少年マノンと勇剣の英雄譚 第1章「動き出した陰謀」第八話
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文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。
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前回マノン達はクロウェル公爵に黒盗団の調査と討伐の助力を求めに
クロウェル公爵の邸宅を訪れた、そこで公爵の息子のギルダーツと
娘のミーシャそしてギラルウ・クロウェル公爵の家族仲に問題があることを見つつ
クロウェル公爵との話し合いに臨んだが結果は失敗…そして数日後の話です。
昼前、マノン達が借りている宿屋の裏庭にて
ケンシン「あーー!昨日はこってりシバかれたわ スカーレットめっちゃ強いな!」
マノン「スカーレットさんはすごく強いですよ!この国でも随一の魔法使いなんですから!」
スメラギ「性格の難しさもこの国随一だがなw」 マノン「スメラギダメだよそんなこと言ったら。」
そうまったりのんびり話していると、声が聞こえてきます、
その方向を見るとギルダーツがしんどそうに走ってきます。
ギルダーツ「はぁはぁ…マノンくーーん はぁはぁ…た 大変なことになったんだ…」
ケンシン「どないしたんや?ギルダーツの兄ちゃん、そんなに息を切らせて。」
マノン「大丈夫ですか?ギルダーツさん 何かありましたか?」
息を整え、落ち着いて話しだすギルダーツ
ギルダーツ「実は 妹のミーシャが家を出て行ってしまったんです!それで皆で探しまわっているんですが、全然見つからなくてもしかしたら誘拐されたのかも…!」
スメラギ「おいおい 公爵令嬢がいなくなったって?大問題じゃないか」
マノン「行先に心当たりは?」ギルダーツ「それが全くないのです…そこでお力を狩りたく来ました。」
ケンシン「んなもん手伝うに決まってるやろ!行先に心当たりないんやったら探し回るしかないで!」
マノン「サンライトフレアのみんなにも手伝ってもらいます!すぐ連絡します!」
ギルダーツ「すみません皆さん 本当に助かります!僕は衛兵を連れて城壁西側を探してきます!」
マノン「じゃあ僕らは違う場所を探します!」
こうしてミーシャ探しが幕を開けたのでした。
マノン達は人手を増やすために各自で色々な場所を探すことになりました。
城壁東側 裏路地
マノン「ミーシャ様!いたら返事してください!おーい!」
スメラギ「公爵令嬢がこんな裏路地にいるとも思えないがな。」
マノン「でも念には念を入れてだよ!おーい!ミーシャ様!」
マノンが大きな声でミーシャの名前を呼びながら探していると、路地の小道から声がします。
???「そこの坊や 何か探しものかい?」
マノン「ッ!誰だ!」 急に声をかけられたマノンは警戒します、
小道からふらふらと出てきたのは茶色のタープを身に纏ったミステリアスな男でした。
ロキ「急に声をかけてごめんよ 君があんまり大きな声で何か探してるから、興味がわいてね。」
スメラギ「おいマノンこいつなんだか怪しいぞ、関わらないほうがいい。」
マノン「いや、今は情報が1つでも欲しいんだ 聞いてみる、ロキさん 僕は今ミーシャちゃんって女の子を探してるんです!見た目は豪華なドレスに長い銀髪で…」
マノンが言い終わる前にロキがしゃべりだす。
ロキ「公爵令嬢様だろ? あぁ知ってるよ どこにいるかもね」と。
マノン「えぇ!?なんで知ってるんですか?」
ロキ「それは秘密だよ まぁ僕はいわゆる情報屋ってやつでね、普段からネタになりそうな情報を集めてるのさ。公爵令嬢の件は完全に偶然知ってるんだけどね。」
マノン「じゃあ教えてください!早く見つけないと何かが起きてからじゃ遅いんです!」
ロキ「どうしようかな これで一応ご飯を食べてるからね、それなりの代価を支払ってもらおうかな?」
そうロキが言った瞬間 ジャリン!ろお金が入った袋をロキに差し出すマノン
マノン「これが僕が今持ってるすべてのお金です!どうかこれで教えてください!」
スメラギ「おいマノン!それ全部渡しちまったら今後生活できなくなるぞ!」
マノン「またクエストで稼ぐさ それに今はミーシャ様の安全が第一だ!」
ロキ「ふっ…ふふふ いいね君!正義感があっていい目をしている 気に入ったよ 公爵令嬢の居場所を教えてあげよう。」
