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薔薇
君が黙っているわけ
俯いているわけを
話す必要はない。
詩はそのためにある。
だが期待はするな。
詩とはそういうものだ。
愛されたいだけならば
去れ。
わたしはユリの心持ちで
この詩を手向けよう。
きみは憎しみか、
それか涙を綴るといい。
いつか、凛と、一輪の赤が
荒野に花開くだろう。
わたしを刺してやまない
荊が。
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