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無名探偵  作者: 真島 文吉
無名探偵2 ~焔の少年~  三章  焔の少年
43/110

 日本橋を歩く大西巡査が、右手にある酒屋を眺めながら喉を鳴らした。


 キリンビールの瓶を提げて出てくる客が、もの欲しそうな巡査の目つきにぎょっとして顔を伏せながら逃げて行く。


 大西巡査の隣を歩く別の巡査が、呆れたように肩をすくめた。


「やめてくださいよ。みっともないですよ、大西さん」


「だってさ、俺はいつも仕事帰りにはなじみの店で一杯やる『決まり』だったんだよ。それが森元警部補殿の指示で取りやめになったんだ。体が酒を求めてるんだよ」


「仕方ないでしょ、事情が事情なんですから。くだんの子供の行き先を知ってる大西さんに、よからぬ連中が接触して来るって言うから、自分や、署の刑事さん達が護衛についてるんです。もしもの時に酩酊めいていされてちゃ仕事が増えるじゃないですか」


 若い巡査があごで示す方には、一般人にまぎれた刑事達が三人、それぞれの距離をたもって大西を追って来ている。


 自分より階級の高い男達に守られている居心地の悪さに、大西巡査はため息をついて酒屋を通り過ぎた。


「えらいことになったなあ。まさか幸太郎君が、そんな大変な事態に巻き込まれているとは……」


「しっかり囮役おとりやくを務めてください。相手側は大西さんの家に子供がかくまわれていると思っているはずですから。ところで、奥様はどちらに?」


「実家に帰ってもらったよ。さんざん疑われたんだぞ」


「? 何をです?」


「浮気だよ。『私を追い出して若い芸者でも連れ込む気ですね!?』って、あちこち噛みつかれた。森元警部補殿の持って来なさる話は、いつも秘密捜査だから、説明することもできん」


