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少年マノンと勇剣の英雄譚  作者: キューブ・V
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少年マノンと勇剣の英雄譚 第1章「動き出した陰謀」第九話

読んでくださりありがとうございます。

文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。 

よろしければブックマークや感想をコメントしていってください。

前回クロウェル公爵の娘ミーシャが家出をし、その捜索をしていたマノン達。

そこで色々な情報を知っているロキに出会い、ミーシャの居場所を知ったマノンとスメラギは

城壁東側にある大きな花畑でミーシャを見つけ説得し帰るかに見えたのもつかの間、

ミーシャが精霊の様子がおかしいといい花畑のはずれにある廃教会を見に行ってしまい

マノンとスメラギもそれについて行くのでした。


廃教会にて


マノン「ミーシャ様!こんなところ危ないですよ!早く帰りましょう!」

焦りながら静かな声でミーシャにお願いするマノン


ミーシャ「帰るなら一人で帰ったらいいじゃない あたしは精霊さん達の様子がどうしても気になるの」

そういいながら廃教会の外壁から中を覗こうとするミーシャ


スメラギ「おいおい こんなぼろぼろの教会に何もないだろ、早く連れて帰ろうぜマノン」


マノン「でもミーシャ様が納得しないと…」と次の瞬間!


マノンとスメラギにも聞こえる音で精霊達が「ビィィィィィ!」と騒ぎ出すそして、


ミーシャ「伏せて誰か来る!」と言いながらミーシャがマノンの頭を下に押す。


しゃがんだ状態で外壁の穴から中を除く2人と1振り。


そこには2つの影がありました、1つは跪き、もう1つの影はその前に立っています。

それを見てミーシャが口を開く。


ミーシャ「あの跪いてる人…スマイル商会の会長ハザークだわ、なんでこんなところに?」


スメラギ「明らかに普通の雰囲気じゃねぇな。」マノン「だね…ミーシャ様逃げましょう。」

そう小声で相談していると中の2人が会話を始める。


ハザーク「こんなところまでご足労いただき感謝します。公爵様。」


公爵「ハッ!仕方あるまい!何やら我の事を嗅ぎまわっておる害虫共がおるからのう。」


その会話を聞いてミーシャとマノンが顔を見合し小声で喋る。


マノン「公爵って言いましたよね?あれってクロウェル公爵様なんですか?」


ミーシャ「わからないわ、声がくぐもっててよく聞き取れないし姿も見えないの。」


男たちは会話を続ける。


公爵「それでハザークよ 計画のほうは順調か?」


ハザーク「勿論でございます、すでに美魔水はこの都市の7割の人間に渡っております。」


公爵「くかかかか!良い良い!これで我が計画は成就されるわけだな!それで第二支部と残った黒盗団員の招集は終わったのか?第二支部の管理は貴様の弟『セツガ』がしておったであろう?」


ハザーク「それに関しても完璧でございます、我が弟セツガ、そして負傷していたヒグオカ 王国騎士団につかまっていたティンドールもすでに呼び寄せております。現在セツガはこの付近の警護をしておりますので安心してください。」


公爵「そうかならばよい。そういえばこの間、我が元にコレクターの計画を潰した奴らが来訪してのう、あの場で殺してやろうかとも思ったが、目が多いのでやめたである。あのゴミムシどもに邪魔だけはされるわけにはいかぬ…そうだなセツガに頼んで全員暗殺するのも手だなァ?」


ハザーク「セツガには私のほうから指示を出しておきます。公爵様の意のままに。」


スメラギ「会話を聞いてる限り、あのハザークってニヤケ面は黒盗団の幹部で奥にいる得体のしれないやつがトップってことらしいな。」


マノン「このことをみんなに伝えないと…ミーシャ様すぐにここを離れましょう!」


ミーシャ「わ…わかったわ!行きま…キャッ!」

立ち上がろうとしてよろけたミーシャが壁に寄りかかるすると

ザザザ…ガゴン… 壁が脆く崩れてしまったのです!そして


公爵「ヌゥ!?何の音だハザーク!!」


ハザーク「誰かいるようです!すぐに捕まえます。」


スメラギ「まずいぞ奴らが来る!マノン!豪の技を壁に放て!」


マノン「わかったよスメラギ!ハァァ!【コスモ・スラッシュ】!」


ボガァァァン!脆い壁は土煙を上げ崩れる、その隙にミーシャの手を引き逃げるマノンとスメラギ


土煙が晴れ、ハザークと公爵が話す。


公爵「ハザークゥ!貴様!全然警備できておらんではないか!セツガは何をしておるのだ!キェェ!」


ハザーク「公爵様…申し訳ありません すぐに逃げた者の始末を、【メッセージ】セツガ ネズミが2匹紛れ込んで私達の会話が聞かれた、直ぐに始末してくれ。」


セツガ「了解だ兄貴 すぐに終わらせる。」


そんなやり取りがある事を知らないマノンとミーシャは路地を走っていました。


マノン「ミーシャ様 はぁはぁ…大丈夫ですか?」


ミーシャ「もう無理よ こんなに走ったことはないわ…」


スメラギ「これだけ距離を稼いだんだ、そう簡単には追いつけないだろ。」


話していると、マノン達が来た方向から歩いてくる男が1人、


マノン「誰か来たね、追ってかな?」


スメラギ「わからねぇ でも気をつけろよマノン」


男は冬でもないのに厚手のコートを着てフードを被っていました。

その男は何も言わず目も合わせようとせず通り過ぎるかに思われた…その瞬間!


