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狩人の散瞳
太陽へ射かける狩人の
当て所なく矢は放たれた
届かぬことを諒解し
それでもなほ天に恃まず
丈に合わぬ矢筒とともに
たゆまぬ敬虔を背負い
時の誘惑に屈さず
いまだ震へを知らず
荒野にただ幾筋かの
放物の軌跡をのこし
空は昏き衣を羽織り
窓辺にわずかな灯りに
使者のささやく翅と
かたりあう手元に積もる
削り粕の一つにさえ
絶えぬ祈りをもて
ただ両の掌に
己が夢を握りてゆく
太陽へ射かける狩人の
散瞳は、黄金を透かし
星を覆へし、色をくだし、
かぎりをのみほし。
太陽へ射かける狩人の
当て所なく矢は放たれた
届かぬことを諒解し
それでもなほ天に恃まず
丈に合わぬ矢筒とともに
たゆまぬ敬虔を背負い
時の誘惑に屈さず
いまだ震へを知らず
荒野にただ幾筋かの
放物の軌跡をのこし
空は昏き衣を羽織り
窓辺にわずかな灯りに
使者のささやく翅と
かたりあう手元に積もる
削り粕の一つにさえ
絶えぬ祈りをもて
ただ両の掌に
己が夢を握りてゆく
太陽へ射かける狩人の
散瞳は、黄金を透かし
星を覆へし、色をくだし、
かぎりをのみほし。