表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/14

 寮で一晩を終え、

『諸君、今日も無事朝が来た。太陽の光を無駄にするな、とっとと起きやがれ!』

 といったような寮長の朝放送が流れ、朝ごはんを食べて。学校へ向かう女子生徒達。

 夏雪と読奈美も、通学路を歩く。

「ふー、朝、人に起こされたのも初めてだぜ」

「ちょっとビックリしましたね」

「ガンドーのやつはまだ来てねえみたいだな」

「寝坊ですかね」

 雑談しながら道をゆく二人を、見続ける者がいた。

 先日よりも露骨で、さすがの二人も気づく。

「なんかすっげー見られてるんだけど……」

「わ、わ、わたし達に用なんですかね」

 怯えつつ、読奈美がちらりと目を向けると、それは慌てて隠れた。

 しかしはっきりと見えた。

「あれ? 彼女、確かわたしが前に通っていた図書館でよく見かけた子ですよ」

「そうなのか? あーなんかデカイ本持ってんな。もしかして人間じゃあねえのかな。私は見かけたこと無いし、標的はヨミナミか」

「ひ、標的って、別に誰かに狙われるようなことは、してないはずです」

「わかんねーぞう。いろんな奴がいるからなーこの世には。案外目的は、その眼鏡だったりして。でかくて珍しいからな」

「な、なんで眼鏡なんですか。普通こっちでしょう」

 といって液晶パッドを目線に持ち上げる。

「頼まれても、あげませんけどね。これは絶対」

 大事そうに液晶パッドを抱きしめる読奈美。

「どこまでついてくるんだろうな。学校の生徒じゃないなら、警備のおっさんに止められちまうか」

「でも、帰りも現れたりして……」

「そんなに気になるんなら、あいつに相談してみようぜ」

「あいつ?」

「ほら、私達には担任の先生がいるじゃないか」


「へっくしゅん」

 あぁ、花粉症かなと、学校へ向かう中、火楼は思った。


「怪しい奴につけられてる?」

 授業が始まる前に、夏雪と読奈美は火楼の元へ。

 職員室の近くの廊下で、偶然みつけた火楼に、相談を持ちかけた二人。

「ああ、あれはヤバイぜ。獲物を狩るハンターの目だった。もしくは狼だな。気づいたら集団で囲って、弱そうな羊を食っちまうんだ。あの眼光で睨まれたら、羊じゃなくても体がすくんで動けなくなっちまうだろうけどな」

 夏雪が手を頭の後ろで組み、楽しそうに言う。

 そんな台詞に、読奈美は驚く。

「え、え、なんでそんな怖そうに表現するんですか。もう少し普通の子に見えましたけど。それにどうみても一人でしたよ」

「だって、そのほうが面白そうじゃん」

「そ、それだけですか」

 火楼は考え込んでいた。

 後半の部分は考えに没頭してよく聞こえていない。

(魔物が集まるのなんて珍しいから、注目されるのはわかるが……。怪しい奴が生徒を狙っているのか? そんな恐ろしい眼光をもつなんて、まさか、噂に聞く、魔物ハンターか? 魔物自体をよく思っていない人も、少なからずいるみたいだし。それでも、生まれたばかりの魔物しかいないうちの生徒を狙うなんて、なんて卑劣な。許せん)

