少年マノンと勇剣の英雄譚 第1章「動き出した陰謀」第一話
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文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。
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前回都市マッシモを救ったマノンとスメラギはスカーレットやドビーと離れ、
新たなる土地で心機一転冒険者としてやっていこうとしていました。
目指す場所は都市中に水路が張り巡らされた水の都市「クロウェル」に向かっているのでした…が
都市クロウェル近郊の町「ルーバブ」
スメラギ「こんの大馬鹿野郎!何で困ってる人を助けて、その間に路銀の袋を落とすんだ!」
とスメラギが念話でマノンに怒鳴ります。
マノン「ご…ごめん!おばあさんがコケるの見ちゃって、放置できなかったんだ。でも!スメラギだって僕が路銀の入った袋を落としたの気づかなかったじゃないか!」
このような感じで数度責任の押し付け合いをして落ち着く2人、都市クロウェルに向かう途中馬車隊の都合によりこの町で数日ほど滞在することになったマノンとスメラギは、初日から財布を落としてしまったのでした。
スメラギ「だぁーー!言い合っててもしょうがない!探すぞ!俺は別に困らないがクロウェルに着けないのは勘弁だ!」
マノン「幸い時間はあるからね!とりあえず通った道を調べてみよう。」
マノンとスメラギは馬車から降りてその後の経路を思い出しながら、財布を探しました。
そしてある広場に差し掛かった時人だかりが目に入り興味本位で近づくマノン達。
騎士「この御方を見なかったか!誰でもいい少しの情報でもいいから教えてくれ!」
と民衆に絵を見せ、聞く騎士達。
マノンが隣に立っていた野次馬のおじさんに話を聞く。
マノン「おじさん!この騒ぎは何なの?騎士さん達は何を聞いてるの?」
野次馬のおじさん「なんだ坊主気になるか、俺も詳しくは知らねぇがどうやら人を探しているようだな。銀髪の女の子らしいな、それにしてもあの騎士の鎧に入ってる紋様 確か『ベネボラ聖国』の紋様だったな。」
マノン「そうなんだ。おじさん教えてくれてありがとう!」おじさんにお礼を言うとマノンは再び財布を探すのだった。
探している最中マノンがスメラギに話しかける。
マノン「ねぇスメラギ、路銀の袋が見つかったらさ…」
スメラギ「ストップ どうせさっき聞いた、女の子を探してあげないかって言う気だろ?お前の優しいところは美徳だが、何でもかんでも首を突っ込むのは感心しないぞ。それに何より先に路銀だ!」
マノン「でも…」とマノンが食い下がろうとした時、
???「キャーーーー!誰かぁ!」と叫び声が裏路地から聞こえる。
スメラギ「おいおい、まじかよ 路銀より先に面倒事が見つかったぞ…」
マノン「行こう!スメラギ!」スメラギ「しゃあねぇ!首突っ込むか!」
マノンとスメラギは裏路地へと走って入っていくのでした。
???「へっへっへ手間かけさせやがって!やっと追い詰めたぞ!」
???「まさかこんなところまで逃げられるとはな!」
2人の男が女の子に詰め寄る。
マノン「待てーー!お前達!女の子に何をしてる!」そう言いながら剣を構えるマノン。
ルパー「なんだおめぇ!俺達はここらへんで敵無しの、極悪盗賊『黒盗団』の期待のホープ!ルパー&クルク様だぞ!」
クルク「子供は帰ってママの乳でも眺めてな!」ルパー「眺めてどうすんですか兄貴!」
スメラギ「変な奴らだな…しかも名前繋げたらクルクルパーかよ…」
マノン「女の子を追い詰めて何かする気なら僕が相手だ!」
クルク「へっへっへ!いい根性だな!だが俺はスキル【双剣術】をマスターしてるぜ?死にたくないだろ!」
ルパー「クルクの兄貴の双剣は相手をなすすべなくやっちまうぜ!ここらへんじゃ負けなしだ!」
クルク「まさに飛ぶ鳥が落ちる勢いだな!」ルパー「落ちてどうするんですか兄貴」
マノン「相手が強いからって僕は女の子を置いて逃げたりはしない!すぐに助けるんで少し待っていてくださいね!」マノンがそう女の子に伝えるとその子はコクコクと頷いた。
クルク「しゃあねぇ!いっちょ揉んでやる!」そして壮絶なバトルが始まる…わけではなかった。
スメラギ「おいおい…こいつら弱すぎんだろ。」マノン「う…うん」
クルク&ルパーはマノンに一撃も与えられることもなく、逆に一撃でのされてしまった。
クルク&ルパー「クッ!くそーーー!覚えてろよ!次は幹部を連れてきてやるぅ!えーーーん」
スメラギ「マジで何だったんだあいつら…」 マノン「それよりも!君、もう大丈夫だよ!」
マノンが女の子に優しく声をかける。
マノン「君 名前は言える?僕はマノンよろしくね!」
???「レミーナ…私の名前はレミーナ・サクラです」
スメラギ「サクラ?どこかで聞いたことのある名前だな…思い出せんが。」
