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【本編完結】転生隠者の転生記録———怠惰?冒険?魔法?全ては、その心の赴くままに……  作者: ひらえす
第6章 転生隠者の望む暮らし

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閑話 先生へ


 リッカ先生、お元気ですか?いかがお過ごしですか?

 私はこの春、無事に学園の高等科の最高学年に進級しました。ウォルフリードも武術はともかく座学は苦手が多いなりになんとか進級し、今年はジュードも入学です。時が流れるのは本当に早いものですね。

 

 初夏の王都は賑やかです。今年の社交シーズンが始まり、父も母も仕事に社交にと忙しくしています。


 ちなみに私の正式な社交デビューはめでたく来年まで延期になりました。来年も延期になるように、ぜひ研究者として学園に残って、勉学に励みたいものです。子爵領にあたらしい織り機を持っていく仕事もありますし。もとアスター子爵領は、ルロイ子爵領と名を変え、アスター伯爵の分家となります。今のままで行くのならばジュードが叔父から子爵を継ぐことになると思います。そうなった暁にも、先生の身分証は変わらずに使えるそうなのでご安心くださいね。


 実は、先生が以前のお手紙に書かれていた魔導国家の魔木の加工燃料の害の件ですが、ようやくきちんと公式に認められることになりました。

 噂によると魔の森の一部が湿地帯化し、列車のレールが引けなくなった箇所があるそうですが、先生はご存知でしたか?

 その場所は、ここ数年瘴気を土中に封印する魔法をかけつづけていたそうなので、その影響もあるのではと推測されています。

 魔の森には魔族の他に、ほとんど知られていないような精霊魔法を使う種族もひっそりと暮らしていたそうなのですが、彼らの中にも奇病が流行り始め、魔法が使えなくなっているようなのです。

 そこで、先生の考案された魔法陣治療が出来ることと私がルールーを連れていることが決め手となり、奇病———先生の論文では、透明な瘴気によるものとされていた症状の対策チームに、私も最年少で入ることになりました。聖サントリアナのチームの責任者は、なんと父です。

 第3王子様も無理やり入るつもりだそうで、父は今から眉間に皺を寄せています。

 これから我が国と帝国、魔導国家の間で話し合いが持たれ、実際に派遣されるのは来年以降になる予定です。

 私も父に負けないように頑張ります!先生、見守っていてくださいね。


 と、書いてしまいましたが、来年派遣となるとどうなるかわかりませんので、できれば今年の秋祭りの時期に、我が家にしばらく逗留していただけませんか?久しぶりに先生とお話ししたいです。

 ジェイガンおじ様達やアーバンおじ様達もお招きする予定です。

 それに、ルールーと妹妖精達が成長した姿を是非お見せしたいのです。


 先生、お願いします。



 愛を込めて メリーベル


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