悪魔憑きの対魔師

悪魔憑きと称される怪病が発生した世界、エデン。
悪魔憑きによって人類は、悪魔への恐怖を抱えて生きていた。
その最中、神の落日と呼ばれる事件が発生し悪魔たちは着実に人間たちを恐怖で支配していった。
そんな悪魔達に対魔師と呼ばれる者達が立ち上がった。彼らは天使の加護を受けた武器である聖具を手に悪魔と戦う。
対魔師達の活躍によって、悪魔憑きは数を減らし世界は安定していった。
しかし、突如として世界のバランスを支える天使長ミカエルが姿を消し再び悪魔憑きが蔓延した。
天使長消失から、15年後　聖歴998年1人の少年が対魔師になった。
少年は、聖具を手にし悪魔打倒を誓う。だが、その聖具は堕天使ルシファーの加護を受けたものだった。
彼は、悪魔憑きの対魔師として天使と悪魔の陰謀蠢く世界に踏み込んでいくことになる。