでした。


2日後 泊まっていた宿屋のベットでマノンは目を覚ましました。


マノン「う…うん ここは…宿?」


スカーレット「マノン!みんな!マノンが起きたわよ!」

マノンが目を覚ましたのを見たスカーレットが他のみんなを呼びに行く、その間


スメラギ「マノン起きたか 全く今回ばかりはひやひやしたぞ。」


マノン「スメラギ…僕負けちゃったんだね、ミーシャも…救えなかったなんて。」

泣きそうになりながら言葉をこぼすマノン。


スメラギ「マノン 確かにお前はあのセツガってやろうに負けた、だがなお前が粘った時間は無駄じゃなかったぞ。」


マノン「それってどういうこと?」


スメラギ「お前が倒れた後ケンシンが駆けつけて来てな、その前にミーシャも助けていたんだ。すんでの所でセツガを退却させて今に至るって感じだな。」


マノン「ミーシャ様は無事だったんだ…よかった。」ぼろぼろと涙をこぼすマノン

そしてみんなが部屋に入ってくる。


アラン「マノン大丈夫か?」 ドビー「何で泣いてる?しっかり治したんだよな?」


クローネ「もちろんですわぁ しっかり治しましたぁ」


マノン「いえ傷のせいでではないんです!安心して少し涙が。」


ケンシン「せやな 大分危ない状況やったし、治療でどうにかなって幸いやったな!」


マノン「そういえばミーシャ様は?」


アラン「ミーシャ様ならこの宿にいるぞ、なぜか見つかったことをクロウェル公爵や衛兵に言わないでくれと言われてここに匿ってるんだ。」


ドビー「このままの状態だとオレ達が誘拐してるように見えるのだけが問題だな。」


クローネ「賠償金での借金はもうこりごりですわぁ」


スカーレット「それで?マノンとミーシャ様は何を知ったの?」


マノンは自分が倒れる前にあったことをすべてみんなに話した。


アラン「なるほどな…もしも黒盗団のトップがクロウェル公爵なら話を聞いたミーシャ様を邸宅に帰すのはヤバいな。」


クローネ「でもそんなのありえるんですかぁ?公爵様ってすごくえらい地位じゃないですかぁ、それを捨ててまで犯罪者たちに肩入れするでしょうかぁ?」


ドビー「もしもこの国自体を乗っ取ろうとしてるならどうだ?もし公爵以上の地位が手に入るなら悪事に手を染めるのも理解できるぞ。」


ケンシン「なるほどな、クロウェル公爵が王国に下剋上する気かもしれんってことやな。」


スカーレット「まずいわね…マノンとミーシャ様が話を聞いてから2日経ってるわ。もし何かの計画を準備してるなら話を聞かれてるからすぐにでも動き出す可能性が高いわね。」


今後の方針を話し合っていると、ドアが開きミーシャが入ってくる。


ミーシャ「あ…マノン 大丈夫?」


マノン「ミーシャ様!僕は大丈夫です!ミーシャ様も無事でよかったです。」


ミーシャ「そこの変な男が守ってくれたの。」


スメラギ「マノンには結構優しいのにケンシンには辛らつだなこの娘…」


ケンシン「変な男ってもしかして俺の事かい!ひどいやないか!」


スカーレット「それでミーシャ様どうされたんですか?」


ミーシャ「皆さんにお願いがあるの、あたしと一緒に家に来てほしいの。」


アラン「それはどういうことですか?もしクロウェル公爵が黒盗団のトップなら…」


ミーシャ「あたしはそんなことないとおもってる…でももしそれが本当ならみんなでお父様を止めてほしいの!」


アラン「なるほど…わかりました。みんなもいいな?」


マノン「勿論です!」 ケンシン「黒盗団の事なら俺も行くで!」


スカーレット「クロウェル公爵が黒盗団のトップじゃないことを祈るしかないわね…」


そこでクローネが手を上げ発言する。


クローネ「もし仮にぃクロウェル公爵がぁ黒幕なら 邸宅に入れないんじゃないですかぁ?」


ドビー「たしかにな そうでなくても公爵の邸宅だ 警備はあるしこんな大人数で押しかけたら何事かって話になるな。」


ミーシャ「それならあたしに考えがあるの 兄さまに頼むわ。」


ケンシン「ギルダーツさんかいな!確かにあの人は俺達が最初に行った時もええ対応してくれたな!」


アラン「よし!それでいこう!各自準備して公爵邸に向かうぞ!」


こうしてマノン達はクロウェル公爵の邸宅に向かうのでした。


それではまた次回のお話でお会いしましょう。

キャラ紹介

ケンシン

年齢18歳 身長180㎝ 黒髪黒目 和服を着ている

ジョブ 侍 スキル 刀術 心眼 竜桜刀術 技【桜華乱舞】 【竜桜石穿】

シャングリヤ王国よりも西に位置する島国「クサナギ桜国」の出身 

大阪弁のような訛りで喋る 無鉄砲な男気溢れる性格

基本は少し考えなしの底抜けに明るい男だが、戦闘になると戦闘狂の気が出る


透豹「トウヒョウ」のセツガ

年齢22歳 身長173㎝ 見た目 白髪蒼眼の青年 いつでも厚手のコートを着ている

ジョブ アサシン スキル 透明化 鉄糸操作 隠密 

技 【インビジブル・ワインダー】 【インビジブル・エイトワインダー】

性格は慎重で基本的にクールだが兄のことになると少しポンコツになる 口癖は「さみぃ さむい」

厚手のコートの下に鉄線を射出できる装置を隠している。

同時に操れる鉄線の数は最高8本

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