マノン「レミーナちゃんだね!レミーナちゃんはこんなところで何をしていたの?それとさっきの男たちは一体?」
レミーナ「私…この町の教会に用があって…巡礼しないといけなくて…でもすこし皆と離れたら、変な人たちに攫われちゃって…でも見張りがあの人たちで逃げてここまで来たの。」
スメラギ「なるほどな この娘にどんな貴重性があるかはわからんがこのままここにいるのはまずそうだな…マノン とりあえず離れようぜ あの広場にいた騎士達に合流させよう。」
マノン「そうだね、それが一番安全だ!レミーナちゃん 僕達と君の知り合いのところまで一緒に行こ…」そう言い終わる前にレミーナがマノンの腕にしがみつく。
マノン「レミーナちゃん?どうしたの?こわかったのかな?」
レミーナ「ううん…違うの 久しぶりの町だから色々見たい…皆と合流しちゃうと何もできない、お願いマノンさん私町を見て回りたいの。」
マノン&スメラギ「えぇぇ!?」
マノン「まずいよねスメラギ?あんなに騎士さん達が総出で探してた人を、連れまわすのって。」
スメラギ「まず間違いなく面倒ごとになるな…だが、あんな幼い嬢ちゃんの願いを聞かないのもな。」
そして2人は話し合って決めました。
マノン「太陽が沈む前には、レミーナちゃんを探してる人達の所に連れて行くからね!それでいいなら僕と一緒に町をまわろう!」それに対してレミーナは嬉しそうに首を縦に振った。
マノンとレミーナの2人は露店の食べ物や珍しい置物の店などを見て回りました。
しかし楽しい時間は一瞬で済んでしまいました、もうすぐ日が暮れます。
町のはずれにある公園でマノンとレミーナが話す。
マノン「レミーナちゃん そろそろ騎士さん達の所に帰ろうか。これ以上はみんなが心配しちゃうよ。」
レミーナ「うん…わかった。とても楽しかったです。マノンおにいちゃんに剣のおにいちゃん。」
マノン「うん こっちも楽しかっ…え?今なんて?」スメラギ「な!?こいつ俺の声を!?」
と衝撃な発言を聞いてたじろいでいる2人の背後から大きな声が聞こえる。
クルク&ルパー「やっと見つけたぞ!こんな町はずれにいやがるとは!」
マノン「お前らはあの時の!まだ懲りてないのか!」スメラギ「ほんとクルクルパーだな…」
ルパー「ひっひっひ!あの時は俺達が油断してたから負けたんだ!」
クルク「へっへっへ!だが今回はそうじゃないぜ!ティンドールさん!こいつらです!」
そう2人が背後の建物の陰の中に声をかける。
ティンドール「ハッハ!やっと見つけたのか。全くお前達に任せた部下を後で締めないとな。」
ルパー「ティンドールさん!見つけたんです!これで俺達を!」
クルク「正式な黒盗団の一員にしてくれますか!」
ティンドール「ハッハ!確かに褒美はやらないとな…そらよッ!」
ズバァァ!ブシュゥゥゥゥ!クルクとルパーから鮮血が舞う…
マノンとスメラギの警戒心が一気にMAXに跳ね上がる!
クルク「グハァ…な んでぇ…」 ルパー「あ…あにきぃ ブハッ…」ドサ…ドサ
マノン「なんで!何で仲間を斬った!お前たちは同じ盗賊なんだろう!」
ティンドール「ハッハァ?何を言ってるんだ君は、組織の無能を刈り取って誰が困るんだ?まぁ最低限仕事はしてくれたがな。少年 その女の子を俺に渡すんだ…いたぁい思いはしたくないだろ?」
そう投げかけられたマノンの服の裾をレミーナが震えながら強く握る…
マノン「絶対に断る!」
ティンドール「ハッハ!なら残虐ショーの開幕だァ!」
こうしてレミーナを賭けた激闘が始まるのでした。
では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。
キャラ紹介
レミーナ・サクラ
年齢14歳 身長150cm 見た目 綺麗な銀髪 水色の目 白いローブを着ている
ジョブ ??? スキル 浄化 ???
性格は温厚で優しい箱入りお嬢様 少し口下手なところがある マノンになついている
スメラギの声が聞こえている…のかも?
クルク
年齢18歳 身長173㎝ 見た目 モヒカン 黒い目
いかにもヒャッハーな赤を基調とした格好をしている
ジョブ 剣士 スキル 双剣術
性格は何も考えていないおバカさん弟分のルパーを可愛がっている
よく賢そうなことを言おうとするがほぼ毎回間違える。
ルパー
年齢17歳 身長172㎝ 見た目 逆モヒカン 黒い目
いかにもヒャッハーな青を基調とした格好をしている
ジョブ 盗賊 スキル おだて上手
性格は意外と冷静沈着…だが基本兄貴分のクルクに合わせるためバカ
言い間違えの多いクルクの間違えを訂正するくらいの知識はある。
黒盗団
「都市クロウェル」近郊を根城に活動している盗賊団
賞金首や指名手配されてる犯罪者で構成されている。
ティンドール
年齢24歳 身長177㎝ 見た目 褐色肌 ロングの緑髪 目は薄い緑色 黄緑の大きなサングラスをつけている
緑と白を基調とした軍服のような服を着ている
ジョブ ??? スキル ???
黒盗団の幹部らしき男。 レミーナ誘拐の黒幕 口癖は「ハッハ!」




