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詩集<独白>  作者: インジュン
詩編(1)
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28/95

貝は

であるために

かたくなに力を張って

殻をとじている


木は

であるために

しっかりと根を張って

沈黙にそびえている


言葉は

言葉

であるために

ぴっしりと音を張って

虚空にひびいている


だが、

僕は

であるために

いったいなにをしただろう

僕は

なにを張れるだろうか

意地だろうか、声だろうか

なにができるだろうか


まあ、まずは心を開けて

沈黙をやぶって

僕についてかたることだろうな



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