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第二話:体育祭での特別風景(前編)

コメディらしくない説明的文章が多くなっちゃった気が・・・

後香奈は大抵下ネタに走ります。

「なぁ、楓」

「なんですか?」

「今俺達が見ているのってリレーだよな」

「その通りですわ」

「じゃあ、何で閃光が見えたり、所々炎上してたりするんだ?」

「・・・」

「「・・・・・」」

絶対おかしいだろう。この学校。いやそれは昔からだ。さしたる理由も無く早退出来るしな。だがこれは運動祭じゃ無いだろう。しかもこれでリレーだぞ。俺が出る競技はどんだけ危険なんだ。

 俺は数少ない理解者と溜息をつく。と

「センパーイ♪」「おにーちゃーん♪」

同じクラスにいる静香と香奈のダブルアタック。ちなみに運動祭は学年関係なくクラスで分けられている。同じ4組な俺達は一緒のチームだ。ちなみに栞は今アンカーとして一位の男子生徒を蹴り飛ばしていた。

「次は個人騎馬戦ですね。これいざという時に」

「殺さないように頑張ってね」

「いやかなり嫌な予感がする話しないでくれ。俺は秘密の武器とも殺人とも無関係でいたいんだ」

やりたくはないが頑張るしかなさそうだ。戦わなければ生き残れない。か。(特撮ネタは人を選びます)


−開始

ルールは簡単。ハチマキを取り合う。ハチマキが相手にあるうちは何してもOKだと。壊滅的なルールだ。これ考えたのが会長じゃなかったら殺していたかも知れん。

「『龍の牙』だ!ぶっ潰せ!!」

早速物騒なことが聞こえてきた。

「我が名は赤木」

「僕は赤山」

「俺は青田」

「「「三人合わせて赤き三連星!!」」」

「一人青いたぞ!後ザクなのかドムなのかはっきりしろ!」

「赤山、フォーメーションJRだ!」

「了解。青ナントカ遅れないでよ」

「モビルスーツじゃなくて電車なんだ!!そして青田かわいそうだな!!」

「「ダッシュストリームアタック!!」」

「青田が技名知らなかったぽいんですけど!!」

単純に突っ込んでくる攻撃だったのであっさり避けてハチマキを頂いた。ダサくね?

「俺を踏み台にした!?」

「いやしてないし、ドム好きなんだな。お前」

「いやボルジャーノン派」

「マニアックだな」

『おぉ〜と、ハチマキ三つを手に入れました!龍牙選手絶好調です!!』

「会長!?」

『こら加賀美、何しているんだ』

『見て分かりません?橘先生。武力と会長権限で放送室を乗っ取っているんです。実況はきちんとやりますから問題はないでしょう?』

『いや、部長がどうみても無惨な程重傷だ。そこまでしてなぜやった』

『私の龍牙君の活躍をこの目に焼き付けるためです。キャ、恥ずかしい(はぁと)』

相変わらずアホだ。あの人


「やはり君は消すべき存在のようだ」

突然剣道部部長|(会長ファンクラブリーダー)が現れた。

攻撃を仕掛けてくる部長さん。しかも木刀持ち。

「らいかたん・・・じゃなくて会長をたぶらかす貴様を切り裂く!!」

・・・今回ばかりは会長に同情しよう。

普通に気持ち悪い。格好いいと思って付けているであろう伊達メガネはキモオタにしか見えない。俺は一気に近付くとストレートを繰り出す。木刀は受け流したからがら空きだ。そして武器無しで俺に肉弾戦で勝てる奴はそういない。が、

「何!?」

「ふっ。驚いたかい?僕は心眼が使えてね、君の攻撃はすべてお見通しってわけだ」

確かにそれはすごいが俺が驚いたのはそこじゃない。俺の拳が鞘で受け止められていたからだ。つまり

「お前それ真剣じゃないか!?殺す気か!?」

しかもやけに鈍く輝いている。

「言っただろう。切り裂くと」

「人間冗談で済まさないといけない発言があると思う!」

問答無用とばかりに真剣が迫る。俺はとっさの判断で距離をとる。それなりに不良界では名の通っていた俺だ。心眼があろうとすぐには近寄れない距離まで跳ぶ。だが木刀ならともかく、真剣となると対処は難しい。

(どうする、どうするよ?俺!)

「先輩!今です。秘密の武器を!!」

楓が叫ぶ。そうか、いざという時とはこの時じゃないか!!

 俺は道具を取り出す。以下、

赤いロウソク、ローション、手錠、ローション、首輪、ローション、鞭。

「何だ!この道具!つーかローションこんだけあって何に使うんだよ!!」

「えっ、先輩それを言わせるんですか。鬼畜ー」

「分かった。言わなくていいから!!」

「それは先輩の大きなモノを挟んで擦るためです」

「言うなって言ったろ!」

「安心してください。私、少なくとも校内一の胸の大きさですよ」

「そういうことを言うなと言っているんじゃないか!」

「大丈夫です。先輩のはこれを使っても口を使える程大きいですから!」

「やめろって!!そして結構マズイことをぽろりと言ったぞ!」

訴えたら勝てるな。

「僕を忘れるな!!」

忘れてた。俺は慌てて動こうとした。しかしなぜか身体が動かない。

「もらったぁぁあ!」

 

−栞サイド

 龍牙は攻撃が迫っているのに行動を起こそうとしなかった。迫る刀。緊張が走る。

『バキッ』

鈍い音がする。それは鞭が日本刀を破壊する音だった。

「てめぇ、そんなに痛め付けてほしいのか。悪いがオレは容赦ねぇぜ」

ニヤリとアンチヒーローしかしていけない笑みを浮かべる。あんな顔も素晴らしく見えるなんて、さすが私の旦那さん。じゃなくて!

「ちょっと香奈!!あの鞭に何したの!!人格変わっているわよ!」

「あの鞭には何もしていません。あれこそが覚醒した先輩。そう我ら『龍牙先輩に初めてを捧げよう会』がついに見つけ出した、ドSモード!この状態の先輩はMの人間に対して独占欲が強くなり、快楽を与える!!」

「説明的セリフありがとう。そしてさりげに最低な会があることが判明したけど置いとくわ。あの龍牙は別に嫌いじゃないし。と、当然友達としてよ!で、Mが相手じゃないとどうなるの」

「思い出したようにツンデレキャラ押しありがとうございます。まぁ、苦痛を与えるだけでしょうね」

「安心しろ。男に趣味はない。単純にオレに逆らったこと後悔させるだけだからサ」

ありえない位の連打。痛いなー。絶対。

「おいおい、このオレは戦闘意欲が高ぇだけで能力じゃ最低クラスだぜ。さっきの威勢はどこに行った?」

キャラ崩壊とかそんなレベルじゃないわよ、人格違うのが出てるわよ

「特別サービスだ」

そういうと部長さんを手錠で近くの柱に結び付けた。どの意味でも危ない。

『あれは必殺技『龍の裁きドラゴン・ジャッジメント』!!』

「技名あるの!?」

「ただの踵落としだ」

私のツッコミと龍牙の踵落としが決まるのは同時だった。

その後龍牙が目覚めた途端頭を抱えたり目眩がしたりしたのは言うまでもない


もしおかしい部分があったらそれは作者が男子校の一年で授業中に書いているからです。

次回!

「会長、付き合ってください」

「龍牙君・・・」

まぁコメディで借り人競走が残っている時点でバレバレですが

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