マノン「ほ!ほんとうですか!ありがとうございます!じゃあこれ。」
路銀の入った袋を差し出すマノン しかしロキはそれを受け取らない。
ロキ「あれは君を試したまでだよ まさか全財産差し出すとは笑っちゃうけどね。さて公爵令嬢の居場所だが、この近くに大きな花畑があるんだ そこに公爵令嬢はいるはずだ、なんでも昔家族で共に行った思い出の場所らしいね。」
スメラギ「そんなことまで調べたのか。」マノン「なんでそんなこと知ってるんですか?」
ロキ「1つは僕がここにいたときに公爵令嬢が偶然通ったからなのと、それを見てからここら辺の老人たちに話を聞いたまでさ。」
マノン「すごいです!ロキさん!」
ロキ「素直にその言葉受け取っておくよ ありがとう でも今回のお礼はしてもらうよ。」
そう言いながらロキがニヤッと笑う。
マノン「な…なにをすればいいんでしょうか?」おどおどと聞くマノン
ロキ「何簡単な話さ!今後僕は君のことを観察したいんだ!君の活躍を今後も僕に見せてくれるってのはどうだい?」
マノン「そんなことでいいなら勿論いいですよ!…すこし恥ずかしいですけど」
ロキ「その反応もいいね じゃあ早く行きなよ 公爵令嬢のもとへ。」
マノン「はい!ありがとうございました!ロキさん!」
そしてマノンは花畑へ走る それを見ながらロキは手を振る。
ロキ「彼は凄いね あれだけ純粋できれいな瞳の持ち主は久々に見た…今後の活躍が楽しみさ!僕の吟遊詩人の腕が鳴るね」 そう言いながらロキは裏路地を後にするのでした。
城壁東側 花畑
そこには色とりどりの花で埋め尽くされた花畑が広がっていました。
マノン「うわぁ すごくきれいだねスメラギ。」
スメラギ「これは確かに絶景だな 誰か管理してるのか…おいあそこ!」
スメラギの言葉に辺りを見回すマノンは
花畑の中に優しい緑色の光の偶に囲まれるミーシャを見つけました。
マノン「ミーシャ様ー!こんなところにいたんですねー!」声をかけるマノン
ミーシャ「な!なんなのアナタは!あたしを誰だと思ってるの!クロウェル公爵の娘よ!ひれ伏しなさい!」
マノン「知ってます!ミーシャ様が邸宅からいなくなったと聞いてみんなで探していたんですよ。さぁ帰りましょう!」
ミーシャ「…いやよ。」 マノン「え?」 スメラギ「は?」
ミーシャ「あたしなんてどうせいなくてもいいのよ!お父様は全然かまってくれないし!兄さまはあたしに気を使ってばっかりなの!こんなの家族じゃないわ!お母さまに会いたい…お母さまがいたあの頃の家族に戻りたいわ…」
そう言って泣くミーシャの前に跪き手を取るマノン
マノン「ミーシャ様 貴女はいなくてもいい存在なんかじゃありません、貴女のお兄様もお父様も心配されていますよ。お兄様は都市を駆けずり回り、お父様も兵をあげて探しておられます。みんなあなたが心配だからですよ、だからおうちに帰りましょう。」
ミーシャ「でも…怒られるじゃない…」
マノン「大丈夫です!僕も一緒に謝ります!それにこれを機にお父様とお話してみるのもいいですよ?もう少し甘えたいってね。」
ミーシャ「…わかった、あたし帰るわ お父様に謝ってもっと一緒に過ごしたいっていうの。アナタも手伝いなさいよ!」
マノン「ミーシャ様わかりました!」 スメラギ「こいつ天然で垂らしてるな…まぁ結果オーライか」
マノン「そういえばミーシャ様 先ほどミーシャ様の周りに緑色の光が集まっていたように見えたんですけどあれって?」
ミーシャ「アナタ見えるの?あれは精霊さんよ 私は風の精霊さんと仲がいいの。」
マノン「精霊と仲がいいんですか!すごい。」 スメラギ「精霊使い?いや精霊魔法使いってところか」
するとミーシャのもとに1つの光がふわふわと近づいてくる。
ミーシャ「どうしたの精霊さん…誰かあの廃教会にいるの?」
ミーシャがそう言いながら指をさすほうにはくたびれた教会がありました。
ミーシャ「少し見ていきましょ 精霊さん達がざわついてるの 行くわよ!マノン。」
マノン「えぇ!早く帰りましょうよ!ミーシャ様!」
スメラギ「ダメだぞありゃ いうこと聞くしかないな」
こうしてミーシャとマノン&スメラギは花畑のはずれにある廃教会に向かうのでした。
それではまた次回のお話でお会いしましょう。
キャラ紹介
ロキ 年齢? 身長178㎝ 黒髪赤目 動きやすい服に茶色のタープを身に着けている
ジョブ吟遊詩人 スキル???
流浪の旅人 たまたまマノンに出会い話す仲になる いろいろな情報を知っていて教えてくれる




