女神覚醒
神の世界から別の世界へと転生したイチル。
彼女はこれからの人生を楽しく生きる為、自分の力のレベルアップに励んでいた。
おぎゃぁと生まれて早1年たちました。
私は今、ベビーベットの上に座っておしゃぶりをうまうましてます。
この1年はなかなかハードでした。
なぜかって?
それは自由に体が動かせないからです。
手と足はバタバタ出きるんですけど、起き上がれないし、目もはっきりと見えなくもどかしい。
頭で考えれるんだけど、上手く言葉が出せなくて、ただ泣く声は出せるからムッとすると泣いてみた。
すると本ママ様がすぐおっぱいくれて、飲んでるとなんか気持ちが落ち着いて寝てしまう。
その繰り返しがかなり窮屈だった。
耳だけはよく聞こえて、言葉も分かるから自分がいるところがどんなところかはなんとなく分かったんですよね。
ここはある領主の屋敷で私はそこの長女として生まれたみたいです。
お父様がたぶん気をきかせてくれたのかな?
私が生まれた日にパパ様は跡取りが生まれたととても喜んでくれたそうです。
この国では男女関係なく初めに生まれた子が跡を継ぐみたい。
それと、このお屋敷には私の本ママ様以外にも6人のママ様がいます。
6人もママ様がいると聞いたら想像しますよね、跡目争いやらママ様同士の不仲説。
私も神の国にいた時にはよくそういった話を本で読んだ事があります。
でもね、この家のママ様達は滅茶苦茶仲が良い。
私も全てのママ様に可愛がってもらっています。
逆にパパ様が私を抱っこしようとしたらママ様達に怒られるくらい。
パパ様不遇です。
なのでパパ様が密かに覗きに来た時は黙って抱っこされて上げます。
するとすごく喜んでるんです。
パパ様かわちょろいです。
さて、こんなに愛されながらやっと1歳になった私はいろいろと自分の力を鍛練中です。
誰もいない時を見計らってステータスを表示。
あ、これは誰でも見れるモノですよ。
ただし、本人の許可がないと自分以外の人は見れません。
それを見ると私にはお父様が言った2つのスキルが表示されています。
1つは『付与』
魔法を物体に付与する力ですね。
技術や魔法で付与も行えるのですが、スキルだと魔法や物体に制限無く『付与』出きるみたいです。
実際にいくつかしてみました。
お陰で『付与』のスキルレベルは5まで上がってます。
もう1つは『全属性魔法適正』
その名のとおりどんな魔法も覚えられるスキル。
これで私は1歳ながらいろいろな人が使っている魔法を見よう見まねで覚えています。
ただ、家の中で使われる魔法なので大規模魔法はまだ使えないんですけどねぇ。
メテオとかエクスプロージョンとか。
うまうま。
このおしゃぶりってなかなか良いですよね。
モグモグする事で顎を動かし頭の回転が良くなる感じがします。
歯は少ししか生えてませんけど。
「イチル、おっぱいの時間よ」
あ、本ママ様が来たみたいですね。
それでは、また後で授乳タイムは覗き厳禁ですよ。
ふう、今日もこれでお勉強は終わりです。
2歳になってから、文字を言ったり書いたりしています。
頭の中は前のままですからね、案外早く出きるようになってますよ。
ママ様達もとても喜んでくれてますから。
まだ、外には出れないんですが、お屋敷内では自由に行動しています。
そうそう、なんと私に弟が出きるみたいなんです。
ママ様の1人が妊娠されたみたいで、数日ぐらいすると生まれてくるみたい。
ママ様達からはイチルちゃん偉いから一緒に面倒見てあげてねって言われています。
まだ2歳なんですけどね。
魔法もだいぶ上達しました。
未だに外に出れないので大規模魔法はおぼえられないんですけど。
早く覚えたいなぁ~
今日は私の弟が生まれました。
なぜか片目をつむったままの赤ちゃんです。
医者や魔術師がたくさん来て調べたのですが、目には以上はないみたい。
生まれつきって事みたいです。
ちょっと憎たらしい顔をたまにします。
ニヒルな笑いってやつ?
でも、赤ちゃんはやっぱり赤ちゃんですね。
ママ様のおっぱい吸ったらキャキャ喜んでいますから。
私も赤ちゃん触らしてもらいました。
柔らかくて温かい。
トエルの事を思い出します。
みんな元気にしてるなかなぁ?
今日は初めての外出です。
やっと大規模魔法を使えると思ってましたが、パパ様やママ様達、お付きの人がたくさんいて使う暇なしです。
弟のフタミも連れてこられてます。
良いですね2人目は私なんか1歳の時には外になんて出れなかったのに。
ま、この可愛らしい顔を見てたら許して上げますけどね。
ちなみに私が今抱っこする順番でフタミを抱っこしてます。
ふと、フタミの目線を感じたので私もフタミの目を覗きます。
ん?
あれ?
これって。
私はフタミの目の奥にあるモノを見つけました。
それは転生された者には必ず現れる、意識の光。
もう、お父様。
何やってるんですか。
今回の章の題名はあえて書いておりません。
ある程度進んだら書こうと思います。
それては、次回をお楽しみに




