第百話『一件落着にゃん』(①の終わりにゃん)
第百話『一件落着にゃん』(①の終わりにゃん)
《とにゃれば、ふわああぁぁんにゃ》
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「ってにゃことで、
まぁにゃんとか、今までどおりにゃん」
「よかったぁ。
さっすがはミアン。
アタシの親友だけのことはあるのわん」
「んにゃにほめられてもにゃあ。
……しかしにゃがらぁ」
「うん?」
「今回の件に関しては、
ウチとしても、
驚き入ってしまった次第にゃんよ」
「あっ、判る判る。
アタシだって、
あの展開だけは、
予想だにしてなかったのわん。
まさか地中ネコの長老たちが、
こう、ずらぁっ、と勢ぞろいしてさ。
並んでひざまずいちゃうなんてね。
ミクリんって、すっごいのわん」
『地中ネコはナワバリにうるさい』
「これって、
『天空の村』の常識中の常識、
にゃのにゃけれどもぉ。
んれでもにゃ。
どの地中ネコも、
ミクリにゃんには、
一目置いているんにゃと」
「へぇ」
「ほら。いつにゃったか、
地中ネコみんにゃのご協力を得にゃいと、
どうにもにゃらにゃい、
にゃあんて緊急事態が、
あったじゃにゃいの」
「ううんとぉ。確かぁ……。
マグマの中にある、
溜まりに溜まった霊力を、
空へと放出した、
っていう一件じゃなかったっけ」
「あれを実現できたのは、
ミクリにゃんがいてこそ、
らしいのにゃん」
「ミクリんが?」
「当時の立場としてはにゃ」
『臨時のリーダー役』
「にすぎにゃかったのにゃけれどもぉ。
これまでのようにゃ」
『机上の論理』
『絵に描いたモチ』
「にゃあんていう、
想像の産物で終わらせるのがせいぜい、
の習慣を打破してにゃ」
『考えるより、まずは行動を』
「というミーにゃん同盟のポリシーの元、
実際に、
地中ネコを総動員して、
ことに当たらせたのにゃ」
「んの結果が、
あの長老たちでさえ、
ムツカしいことをやり遂げた、ってわけね。
たいしたもんなのわん」
「そうした実行力に敬意を表して、
にゃのにゃろうにゃあ。
今ではもう、老いも若きも、
どの地中ネコからも」
『真のリーダー』
「と認められる存在、
ににゃっているんにゃって」
「ほぉ。
あのアホが、いや、
ミクリんが、いや、
アタシというお姫さまに見合う、
素敵な友だちがねぇ。
なぁんか感動しちゃうのわぁん」
《にゃんにゃんと評価が高くにゃっていくのにゃん》
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「んにゃ栄えあるリーダーが、
床に臥して動かにゃい、
とにゃったらどうにゃる?
最悪の場合、
地中ネコらの統制が、
利かにゃくにゃる怖れにゃって。
あれにゃけの数が、
てんでばらばら、
思い想いの行動に、
走ったりでもしたら……。
『天空の村』をゆるがす、くらいの、
とてつもにゃい一大事が、
起きにゃいともかぎらにゃいのにゃん」
「なぁるほどね。
長老たちが、
青くなって勢ぞろいするはず、なのわん」
「ともあれ、一件落着にゃん。
ふわああぁぁんにゃ。
——大あくびが出たってことはにゃ。
身体がおネムを欲してるってことでにゃ。
まぁ早い話が——
にゃあんか疲れてしまったのにゃん。
ふわああぁぁんにゃ。
んにゃら、ウチはこのへんで」
すやすやすや。すやすやすや。
「事件の終わりは、
ミアンのおネムの始まり。
これまたいつもどおりなぁのわぁん」
《起きればそこにあるのも、いつもの日常にゃんよ》