ブシャァァ! マノンの右足のふくらはぎから大量の出血が!


ミーシャ「キャァァ!」 マノン「うぐぅ…!」


スメラギ「マノン!大丈夫か!」


すると男がしゃべりだす。


???「はぁ…あんまり迷惑かけるなよ。 逃げられると面倒なんだ、寒いしよ。」


マノン「うぅ お前は何者だ!ミーシャさんに何かするつもりなら許さないぞ!」

そう啖呵を切りながら傷を無視して立ち上がるマノン。


セツガ「何だお前、さむいな 俺は黒盗団幹部セツガ 透豹『トウヒョウ』のセツガだ。」


スメラギ「さっき話に出てた警護していた幹部か!チッ、ファーストヒットもらったのがまずい…この出血量 それにこの足じゃまともに動けねぇ。」


マノン「ミーシャ様 よく聞いてくださいね ここの路地をまっすぐ行けば大通りに出るはずです。そこまで全力で逃げてください、時間は僕が稼ぎます!」


ミーシャ「でも!その傷じゃ!」 スメラギ「そうだぜマノン!あいつは今までの相手の中でも強敵だ」


マノン「安心して、僕は英雄になるんだ…女の子1人守れないんじゃ絶対に無理だ!行って!」


ミーシャ「わかったわ、すぐに人を呼んでくる!」そう言いながらミーシャが走り出す。


セツガ「あぁサムいサムい、一番寒いぜそういうの お前名前は?」


マノン「僕はマノンだ!かかってこい!」


セツガ「マノンね すぐに冷たくしてやるよ…」


限界を超えても足を止めずに懸命に走るミーシャ、その前に複数の影が現れる。


黒盗団員A「へへへ!ハザークさんの言った通りきたぜ!」


ミーシャ「はぁはぁ…なによアンタ達!あたし急いでるの!どいて!」


黒盗団員B「それはできねぇ相談だなぁ?ここでお前は死ぬんだよ!」

そう言いながら手を伸ばす黒盗団員


ミーシャ「近寄らないで!精霊さん!力を貸してちょうだい!」


ミーシャが叫ぶと妖精たちが光りだし、強烈な突風を吹かせた!しかし、


黒盗団員B「なんだぁ?くのくらいじゃなんともねぇぜ!」


黒盗団員A「へへへ、じゃあなお嬢ちゃん!」


ミーシャ「イヤァァァァ!」



マノンとセツガが対峙している路地にて


ミーシャが走って逃げてから数分、マノンは血だらけになっていました。

対するセツガは傷1つ無く、気怠そうにしています。


セツガ「そろそろお前も寒くなって来ただろ?安心しろすぐに楽になる。」


スメラギ「おいマノン!しっかりしろ!」


マノン「まずいよスメラギ視界がくらくらしてきた…それにあいつが何してるか全然わからないんだ。」


スメラギ「魔力の起こりも感じねぇし何をしてマノンを攻撃してるんだ…」


マノン「でも…ミーシャ様は逃がせたし、頑張って耐えるしか!」


セツガ「まだ目は死んじゃいないか、あぁあの逃げた女だが多分死んだぞ?」


マノン「は?」 スメラギ「なっ!」


セツガ「なんで俺が追いかけなかったと思ってんだよ、人員を配置してるからに決まってるだろ?今頃なぶり殺しだろうな サムいサムい…」


マノン「ふざけるなぁ!!!」 そういい満身創痍ながらとびかかるマノン!


セツガ「サミぃな お前…」 ズシャァァァ!


マノンがまたも激しく切り裂かれる。


セツガ「死体一丁出来上がり…さて撤収するか。」…グンッ!不意に引っ張られるセツガ。


セツガ「あん?」 見るとそこには虚空をつかみ血まみれで立つマノンの姿。


マノン「ッ…これがお前の正体不明の攻撃の正体か!」

そう言うマノンのつかんでいる虚空に目がけて剣をふるう、ジャキン!金属音が響く。


スメラギ「これは?鉄線とその先に釣り針みたいなのがついてやがる!」


マノン「これを透明化させて操るのがお前のスキルだな!」


スメラギ「見えない武器を操ってたのか、種が分かればちゃちいもんだな!」


セツガ「なにか勝ち誇った顔をしてるが、サムいなお前 もう負けてるのにも気づかねぇなんてな。」


そうセツガが言うと同時、ドサッ とマノンが倒れる。


スメラギ「マノン!大丈夫か?毒か?いやこれは…」


セツガ「それだけ血を流したんだ 失血死だな。」


マノン「まずい…意識が…」


絶体絶命のマノンとスメラギ、そしてミーシャの安否は?


それではまた次回のお話でお会いしましょう。

キャラ紹介

透豹「トウヒョウ」のセツガ

年齢22歳 身長173㎝ 見た目 白髪蒼眼の青年 いつでも厚手のコートを着ている

ジョブ アサシン スキル 透明化 鉄糸操作 隠密 

性格は慎重で基本的にクールだが兄のことになると少しポンコツになる 口癖は「さみぃ さむい」

黒盗団の幹部をしている 「都市クロウェル」に拠点を置き邪魔になるものを排除している

厚手のコートを着ている理由は暗器を隠すのに最適だから 鉤づめやナイフに鉄糸を付けて透明化を付与しまるで何もないのに相手が切り裂かれたかのように演出する

同時に数本の鉄糸を操ることができる スキル透明化は人間や生物にはかけることができない

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