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イジメガリ  作者: 屠蘇
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序章「先生へ」

かなりの誤った考えと稚拙な文章です。

ご了承ください。

ここにはイジメがあった。

確かにあった。


俺はイジメられっ子だ。

自分で言うのも何なのだけど。


他人が聞いたら、「それはイジメではない」と言うかもしれないし、

「確かにイジメだ」と言うかもしれないし・・・


でも、確実にイジメられてた気がした。



何度も殴ってやろうと思ったし、反抗もしようと思ったけど、

怖かったし、

もしそんなことをしてしまったら、そのあとどんな目にあわされるか

わかったもんじゃなかった。



先生に言うことだってできただろうな。



あの先生ならきっと、イジメを無くす為に、色々な方法を考えて

それを実行してくれるはずだ。



でも、そんなことされても、イジメなんか無くならないだろうな。



かえって、より陰湿に、より過激に報復されるだろう。


だから、先生には言わない。


親にも言わない。




あの人たち、わかってないんだ。



結局は「何とかしてやろう」というフリをするだけの自己満足なんだろう。


こんなことを言ったら


「そんなことはない!!」


って絶対言うだろうな。



でも先生。


実際はそうなんだよ。



先生がいくら親身になったとしても、イジメなんか無くならない。


あいつらが


苛めているあいつ等が本当に後悔して悔いるまでは・・・




それにね。


先生に言ったほうが、余計にややこしくなるんだよ。


だからそんなこと、しない方が、まだマシなんだ。




いつも思う。



先生。


何ができるの?


イジメのことを先生に訴えたら、先生何ができるの?



頑張ってるだけじゃ意味ないんだよ?


やろうとしてる


じゃ意味ないんだよ?




苛めは今、この瞬間もずっと継続してるんだよ。


先生、対応考えてる場合じゃないんだよ。



今なんだから。


今、確実にイジメの根元を瞬時に無くさない限り、


悪化するだけなんだ。




それがわからないの?




だから、誰にも相談できなかったし、どうしようもなかったんだ。




俺は悪い方に向かってる。


確実に向かってる。




苛めた奴等を・・・・


あいつらを・・・・・




復讐する・・・・・・・


そうだよ。先生。



俺、頑張って苛めを無くしてみせるよ。


史上最悪の方法でね。





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