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30.初デート

ドキドキ稲生編開始ー

「さてと、待ち合わせの10分前に到着!」

稲生は、デート当日、待ち合わせ場所に

きっちりと半刻前には到着していた。


周りを見ると、所在なさげに

リンらしき人物がぽつんと立っていた。


稲生は、ローブを纏わぬ、普段着というか

短めのスカートでの町娘のような

出で立ちのリンに見惚れてしまった。


稲生は、ひとまず、声をかけた。

「あの、すみません、一体、

何時からお待ちしていたのでしょうか?」


「遅いっ。

待ち合わせの半刻前から待っておったぞ。

一体、どのくらい待たせるのか!」


稲生は、驚いた。半刻前だと、前世界では、1時間前。

いくらなんでも早すぎると思うも冷静に

反論しても話が進まないので、微笑みながらいなした。


「リン、さすがに早すぎますよ。

でもまあ、そんなに長く

待ってくれて、ありがとう。

お礼に今日、何かプレゼントしますよ」


「そっそうか、では、稲生のセンスをそれで、

チェックしようではないか!

それと、メープルのことは、心配に及ばぬ。

朝食後、また、痛みが和らぐようにしてきたから。

回復までは、しばらくかかりそうだな」


なんやかんやで世話焼きのリンであった。

稲生はそのことに感謝した。

「ありがとうございます、リン」

「ふん、やつからは、獣の討伐の前に

色々と聞かねばならぬことがあるからな。

それだけだっ」

リンは、恥ずかしさを紛らわすように返答して来た。


「では、リン、参りましょう」

稲生は、手をつなぐのはまだ、早いなと思い、

その仕草だけを行い、目的にリンと向かった。


「稲生、ここは王都や地方都市と違って、

あまり賑やかでないが、何処に行くのだ?」

とリンが最初の目的地について、問いかけてきた。


「まあ、秘密です。

到着後のお楽しみにしてください」


森への方向と真逆の門から、郊外に向かう二人。

歩きながら、尽きぬ話題について話す二人。

傍から見れば、仲の良い恋人のように見える二人。


そんな二人を少し離れたところから、

薬草を取りにでる途中で、発見した美しいエルフ。


「ほほぅ、これは、面白い巡り合わせだ。

今日、店は閉店だな」


邪悪な微笑みで少し離れたところから、

二人をつけるエルフがいた。


稲生さん、意外とプランニングがしっかりしてるかも

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