少年マノンと勇剣の英雄譚 序章「少年と剣の旅立ち」第十話
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文脈や言葉遣い、構成などの知識を持ち合わせていない素人が書いた作品です。
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前回、ガカイの策略によりモンスターと化し都市を破壊しようとするアランとクローネ!
それを止めるため、マノン達の激闘が幕をあけたのでした。
ドビー「スカーレットはガカイを!俺とマノンはアランを止める!行くぞ!」
そう言うとドビーさんは煙幕弾を地面に叩きつけた!そして視界が白煙でふさがれた瞬間、ガカイを数本のナイフが襲う!しかし!
ヒィィン!キンッ!キィン!すべてガカイの魔力防壁に弾かれてしまう!ガカイが嘲笑する。
ガカイ「イヒヒッ!アナタ芸が単調なんデスよ!そう何度もナイフごときでェブォ!?」
ガカイが言葉を終える前に魔力防壁を展開したスカーレットがガカイに強烈な体当たりをかます!
スカーレット「これは予想外でしょ!このまま距離をとるわ!マノンのことは任せたわよドビー!」
ドビー「そっちもな!」マノン「気を付けてください!スカーレットさん!」
スカーレットはその言葉を聞くと弾き飛ばしたガカイに向かい飛んでいく。
スメラギ「マノン!横に飛べ!」マノンがスメラギの叫びを聞き反射的に飛ぶ!その瞬間、白煙を突き破りいびつで巨大な腕が地面を砕く!
アラン・エビル「グォォォォォ!ゴロズ…ゼンブゴワァァズ!」
アラン・エビルは咆哮を上げると、3本の腕を不規則に振り回し辺りを攻撃しまわる!
ドビー「クソ あそこまですさまじい攻撃1発もらったらぐしゃぐしゃだな…マノン!俺が奴をかく乱する その間に腕を斬り落とせ!相手の攻撃の数を減らす!」
マノン「分かりました!」そしてドビーがアラン・エビルの周りを縦横無尽に駆け回る
それに反応するように3本の腕が空を切ったり、建物の外壁や地面を破壊する。
そして3本の腕のうち1本が地面にめり込んで抜けない!それを察知したドビーは腕に意識が向かないよう、ナイフを投げる!アラン・エビルの気がドビーにそれた瞬間マノンが動く!
スメラギ「今回は豪の技だ!腕の付け根より先を狙って思いっきり力を込めろ!」
マノン「わかった!【コスモ・スラッシュ】!」ズシャァァ!
マノンが放った技、そして剣は確かにアラン・エビルの腕を捉えた。しかし腕は切れておらず剣は腕の半分ほどしか斬り入れていなかった!
マノン「な!そんなまず…」スメラギ「マノン よけ!」ガギィィン! ドォォォン!
鈍い音がした方を、ドビーが見て叫びをあげる!
ドビー「マノォォォォォン!!!」そこには力なく建物の瓦礫の下に倒れるマノンの姿があった…
すぐにドビーはマノンのもとに向かおうとする、しかしそれをアラン・エビルが邪悪な顔をして阻害する!
ドビー「くそう!どうすれば…一瞬でも気が逸れれば!」逃げつつドビーは思考を回転させ、付近を見る。そして一か八かの策を思いつきほくそ笑む…
ドビー「まさかオレがこんなヤバい博打をすることになるとはな!」
愚痴にも似た、独り言を吐くとドビーは煙幕弾を再び地面に叩きつけた。
そしてまた視界が白煙で塞がれる、がそれはアラン・エビルからしたら通じない手を使うほど焦っていることに二ヤリと笑い腕を振り回した。すぐに白煙は晴れアラン・エビルが付近を見渡す。
倒れているマノンの付近にドビーの影はない そう思い反対側に視線をやると、崩れかけた外壁の後ろに少しドビーの腕が見えていることにアラン・エビルは気づきました。
そして醜悪な笑みを浮かべながらアラン・エビルは接近し頭の上で手を握り思いっきりそれを振り下ろしたのです!がそこにドビーはいませんでした、あるのは切断されたドビーの腕!