 口を尖らせる大西巡査に、若い巡査は小さく笑った。


 笑い事じゃねえよ、と睨んでくる大西巡査に、頬をかきながら「でも」と口を開く。


「山田栄八の逮捕を果たせなかった我々にとっては、今度の事件は汚名返上の機会でもあります。森元警部補に一人戦いを担わせてしまった過去を、つぐなうことができる」


「つぐないだなんて考えちゃいないがな……まあ、再び警部補殿に会えたのは嬉しいよ。何も変わってないな、あの人は」


 少し、嬉しそうに言う大西巡査に、若い巡査も周囲に目を走らせながらうなずく。


 腐敗した警察署の中で、森元という男は現場の警察官にとって一種のカリスマのような存在だった。

 少なくとも彼の口にする大義のために、一身を投げ打つ人間が何人もいる。


 若い巡査は太陽の位置を見ながら、「このまま帰宅しましょう」と大西に言った。


「自分は大西さんを送った後仕事に戻りますが、刑事さん達はずっと周囲を張り込んでくれますから、万が一何かあったら叫んでください」


「一般人に言うみたいに言うなよ。まがりなりにも現役警官だぞ? 不逞ふていやからの一人や二人、この腕で取り押さえてくれるわ」


「まあ、家に押し入る前に刑事さん達が捕まえるでしょうけどね。でも油断は禁物ですよ」


 大西巡査は「分かっている」とうなずき、仲間達に囲まれ、以降は酒屋も覗くことなく自宅へと向かった。





「――出ろ、マスター、何故出ない……!」


 自働電話(公衆電話)のボックスの中で、棚主はうなった。


 葛びるのミルクホールに置かれた電話機を三度呼び出したが、誰も電話口に出てこない。

 ボックスの外では、ダレカが陰に隠れるようにして周囲を見回している。


 仲見世通りから離れた路地は、人通りもだいぶ少ない。


 棚主はマスターに連絡するのを諦め、交換手に午前中に訪ねたカッフェに繋ぐよう頼んだ。


 電話番号を言わない棚主に交換手は一度不満そうな声を出したが、少し待つと回線を調べて接続してくれた。

 電話口に出た女給は、運の良いことにライスカレーをおごってやった女給だった。


《あら、お客さん。どうなさったの?》


「俺と一緒に来た男はまだ店にいるかい?」


《ああ、あの陰鬱いんうつな人。たった今帰ったけれど?》


 陰鬱な人とは凄いが、気にしている場合ではない。棚主は声を張り上げた。


「追ってくれ! 彼の同居人が危篤きとくだ! 電話口に出してくれ!」


《ええ!?》


 危篤、とつい嘘をついてしまったが、幸太郎の身が危ないことには変わりがない。


 回線を繋げたままにして走って行ったらしい女給に、電話のこちら側で頭を下げながら、棚主は近いうちに必ず店に寄ろうと思った。


 ややあって、電話の向こうから足音が聞こえてきて、時計屋の暗い声が出た。


《どうした……》


「急いで帰って、幸太郎をどこかに移してくれ。居場所が知れたかもしれん」


 電話の向こうで、時計屋が深く息を吐いた。彼は短く《分かった》と答えると、そのまま回線を切った。


 棚主はその後、自働電話に料金を追加して、築地警察署を呼び出した。

 なるべく落ち着いた声で横山刑事の名を伝えると、電話口に出た警官は《彼は外出している》とだけ言って、用も聞かずに切ってしまった。


 舌打ちをして、少し考え、今度は大西巡査の自宅にかける。


 大西巡査の家の電話番号は、以前彼と、彼の妻から浮気調査を依頼された時に聞き出していた。


 小さな家に住んでいるくせに、妻の方の実家が何とかいう名士のひいきの料理屋で、そのつてで優先的に電話機設置の許可が下りたのだという話を、さんざん自慢された記憶がある。


