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第四十三話『超感動SF物語にゃん』

 第四十三話『超感動SF物語にゃん』


《こぉんにゃタイトルでダマせると思ったら、大間違いにゃん》


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「今はまだダメ」

「だったら……タイムマシンだ!」


《にゃにゃにゃんと! 息をもつかせにゅ展開にゃん!》


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「かくして、

 思わにゅ事故や災難、

 あるいは障害にもめげず、にゃ。

 無事、未来へとたどりついたふたりは、

 あこがれの結婚式を挙げましたのにゃ。

 めでたし、めでたし、にゃん。

 どうにゃ? ミーにゃん。

 最新型SFは?

 ——これって

『サイエンス・フィクション』

 の略、にゃったとはぁ。

 んにゃの、

 生まれて初めて知ったのにゃん——

 イオラにゃんもぶったまげた、

 およそ二行で終わる、

 超ショート作品にゃんよ。

 にゃっへん!」

「——アホネコが、

 前足や背筋をぴんと伸ばして、

 やたらと無意味に威張っているのわん。

 おのれぇっ。

 なぁんとか、おかしな点をついて、

 へこましてやりたいのわぁん——

 あのさぁ。

 事故や災難ってなにがあったのわん?」

「物語の内容から察するに、

 タイムマシンそのものじゃにゃあい?

 スイッチの故障、

 もしくは構造上の欠陥とかにゃ」

「障害って?」

「行った先が、

 思いもよらにゅ場所、

 にゃあんてことも、

 十二分に考えられるのにゃん。

 うぅぅん。たとえばぁ……。

 マグマの中にゃったりぃ。

 はたまた、

 深層の宇宙にゃったりしてぇ」


『タイムマシンがあわや』


「にゃあんて事態ににゃったのかも。

 ……とまぁつらつら考えるににゃ。

 大変にゃ道のりにゃったのに違いにゃい。

 ……ぐすん。

 よくぞ、ううっ、

 よくぞ、めざす未来へと、

 たどり着いたものにゃん。

 ウチ……とぉっても……ぐすん。

 泣けてきて……ぐすん。

 これはもう、

 SFを超えた感動物語にゃんよ。

 にゃあ、ミーにゃん。

 ぐすん、う、う、う……うわあぁんにゃ!

 うわぁんにゃ! うわぁんにゃ!」

「——うわわん。

 しまいにゃ、

 ぽろぽろ、と涙を流し……を超えて、

 号泣し始めやがったのわん。

 んもう……どうしようも……ぐすん。

 あれっ。

 アタシのほおを伝うこれは……うっそぉ。

 親友だから?

 ミアンが号泣しているのを見ていたら、

 アタシまで——

 ぐすん。

 ああんもう!

 とぉってものてもに、ぐすん。

 素っ晴らしい」


『超ショートな感動SF作品』


「だったのわぁん!

 ぐすっ……うえぇぇん!

 うええぇぇん! うええぇぇん!」


《にゃもんで『超感動SF物語』と相成りましたのにゃん》


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