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カナかなクロニクル リペア  作者: 逢坂さやか
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第拾七幕:道中山頂付近

まさか紋章がこんな簡単に発動するとは想定外だった。

「どうした?」


と聞いてくるのは私。

_違和感しかない。


「あ、うん紋章がね、、」「お前が俺のこと何とも思ってないなんて思わなかったよ」


被った。

ってか何だってこんな時にその話持ってくんのよ。


「別に好きだなんて安っぽいこと言うつもりはねぇよ。

でも、もうちょっと言い方あっただろ?」


_あ、傷つけてた?

「ごめん」


「挑発に乗せられて好きでもないヤツ好きだって言わせて面白がるつもりだったんだろうぜ?ヤツはな」

「そう、でもないよ」


人が吹っ切るつもりで言ったのに私ったら汚い女だ。

我ながら思った。彼が何か言う前に私は


「その、色々と世話にはなってるし、好感度は自分でもびっくりするくらい上がってるのを実感してる。

まだこの気持ちは始まったばかりだよ?」


よせやいと彼はぼやいて、

「妙な期待させんなよ」

とやんわり断った。


私は綺麗にフラれた。瞬間体が戻った。

_フッたんだよね?


_ワンチャンあるの?

もしかするかもしれない。


暫定的にフラれたってことで。

一先ずは山頂の輝石をクリアしないと。


セットしてお参りして終わりなんてそんなワケはない。

_きっと何かある。


しばらくの間入れ替わったままにしていました。


急に戻してすみません。

逆の状態で告白とかしてみたかったので。


フラれたから戻ったんじゃなく効果時間が切れたと思っていただければ幸いです。


次回輝石の勇者初登場。


輝石に導かれし者達。現地の勇者が現れます。


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