 ボックスの外のダレカと視線を交わしながら、数十秒ほど足踏みをして待つと、知らない男の声が電話口に出た。


《はい、大西ですが》


「? 誰だあんた?」


《……大西さんの代理だ。彼は今布団の中だ。そっちこそ誰だ?》


 そう言えば森元は、大西巡査に護衛をつけると言っていた。

 森元の同志の警官が、大西巡査についているのか。だが棚主は、念のために探りを入れてみた。


「『も』のつく人の友人だ。彼の階級を言えるか?」


《『も』のつく? 森元警部補のことか。だが彼は表向きは辞職しているから、厳密には無階級だな。大丈夫だ、ぬかりなく見張っている。怪しいやつは来ていない》


 即答した相手に、棚主は息をついた。大西巡査が自宅にいたことも幸運だった。


「大西巡査に代わってくれ。伝えたいことがある」


《今は無理だ。電話口まで来られない》


「緊急の用なんだ。起こしてくれ」


《寝ているわけじゃない》


 眉を寄せる棚主に、電話の向こうの警官は呆れ果てた声で言った。


《嫁がいぬ間のなんとやらだ。若い芸者を連れ込んでる。奥さんが怒るのも無理はないな》


「……何だって?」


《森元警部補には黙っててやってくれ。彼もうっぷんがたまってるんだ》


 それで、用とは何だ? そう続ける相手に、棚主は唇を濡らしてから答えた。


「――森元警部補からの伝言だ。今夜、指示を出すかもしれないから、そのまま家から出るなとのことだ」


《大事な指示か?》


「ああ、だから直接伝えたかった。くれぐれも忘れずにことづけてくれ」


《分かった。任せてくれ》


 電話が切れると、棚主はボックスから出て、大西巡査の自宅がある日本橋の方角を睨んだ。


 走り出す棚主に、ダレカも遅れずについて来る。

 ボックスの中に置き去りにされた人形焼の箱に一度視線をやってから、ダレカが問いかけた。


「何かまずいことでも?」


「幸太郎をかくまっていることになっている警官の家に、敵がいる。いや、おそらく、敵だ。森元の仲間だと名乗った俺に、嘘をついた」


「嘘?」


「ヤツが自宅に芸者など呼ぶものか。嫁が自分の浮気を疑い、探偵を雇ったことを知っていてそんなことができるほど、あの男の肝っ玉は大きくない」


 ダレカは大西巡査のことを知らないだろうが、棚主の様子にことの緊急性を理解したらしい。


 おもむろにすれ違おうとした自転車を腕で止めると、驚く小僧の前で懐をあさり、西洋紙に包まれた一円券の束を取り出した。


 目を丸くする小僧と棚主の前で、「この自転車を売ってくれ」とのたまう。


「二十円ある。新品が買えるぞ」


「で、でも、あの、これを売らないと」


 見れば自転車の後ろにはびた鉄材で荷台が増設されていて、同人誌らしき雑誌が山積みにされている。


 どこかの作家か、本屋の家の子なのだろうか。そう思った棚主の前で、ダレカはさらに最初に取り出したのと同じ厚みの西洋紙をもう一つ差し出した。


「それも買おう」


 ぽかんと口を開ける小僧に合計四十円を持たせると、ダレカは荷台の同人誌を全て道に下ろし、小僧の代わりに自転車にまたがった。


 棚主に「乗れ」と命じ、荷台を示す。


 一瞬小僧と同じ顔をして立ち尽くした棚主だったが、はっと正気に戻って荷台に腰を下ろし、ダレカの腰に手を回す。

 尻の下からみしりと嫌な音がしたが、聞かなかったことにした。


 自転車が軋みながらも走り出すと、棚主は呆然ぼうぜんとしている小僧を振り返りながら口を開いた。


「お前さん、ひょっとして、金持ちなのか?」


「当たり前だ。護衛屋は儲かる」


「……一つ『借り』だな」


 道路を疾走しながら、ダレカはフンと面白くもなさそうに鼻を鳴らした。


「お前との殺し合いは楽しかった。久々に、生きている実感があった」


「俺は楽しくなかったぜ。お前さんに突かれた喉が痛んで、しばらく水も飲めなかった。そこ、右だ」


 道を指示する棚主に、ダレカは言葉通りに右折しながら、ちらりと横目をくれる。


「――お前といると、また楽しい思いができそうだな」


「だからつきあうか? 言っとくがな、俺はできれば山田秀人とは関わりたくないんだ」


 そうはいかないさ。


 つぶやくダレカが、ペダルを力強くこぎ、スピードを上げた。





 大西巡査の家につくと、棚主とダレカは自転車を乗り捨て、玄関に急いだ。


 平屋の玄関扉は閉まっていたが、鍵は開いている。


 棚主とダレカは一度うなずき合うと、扉を押し開け、中を覗いた。


 狭い家の中は窓が少なく、昼だというのに薄暗い。


 玄関から一段高くなった先に廊下が伸び、左手に障子でしきられた居間、突き当たりに別の部屋に続く扉がある。


 そして床の上には、土と砂が薄く足跡を作っていた。


 数人が土足で上がり込んだ跡を棚主達が見とめた直後、突き当たりの部屋から短い、肉を叩きつけるような音が響いた。


 その音に続いて怒声が聞こえてくると、棚主は足音を消すことも忘れて廊下に駆け上がった。


 廊下の先の扉に走り寄り、蹴破ろうとする。


 だがその瞬間、左手の障子を破って、男が棚主にとびかかって来た。


 襟をつかみ、棚主の顔面に禿げ上がった頭を叩きつける。

 鼻血を噴き出した棚主は壁に押さえつけられながら、相手の顔を左手で引き剥がし、背中に右の拳を何度か叩きつけた。


 男はそのたびにうめいたが、顔を真っ赤にして口を引き結び、棚主の首を締め上げようとする。


 しかし、それまでだった。屈強な男にダレカが一足飛びに接近し、あばらに掌底しょうていを叩き込んでいた。

 ぐぁ、とアヒルのような声を出した男が腰を折ると、棚主がその首筋に真上から拳を振り下ろす。


 倒れた男をさらに殴打するダレカを残して、棚主は鼻血をぬぐいながら、奥の扉を開いた。


 畳の敷き詰められた部屋の奥、柱にもたれるようにして大西巡査が倒れている。


 その周囲には、やや短い木刀と台所から持ってきたらしい包丁を構える男が、二人。


「おとなしくしろ! 警察だ!」


「お前を逮捕する!」


 二人の男が恫喝に使った台詞は、しかし棚主には逆効果だった。


 足早に近づく棚主に木刀を持った男が襲いかかるが、突き出された木刀を体を開いてかわすと同時、棚主の右の親指が相手の左目に鋭く突き刺さった。


 刑事としての訓練を受けた男は激痛にも悲鳴を上げなかったが、間をおかず木刀を握った腕を取られ、膝で下腹を突き上げられた。


「ぐっ……!」


 たまらず声を上げた直後、男の体がぶうんと振り回され、右肩から血しぶきが上がる。


 目を見開いた男が首を巡らせると、彼の右肩には仲間の握った包丁が深々と突き立てられていた。


 棚主を襲おうとした仲間が、誤って刺したのだ。呆然としている仲間に、男は「お前……何やって……」とうめき、肩に刺さった包丁を抜こうと手を伸ばす。


 その包丁が、びいぃ、と肉を引き裂いた。


 包丁を握っていた仲間が室内に侵入したダレカの蹴りをくらい、もんどりうって床に倒れたのだ。


 耐え難い痛みに、とうとう悲鳴を上げた男の喉を、悪魔のような棚主が拳で叩き潰した。


 体重を乗せた打撃に、男の喉は奇妙な音を立ててひしゃげ、血を噴き出す。


 畳に転がった男は動かなくなり、その横では最後に残った敵が、ダレカに踏みつけられてあえいでいた。


 棚主は上がった息を整えながら、大西巡査のもとに歩み寄り、片膝をつく。


 暴行を受けたらしい大西巡査は、顔は二、三発殴られた程度の負傷だったが、制服の腹や胸がやたらに汚れていて、おそらく蹴りつけられたのだろう、土と砂がこびりついている。