ドビーは自分の腕を切断し、囮につかったのです。さらにその外壁の後ろは地面が脆くなっており、腕2本が地中深くに埋まっている状態 瞬間!瓦礫から脱出したドビーが、ハイポーションの瓶を手にに駆け寄りマノンに飲ませた!
スメラギ「マ…ン マ…ノン マノン!起きろマノン!」
マノン「うぐ…体中が痛い…僕は確かアランさんに吹き飛ばされて ハッ!」
意識を取り戻したマノンの目の前には片腕がないドビーの姿があった。
マノン「ド!ドビーさん!腕が!」
ドビー「気にするな あとで姫さんにでも治してもらうそれよりも逃げろマノン…あいつはヤバすぎる」
ドビーそう言った瞬間その背後に迫りくる大きな影が!振り返りドビーが仁王立ちする!
ドビー「もうお前を守られないのは勘弁だ…追放の話の時もさっきの一撃の件も…な」
瞬間アラン・エビルがドビーを激しく吹き飛ばす!その体は外壁に突っ込み音を立てて崩れる!
それを見て邪悪に笑うアラン・エビル、それを見ていたマノンに変化が起きる!
マノン「うわァァァァ!!!」するとマノンの体がまばゆい光に包まれる!
スメラギ「な…何が起きてるんだ!」
一方そのころが吹き飛ばされたガカイとスカーレットは離れた場所の空中にいた。
ガカイ「イヒヒッ!まさか防壁を展開しての体当たりとは予想外デス!しかしスカーレットさん まさかタイマンでこのワタシに勝てると思っているのデスか?慢心はいけませんデス!」
スカーレット「ハッ!アンタみたいな三流魔術師は私1人で十分よ!御託はいいからかかってきなさい。」 そこからスカーレットとガカイの魔法の撃ち合いが始まる!
スカーレット「ボルガノン・トライアロー!」
ガカイ「イヒヒッ!【アシッド・ジャベリン】!」
互いの魔法がぶつかり合う、しかし撃ち合いを制したのはガカイの魔法だった!
スカーレットの魔法とガカイの魔法が接触すると同時「ジュォォォォ!」と音を立て、スカーレットの魔法がかき消されそのままスカーレット目掛けガカイの魔法が飛ぶ!
寸前でそれを避けたスカーレットにガカイが追撃を放つ
ガカイ「避けると思っていましたよ!【ポイズン・ウェイブ】!」
スカーレット「回避は間に合わない!【魔力防壁】!」展開した防壁が音を立て徐々にひび割れる!
ガカイ「イヒヒッ!ワタシの毒魔法を炎魔法で蒸発させる気でしたか?残念デス!ワタシの毒は生半可な熱量では蒸発しませんデス!貴女はここで一貫の終わりなのデス!それにそんなに油断してていいのデスか?【シャドウ・ランス】」
次の瞬間!スカーレットの背後に影のような槍が現れ、肩と横腹に命中してしまう。
スカーレット「クッ!そういえば闇魔法も使うんだったわね…闇に毒ってどれだけ根暗なのかしら?」
その罵倒に対してガカイが返すのは嘲笑。
ガカイ「ワタシとしましては、貴女が一番愚かに見えますデス!この都市屈指の魔法使いが聞いて呆れますデス!そんな魔法は正直言って雑魚デス!これならあのドビーさんや、あのマノンとかいう少年のほうがよっぽど脅威デス!貴女をドロっと殺した後はあの2人も始末してやるデス!イーヒッヒッヒ!」
その言葉にスカーレットの中で何かが切れる音がした。
スカーレット「マノン達を殺す…?それに私の魔法のことなんて言ったアンタ…!」
ガカイ「イヒ?貴女自身も貴女の魔法も無能だと言ってるんデス!それになんデスか、仲間を殺すという発言よりも魔法に関してコケにされたのが癪に障りましたデス?ならもっと言ってやるデス!貴女の魔法はカス!使う貴女も、それを教えた師匠もカスデス!」
スカーレット「わかったわ…アンタだけは消し炭にしないと気が済まない!」
そう言い放つとスカーレットの魔力が一気に膨れる!それに気づいたガカイがまたも嘲笑する。
ガカイ「いくら魔力を底上げしようと無駄なのデス!ワタシの最強の技でドロドロにしてやりますデス!【ヴェノム・ストリーム】ゥゥゥ!!!」
そう唱えたガカイの目の前からスカーレットに向かい黒紫色の濁流が襲う!しかしスカーレットは静かに冷静に、しかし激怒して魔法を放つ!