「学校には入ってきてねーみたいだな。帰りにもいたら、とっ捕まえて話きいてみるか? 先生聞いてる?」

 火楼はやや大きな声で、暴走気味に言った。

「お前たちは俺が絶対守るからな。誰にも手出しさせない。そんな怪しい奴がいるなら、今日から寮まで送って行ってやる」

 そう言ったところで、チャイムが鳴った。

「とりあえず授業だ。お前らも準備しとけよー」

 そう言って、火楼は職員室へ向かう。

「いやーやっぱ親切な先生だぜ。なぁ」

 教室に向かう夏雪と読奈美。

「うーん。なんか先生、勘違いしてる気もしますけど」


「最近変な奴がうろついてるみたいだから皆気をつけるんだぞ」

 と、火楼は朝のホームルームでそう伝えた。

 授業がいくつか終わったあと、体育の時間になった。

 龍之門中学校のグラウンドはいくつもある。

 その中でも割と小さめのグラウンドに、魔物教室の面々は集まった。

 制服は無いが、体操服は支給されている。

 体育館の側の更衣室で、男女別れて、生徒達は着替えた。

 黒いラインのはいった白いシャツに、女子はブルマ、男子は半ズボンである。

 双子のものだけ、手錠の側がチャックで開くようになっている。

 そういう仕様でなければ、手錠を外せない双子は、着替えることができない。

 鈴のものはしっぽを通せる。

 双子や鈴だけでなく、体の大きな厳道や、そしてもう一人の子なども特注品である。

「やっぱでけえな。ほらヨミナミ、お前の胸よりでけえ」

「指さしちゃ駄目ですよう」

 夏雪が指差す先に、身長百七十はありそうな背の高い女がいた。

 目立つ薬のカプセルのようなイヤリング。まとめられた髪。

 もちろん魔物教室の生徒の一人である。

「大丈夫だって。寝てるから気づかねえよ」

「そういう問題じゃないですってば」

 名前は薬宮やくみや。彼女は、立ったまま寝ていた。

 ジャージ姿の火楼がやってきた。

「おーし、集まってるな。まずは準備体操だよな。このテープを聞きながら、俺のを真似してくれ」

 ラジオ体操第一、である。

 他の生徒が、音楽に合わせて問題なくこなす中、双子はやや苦戦していた。

 破子が左手を伸ばし体を横に曲げると、結子の右手が引っ張られる。

「変な踊りなの、これ」

「破子ちゃん。これは踊りじゃなくて、体をほぐすための体操なのよ」

 それでもなんとかこなせた。

「じゃー次は二人一組になって、体を伸ばすぞ。うでを背中合わせに組んで、片方が前かがみになるんだ」

 双子、夏雪と薬宮、鈴と読奈美、厳道と蠢、他という組み合わせだ。

 読奈美は夏雪と組もうと思ったのだが、夏雪が薬宮の元に突進してしまった。

「なあ、私と組むぞ」

 夏雪がそう言うと、聞こえているのか、ただの生理現象なのか、薬宮はこくん、と首を縦に振った。

 目は閉じていて、寝息が聞こえてきそうだ。

 夏雪の目線は薬宮の胸に向いていた。

 先日の風呂の一件で、他人の胸に、興味が湧いたらしい。

 そーっと手をのばす。

「こら、何してんだ」

 触れるか触れないかのところで、火楼が止めた。

「えー、だってー、先生も触るか?」

「触るわけ無いだろっ。もういいから、体操してくれ」

 寝てる女子の前で、危ない会話が繰り広げられていた。

 仕方なく夏雪は、立ち寝している薬宮と腕をくんで、体を反らした。

 小学生並みに小さい蠢と、二メートルはありそうな厳道も、背中合わせに腕を組む。

 ぐいっと厳道が前かがみになると、

「タかいたかい、足全くついてないぞ、おい」

 蠢がじたばたする。

「暴れるな」

 逆に厳道が胸を反らすと、

「オもいだろが、乗っかるな」

 蠢は潰れそうになっていた。

「まったく。注文の多いやつだ」

「イや、無理あるだろ……。この組み合わせ」

 終わった頃合いを見て、火楼は次の指示をだす。

「じゃあ次は、馬跳びだ。やり方は、片方がしっかりと前かがみになり、片方が跳び箱のようにその人の背中を飛ぶんだ。飛んだらその人が、次の馬役になるわけだ」

 それを聞いて、読奈美と鈴がやるのをみて、双子と蠢は声を揃えて言った。

理です』


 陽が傾いた頃。

 授業が全て終わり、皆が下校する時間だ。

 約束通り、火楼は読奈美を寮に送る。夏雪と厳道も一緒だ。

 車はないので、歩きである。

 赤みがかった空に、雲がすこし差し込む。

