~ただいま異世界転移中?~
与一にギフトを渡したニスン。
彼が次に向かうのはどこなのだろうか?
目の前に広がる大きな海にニスンは何を思うのか?
ドボン
俺は波に身を任せながらふと思う
「今回は本当に失敗した」
何に失敗したか、そう、体の大きさを変えたことだ。
「あれは本当にヤバかった、まじで『転移』するかと思った」
今はもう、元の姿に戻っている。誰にも見られる事はないからな。
「あと、この現状だな」
周りを見る、いつもなら光の輪がたくさん通りすぎているのだが、今は魚がたくさん泳いでいた。
そう、『転移』に失敗したのだ。
与一と別れた後、『転移』しようと海に飛び込んだのだが忘れていた、自分が『水中行動』のスキルを持ってることに。
「これじゃ、死にそうにならないよなぁ」
ま、いいか、急ぐ旅でもないし。
「与一うまく生き抜いてくれてるかなぁ」
与一のスキル『弓の名手』弓を使った攻撃で攻撃力、命中率が上昇する。
たぶんこのお陰と鍛練の成果で、与一は百発百中を実現してたんだろう。
しかし、今の与一には『緊張感-』が付いていた。
適度な緊張感は能力が上がるのだが、このスキル-が付いてるせいで、投擲武器による攻撃時、命中率が著しく落ちてしまう。
そのせいで、いざというときに攻撃が外れてたんだろう。
そこでいつものように俺は1つのスキルをコピーした。
このスキルを選んだのは、もともと百発百中なんだから『必中』のスキルを付けても誰にも怪しまれないだろうと思ったからだ。
「しばらくはこの世界で漂うか、たまにはこういうのもいいと思います」
今回は平家物語に出てくる人物を題材に書かせていただきました。事実とはだいぶ違いますがこういったifがあったのかもしれないと思って読んでいただけると幸いです。
次はキャラ紹介に移ります。