スカーレット「これがアンタの最強ね…くだらないわ。ハァァ!【ボルガノン・メテオ】」
呪文を唱えたスカーレットの目の前に極大の業火球が出現しそれがガカイの放った魔法に向かい豪速で飛ぶ!
ガカイ「イヒヒッ!無駄無駄デス!ワタシの毒魔法を」ジュオォォォ 「あなたの火力ごときで…」ゴォォォォォ!「破れるはずが…」ドジュゥゥゥゥ!ガカイの言葉が終わるよりも先に、ガカイの魔法は蒸発しスカーレットの魔法がガカイに迫る!
ガカイ「イヒィィ!?まさか!ワタシの魔法が!ヒィィィィ!【魔力防壁】最大硬度ォ!」
バリーーン!スカーレットの魔法が直撃したガカイの魔力防壁が砕け散る!
ガカイ「イヒヒッ!防壁は割られましたがワタシは無事デス!スカーレットもあの魔法で多大な魔力を使って疲弊しているはずデス!次の一手で終わりに…」
そう考えながら付近を見渡すガカイ。しかしスカーレットの姿が見えません、そうこうしていると後ろから声が…
スカーレット「この距離からなら、アンタは魔法も防壁も貼れないんじゃない?」
そう言うスカーレットはすでにガカイの背後0距離まで近づいていた!
ガカイ「ヒッッ!ま!待つのデ…」
スカーレット「終わりよ…【ボルガノン・インパクト】!」
ゴォォォォォ!灼熱の魔法がガカイを飲み込み吹き飛ばす!
ガカイ「イギャァァァ!?こ…な ころデェ!ワ…シがギェェェアァァ!」
スカーレット「これがアンタが馬鹿にした、私と私の最高の師匠が教えてくれた火炎魔法の力よ。したことへの報いを甘んじて受けな下種毒野郎!」
ドシャッ!
スカーレットの魔法が直撃し、黒焦げになったガカイは力無く地面に落ちた。そしてガカイの隣にスカーレットが降り立った瞬間、マノン達がいた方角で天に届く程そそり立つ青白い光の柱が現れたのです!
スカーレット「な…何なのあの光は!それにあっちにはマノン達が!早く向かわないと。」
スカーレットがそう言った瞬間、黒焦げのガカイの体が壊れたオモチャのようにガタガタと震え、喋り出す。
ガカイ「ゴ…コノカラダグァ モウムリガァ… ゲイガガハシッパイデスゥゥ…」そう言い終わるとガカイは灰と化した…そしてその灰の中に、木製の人形のようなモノがあるのをスカーレットは見つけ拾い上げた。
スカーレット「これは、分体形代!成る程ね、これがあるって事は本体は付近にはいないようね。本当なんなのコイツ!気持ち悪いわ!」
そう言い捨て、形代を握り潰したスカーレットは急いでマノン達がいた場所に向かうのだった。
分体を使い混乱をもたらしたガカイ、アラン・エビルとの戦いで謎の力に目覚めたマノン。
次回序章最終話!
では今回のお話はここまでです。また次回お会いいたしましょう。
アイテム紹介
分体形代
木製の人形のような見た目のアイテム
使用すると自分の精神を憑依させられ遠方での活動をすることができる魔道具
埋め込んだモノにダメージが蓄積されると灰と化して消えてしまう。




