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詩集<独白>  作者: インジュン
詩編(1)
68/95

燃えていたい


痛むような寒さに

震える体が燃えている

わたしは

燃えていたい

薄皮一枚のしたに

猛る熱をふうじこめ

凍える素ぶりで

体をおさえつける

風は街をふきぬける

寂しげな雲もまばらに

空がからりと晴れている

なにものの寂寥か

このとこしえの青色は

あんなにも炎は

鼓動しているのに

道が白く凍えている

人の口も人の目も

摩擦にあがる

火花に過ぎない




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