後日談~異界図書館より~
ここはどこにあるのか分からない、異界図書館。
全ての世界の物語が納められたこの場所で、あなたは何を望むのか?
いらっしゃいませ。
ここはあらゆる世界のお話が納められた異界図書館。
本日は何をお捜しですか?
生け贄の聖女のその後が知りたい?
分かりました、しばらくお待ち下さい。
お待たせしました。
それでは、続きをご覧下さい。
北の悪魔の言うとおり、1人の少女を生け贄にした町。
しかし、空は暗雲が立ち込めたまま、光が見えることはなかった。
町の人達は、悲しみにくれて家に戻る。
その中、少女の義母だけはうっすらと笑みを浮かべていた。
その夜、悪夢はなんの前触れもなく訪れる。
北の悪魔達が町を襲ったのだ。
家や、露天などの建物を破壊し、家に入り人々を襲った。
しかし、そこにある1人の人物が現れた。
少女の父である。
少女の父は事情を王に説明、王から悪魔討伐の命を受け、国軍を率いて町に戻ったのだった。
国軍は圧倒的な戦力でモンスターを討伐、北の悪魔も少女の父である、騎士に討伐された。
町は壊滅的な被害を受けたが、なぜか町の人に被害はなかった。
詳しく話を聞くと、セバスチャンと名乗る執事からもらった、ある花をあしらったお守りを持ち祈ると、光に包まれモンスターに襲われなかったということだった。
少女の父は町の人の安全を喜び、懐かしの自宅に戻る。
しかし、その屋敷には誰の姿もなかった。
町の人から、娘が生け贄にされたこと。
そして、ある一匹のモンスターが妻達を捕まえどこかにさらって言ったことを聞いた。
少女の父は悲しみにくれたが、娘が身を犠牲にして守った町を再興すべく力を尽くしたということだ。
数年後、ある噂が町に広まった。
少女の母親の故郷で、1人の聖女が誕生した。
その聖女は人々を導き、優しい笑みで人々を癒している。
そして、聖女の加護である巨大な結界により、町はモンスターに襲われることなく、大きく栄えているということだった。
それを聞いた少女の父は静かに涙を流し、笑みを浮かべていた。
次は、キャラ紹介になります。
では、次の章をお楽しみに




