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詩集<独白>  作者: インジュン
詩編(1)
63/95

むき出しでわらおうよ

きみははにかみで髑髏を隠すから、僕は歯を漂白したよ。一点の曇りもなく漂白したよ。でもきみは爪を塗ったり、素敵なお店を探すのに忙しそうだから、苛性ソーダをかけたくなる。ボトルのアセトンもかけてあげるから。いっぱい磨いて、白無垢に飾ってあげるから。だから呼吸まで忘れて、崩れて、砂場で風に涼もうよ。影が伸びてく公園に子供達がやってきて、歯をむき出しにしてわらうよ。そこでぼくは、きみを創るから。またほほえんでね。

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