 しばらく歩いていると、影が伸びる電柱の後ろから、彼女は現れた。

 赤い夕日よりも赤い髪のツインテール。

 モノクル。右手に大きめの黒い本。長袖で薄手のセーター。ミニスカートに縞模様のニーソックス。背丈は夏雪より低い。

 逢魔が時に、文字通り、魔物に逢った。

「そこのめがねっこ、あたしと勝負しろーっ」

 彼女の第一声は、そんな敵意にみちたものだった。

 いきなり現れた少女に驚く四人。

 火楼がまず尋ねた。

「君は……、想像とちがうけど、魔物ハンターか何かかな?」

「魔物ハンター? 何言ってんのよ、あんた誰よ」

「僕は教師だよ。この三人の担任だ。名前は火楼。君は?」

「あたしは、御神本みかもと。そっちのめがねっこに用があるのよ」

「ひ、人を身体的特徴でよばないでください。た、たしかに、めがねっこはよくある呼び方ですけど、これとかこれとかっ」

 そういって液晶パッドを前に出す。

 人見知りな読奈美は、初対面の相手に震えている。

「わたしは、よ、読奈美です」

「読奈美、読奈美ちゃんね。いいから勝負よっ」

 名前を聞き、何故か嬉しそうだ。

「な、なんですかそれ。なんでわたしがあなたと、勝負しないといけないんですか」

「理由なんてどうでもいいじゃない。そっちがこないなら、こっちから行くわよ!」

 そう言って御神本が、片手を上げた。

 瞬間、何も持っていない手に、何もない空間から、分厚い本が降ってきた。

 御神本はそれを掴み、

「おい、まさか」

 厳道がたじろぐ。

 投げた。御神本の細腕からは、想像もできないほどのスピードで、本は飛んでいく。

 それはまっすぐ読奈美に向かっていて、当たれば骨を折りそうで、そのまま、べきり、と嫌な音が響いた。

「本は投げるものじゃ、ごほ、ないだろう」

 火楼が血混じりに言った。

 たしかに本は背表紙のかどの部分が刺さるように、ヒットしていた。

 火楼の胸の下あたり、肋骨を折る形で。

「せ、せんせい!」

 庇われた読奈美が声をかける。

 骨が折れた激痛に、火楼は崩れるように座る。

 折れた骨が内蔵を傷つけてしまうかもしれない。

 皮膚の方は内出血を起こしているだろう。

「どーだ。読奈美ちゃん。次はあんただよ」

 御神本は腕を組んでふんぞり返る。

 腕のおかげで、薄い胸が目立つことはなかった。

 読奈美は怯えたようにそれを見る。

「いいや、次は私だよ。二人は先生をみててくれねーかな」

 凍るようなだとか、凍えるようなだとか、そんな表現も氷の中に閉じ込めて忘れ去ったような声で、夏雪が言った。

「夏雪さん……」

「おい、生徒を危ない目にあわせるわけには、うぐ」

 立ち上がろうとして、痛みで失敗する。

「無理すんなって。すぐにあいつを黙らせるからさ」

「俺もいくぞ」

 そう言って厳道は前に出る。

「読奈美には恩があるからな、いい機会だ」

「えーと、それってもしかして、やさ」

「言わなくていい」

 い、を言う前に厳道は遮る。

 二人が二人を庇うように立った。

「なによー、仲良しこよししちゃって」

 不満そうに、今度は本を二冊出現させた。腕を振り下ろし、標的に向かって発射する。

 どうやら直接投げなくても、飛ばせるらしい。

 とっさに夏雪は、大きい氷の壁を作りだし、二冊とも止めた。

「生意気なっ」

 さらにバスケットボールほどの氷で、反撃する夏雪。

 厳道も落ちていた本を投げ返す。

 御神本のように能力で飛ばすのではなく、単純な腕力。

 若くても鬼の力である。

 御神本が出した本なので、御神本はその本を消したり操れるのだが、厳道はちゃっかり本を殺してから、投げていた。

 読めなくなるだけじゃなく、付加されていた御神本の能力までも、本からは色とともに失われていた。

 灰色の分厚い消えない本と、氷が飛んできて、御神本は焦る。

「わっ、危ないじゃない。もー怒った、そんな壁で、これは防げるかしら?」

 ぎりぎりそれらが当たらなかった御神本は、邪魔な氷の壁を壊しにかかる。

 黒い本をいそいそと腹側の服の中にしまい、両手をあげた。

「な、なんだ?」

 何かをしてきそうな雰囲気の御神本に、構える夏雪達。

 御神本は本の精霊である。

 魔物教室の生徒と同じく、生まれたのは最近だ。

 それでも、本ならばなんでも出現させ、操れる。

 世界トップクラスの大きな本をご存知だろうか?