 そして左手を見ると、小指と薬指が折れていた。


 思わず歯を剥いてうなる棚主に、大西巡査はぱちりと閉じていた目を開けて「くそったれ」とうめいた。


「悪い、無理だった。葛びるのこと、吐いちまった……」


「どういうことなんだ。こいつらはなんであんたを?」


「信じられねえよ。みんな、森元警部補殿に見込まれて集まった決死隊の一員だった。間違いない……なのに、なんで今更……」


 大西巡査の視線を受けて、ダレカに背中を踏まれている刑事は苦しげに息をしながら、視線をそらした。


 大西巡査は指の折れている方の手で棚主の肩をつかみ、懇願するように言う。


「裏切ったのはこいつらだけじゃない。もう一人若い、枝野えだのって巡査がいる……ヤツは俺が幸太郎君の居場所を吐いた後、出て行った。急がないと……」


「大丈夫だ、時計屋が幸太郎を連れ出しているはずだ。とにかく、医者に行こう……ダレカ」


 棚主が名を呼ぶと、ダレカはうなずき、足下の刑事を無感情な目で見た。


 声を上げる間もなく、倒れた刑事の首にダレカの筋肉質な腕が巻きつけられ、一気に締め上げる。


 刑事はく、く、と小さな音を数回口から漏らすと、すぐに白目を向き、意識を手放した。






 葛びるの四階、探偵社の窓際に立った時計屋は、カーテンの陰に身を隠しながら目を細めた。


 電柱のそばと、路地裏、びるの正面の建物の陰に、明らかに葛びるを監視している男達がいる。


 棚主の電話が遅かったのか、自分が葛びるに駆けつけるのが遅かったのか。

 いずれにせよ、幸太郎を無防備に連れ出すわけにはいかなくなった。


 時計屋は窓から離れると、廊下に出て、扉の外で待っていたマスターと幸太郎に声をかける。


「妙な連中が表にいる……よもやとは思うが……幸太郎の『客』かもしれん……」


「な、なんで居場所が割れたんでしょう? しかも、昨日の今日で……森元さんがいらっしゃった直後じゃないですか! まさか……」


「考えるのは後だ。とにかく、一刻も早く逃げねば」


 階段を降りる時計屋に続きながら、マスターは頭をかきむしった。


 彼は、久々にミルクホールの客の入りが良くて、調子に乗って手が離せないほど料理の注文を受けた自分の間抜けさを呪っているのだ。


 鳴り響いていた電話のベルは、きっと棚主の緊急連絡だったに違いない。

 客や、幸太郎が取らなくていいのかと訊いてくれたのに、忙しさにかまけて放っておけとぬかした自分を殺してやりたい。


 時計屋が葛びるに帰って来てから、そう何度も何度も繰り返していた。


 うーうーとうめきながら苦悩するマスターを、時計屋は二階の自分の部屋の前まで来ると突然振り返り、パン、と叩いた。


 頬の肉がたぷたぷと揺れ、わずかに赤くなる。

 ぽかんとするマスターに、幸太郎の驚愕きょうがくの視線を受けながら時計屋が静かに言う。


「しっかりしろ。過ぎてしまったことはしょうがない。今は、幸太郎を無事に逃がすことだけを考えろ」


「……ほ、方法があるんですか?」


「マスターの協力次第だ。下に行って、残っている客を引き止めろ。それから知り合い全部に声をかけて、大盤おおばん振る舞いをしろ」


 「はあ?」と声を上げるマスターに、時計屋はずいと顔を近づける。


 無表情だが、目の奥に有無を言わせぬ鋭さがあった。


「熊笹さんの金の件で、マスターは幸太郎の食費分を受け取ったと聞いたぞ。それを使え。ごちそうしてやるから、みなで来いと電話をかけまくれ。女子供が多い方がいい」


 時計屋の言葉に、マスターはようやく彼が考えていることを理解したらしく、うなずいた。


 どたどたと階下に降りて行くマスターを見送ると、時計屋は幸太郎を伴って自分の店に入って行く。


 カーテンを閉めると、仕事用のかばんを持ってきて、幸太郎を椅子に座らせた。


 不安そうな幸太郎に微笑むこともなく、いきなりその髪をつかむと、髪のたばを作って根元をひもでくくりはじめた。


「なっ、何をするんですか?」


「女装しろ」


 抑揚のない声で言う時計屋に、幸太郎は目を剥いて「ええっ!」と声を上げた。


「お前を初めて見たマスターは、お前を女だと思った。だったらできるはずだ。山田家の連中はお前の顔を知らないし、男だと思っている。女装は追っ手の目をあざむくには一番効果的だ」


「だ、だって、こんな髪だけ縛ったって女の子には見えませんよ!?」


「集まって来た女の客に頼んで、服を貸してもらう。買ってもいい。とにかく葛びるを抜け出せれば、何とかなる」


 命がかかっているだけに嫌とも言えず、幸太郎は情けない顔で時計屋を見た。


 かばんからやたらにごついはさみを取り出し、幸太郎の髪を切り整えながら、時計屋は真剣な顔で言う。


「万一の時は、私が追っ手を片付ける。幸太郎、死んだら、許さんからな」

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