第三話:体育祭での特別風景(後編)
ネタができていてもその間を繋ぐのが難しいですね・・・(ネタの出来は置いといて)
個人騎馬戦は俺らの圧勝だった。途中から「オレ」が出ていたせいで俺は何もしていないけどな。
障害マラソンは渋谷という尊い犠牲を払いながら俺が一位となった。次は借り人競走か。
「栞、これって物の代わりに人を借りて来るんだよな?」
「そうね。相手の意志は関係ないけど」
人権無視ですか。
「言っておくけどこの競技に私達三人がトップ3に入れば次のバトルロワイヤルの結果は関係なく優勝できるわ。手抜かないでよ」
意気込みながら言う栞。だが俺は別のことを気にしていた。
「バトロワってマジでするんだ・・・」
−開始
借りるものはくじで決める。ちなみに俺は
「『美女と呼べる女子高生』か」
う〜ん。美少女ならいっぱいいるんだけどな。この学校。
「いたわ!『性欲の化け物』!!」
香奈・・・否定はしないが
「どこだ!『いろんなことを優しく教えてくれる巨乳先生』は!!」
この学校にいる訳無いだろう。渋谷。黒板消し投げてきたりするようなのならいるがな。しかし美女高校生か・・・。
『さぁ〜始まりました。借り人競走。実況は相変わらず美女高校生の加賀美来夏で〜す』
「会長!あんたはどんだけジャストミート何だ!タイミング良すぎるよ!」
とか言いつつ走る俺。狙っただろう。絶対。あの人は初めて会ったときから相変わらず良く分からん。
「会長!!」
「何やっているんだ。裁木」
悪いがオロナミンZを飲む橘は無視。てかZって何さ。何かに目覚めるのか。まぁいい。飛ばしてきたけど校庭から二階まで一分もかかったからな|(←超人)
「付き合ってください!!」
「ブッ!」
橘がなぜか吹き出し、会長はみるみる赤くなっている。
「な、何。龍牙君らしくない冗談ね」
「俺はマジメです。人生賭けてますから」
各学年四組からの報復が怖い。
「龍牙君・・・」
「あ〜もう時間がない!速くしないと」
「何を?」
「周りの奴らに見せ付けるんですよ!」
じゃないと三位にすらなれないかもしれないし。
「「!」」
会長が柄にも無く顔を真っ赤にし、橘はいきなり文芸部室で謎の団を作ると言われたかのようにポカンとしている。まるで俺が場所や時間を考えずに告白したみたいじゃないか
「すみませんがもう我慢できません」
そういうと俺は会長を俗に言うお姫様抱っこで抱える。
「りゅ、龍牙君?私初めてだから優しくしてね」
何の事か分からないが俺は急ぐ。
(この場所からなら降りればすぐだ)
そう考えた俺は何のためらいも無く窓を開け飛び降りた。
「ちょっ、待ってぇぇぇえええ!!」
会長の絶叫。貴重だ。
俺は華麗かつ優雅に|(←ここ脳内修正で美化)着地。周りを見回す。栞は既にゴールしている。他はまだ入っていない。数人が前を走っているが余裕で抜かせる距離だ。
(後は渋谷か・・・)
後ろを見ると渋谷は我らが数学教師を連れて来ていた。巨乳というか他の部分も大きく、俺のペッタンからグラマーまで対応しているストライクゾーンに全力投球して一球しか投げてないのにフォアボールだ。
「渋谷ー。お前そんな趣味あったけー?」
「ねーよ!俺のストライクゾーンにフォアボールだ!」
珍しくマジギレで珍しく意見が合った。
「しかし巨乳はともかく『優しく教えてくれるは』ー?」
この先生に男子高校生が考えるいろんなことを教えられたら死にたくなるが。
「その点は大丈夫だ。ダイエット食品の役のたたなさや最近の体重計の脆さとかはバッチリだぜ!」
まあパッと見百キロはオーバーだから。物の責任じゃない。
だがあんな重いものを運んでいたら間に合わない。
「会長。覚悟しといてください」
「ハイ!!」
今日の会長はやけに素直だ。・・・かわいいかも。しかもしっかり抱き着いている。ナイスバディ万歳!!これ夕方だったら満月じゃなくてもオオカミさんになります!!
「渋谷ー!!痛みは一瞬だ」
どこぞの怪盗ライダーさんのセリフを吐くと
「飛べ!!」
会長を抱えながら回し蹴り。多分あの弾力性からいって数学教師の腹に命中。
「「おぶっ」」
奇声をあげながら飛ぶ二人。一気にゴールイン。やべ、一瞬というよりは永続的かも。むしろ人生のゴールに飛ばしたか。俺。つーか数学教師セリフ無くね?
安否確認のため一気に近寄る。なんやかんやで三位になっているが喜んでられない。冷や汗ダラダラである。
「だいじょーぶ?渋谷ー」
「あぁ、神崎。ついに俺にもデレるようになったか」
「いいえ。龍牙が殺人しなくてよかったとは思うけど」
「・・・じゃあさ香奈ちゃん、今先輩無防備だよ。持て余している性欲ぶつけなよ」
「私の身体は龍牙先輩専用です♪」
ガクッとダウンする渋谷。憐れだ。何が憐れって同じようなキャラの香奈に切り捨てられているのが憐れだ。
「ねぇ、龍牙君」
「何すか。会長」
「もしかして借人って私だった?」
「そうですがそれが何か」
当然だろう。それ以外で連れて来るだろうか。
「・・・・・・」
「会長?」
「死にさらせー!!」
「うわっ!会長!!キャラが!!」
会長は怒って俺を《検閲により削除》
その後バトロワに飛び入りして俺を《検閲により削除》
俺は苦労人だ
スーローテンポですがよろしくお願いします。評価や感想ください。辛口で構いません。ちなみに今新ヒロインの追加を三人ほど考えています。登場は先ですが。