 縦の長さ約4.5メートル、横の長さ約2.5メートル、厚さ約1メートル。

 御神本本人よりも遥かに大きいそんな本を、掲げた手の上空に出現させた。

 運がいい街の人は、これを見かけたかもしれない。

 対する四人は開いた口が塞がらない。

 目が点になっている。

 物語にでてくるモノリスのようだと、読奈美はそんな場違いな事を、思った。

「おも、おも、おもいのよー!」

 さすがに能力の限界なのか、御神本は手をぶるぶるさせている。

 それでもなんとか、目的の場所に降ろすことができた。

 大した能力による加速もなく、ただ落ちただけ。

 それなのに、その瞬間、地面がえぐれ、氷が砕かれ、衝撃で夏雪も吹っ飛んだ。

 この本、いったい何トンあるだろう。

「夏雪さん!」

 倒れている夏雪の元に駆け寄る読奈美。

「あいつ、なかなかつええよ」

「大丈夫ですか? こんな、怪我して」

「ちょっと擦りむいただけさ。そんなことより、ここはこう言うべきなのかもな。わ、私を置いて先にいけ」

「なっ、確かに格好いいですけど、あの時見せた、物語の登場人物みたいに格好いいですけど、置いていけるわけないじゃないですか」

「そうは言ってもなー、ほら」

 夏雪が指差す。

 地面に刺さってぐらぐらしていた巨大な本が、そのままこちら側に倒れこんできた。

 御神本は既にへとへとで、座り込んでいる。だからこれは偶然だろう。

 このままだと、四人とも潰れてしまう。

 みるみる本が迫ってくる。

 本に埋もれて死にたいと思っているような人がもしいたら、彼女に頼むといい。

 その時、厳道が両手で、本を止めた。

「お前ら俺を忘れてないか」

 衝撃を止めた瞬間、厳道の足がやや地面にめり込む。

 それでも二メートル近い厳道のおかげで、誰も潰れなかった。

 ぎしぎしと、支え続ける。

 太い腕に血管が浮かぶ。

「うおおおおおおおお」

 突然、火楼の雄叫びが轟いた。

 猛然と御神本に向かってダッシュする。

「生徒がこんなに頑張ってるのに、座ってていいわけないよな」

 折れた骨はまだ完治していなかったが、それでも大分楽になっていた。

 火楼自体は只の人間である。

 氷を出せるわけでもないし、鬼のような力があるわけでも、パソコン同士を移動できるわけでもない。

 ただ、火楼の先祖はただの人間ではなかった。

 その血は水よりも濃く、火楼の体に影響をおよぼす。

 何もできないと言い訳などできない。

 それでは教師になんてなれない。

 全力で走ってあっという間に御神本の前に立った。

 火楼は御神本の肩を掴む。

 その顔は生徒を傷付けられたからか、悪鬼羅刹のようだった。

「どうしてこんなことをしたんだ。理由を言いなさい」

 恐ろしい声。恐ろしい顔。

 大の大人の、その迫力に、御神本は半泣きである。

「ひっ、もう、なんなのよ。あいつも、あいつも、あんたも、読奈美ちゃんばかり庇って」

 べそをかきながら、語りだした。

「あたしの方が先に生まれたのに、あたしだって図書館にいたのに、あの怪しい黒服達、読奈美ちゃんだけスカウトしていって」

 いつのまにか巨大な本は消えていた。

 厳道と夏雪が、こちらに近づく。

 実を言うと、黒服達は、たんに大人しくしていた御神本に、気づいていなかっただけである。

 世間に気づかれていない魔物はそう少なくない。

 しかし、御神本はそんな事情など知らない。

「ずるいのよ!」

 御神本は顔を赤くして、手をばたばたしている。

 駄々っ子のようだった。

「なんだ、学校、来たいのか」

 火楼があっさり言うと、御神本は、

「な、か、勘違いしないでよね、誰が行きたいなんていったのよ」

 と、誰でも看破できるような、思ってもいなそうな事を言った。

 口とは逆に、目は期待の眼差しだ。

「わかった。わかった。校長先生に相談しよう。明日の朝、学校の門の前で待っていてくれ」

「いいの?」

「ああ、学校に行きたい子供を、放っておく理由なんて何もない。だが、その前に皆に言うことがあるだろう」

 御神本は皆の方を向き、

「ご、ごめんなさい」

 しおらしく謝った。

「ああ、クラスに来たら、よろしくな」

「またバトろうぜ」

 厳道と夏雪は快く答えた。

「読奈美ちゃんも、ごめんなさい」

 座り込む読奈美のそばにいき、謝る。

「はい、同じ本の魔物同士、仲良くしましょうね、えへへ」

 読奈美が片手をだして、御神本がそれに応じて、握手をかわした。

 満足気に、御神本は帰っていく。

「よーし、俺たちも帰るか」

 と言って、火楼は全員を見渡す。

 読奈美だけ座り込んで動かない。

「え、えへ、えーと、違うんですよ。潰れるかと思って、びっくりしたわけじゃなくって、腰をぬかしたわけじゃなくって、ただちょっと座ってるだけなんですよ」

 どうみても立ち上がれない読奈美。

「しょうがない、おぶって寮まで運ぶか」

「え、あ、ありがとうございます。でも、先生怪我は大丈夫なんですか?」

 普通なら入院するような怪我を、心配する読奈美。

「これくらい、平気さ。先生は丈夫だからな、はは」

 そう言って、読奈美を背中におぶる。

「先生、そろそろ門限があるから行こうぜ」

「門限? そんなものあるのか」

「え、男子寮はないのか? そういえば寝坊してたし、もしかして、決まりゆるいのか?」

「そうなのかね。そっちは厳しいのか」

「厳しいなんてもんじゃないぜ、包丁だぜ、銃だぜ」

 夏雪は何かを思い出して震える。

「よくわからんが、大変だな」

 騒いでいる二人を前に、火楼も歩き出す。

「結構軽いんだな。というか、ほとんど重さを感じないぞ」

 読奈美をおぶる火楼の感想はそんなものだった。

「えへへ、電子書籍は、軽いんですよ」

 そう誇らしげに言った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