プロローグ2:学校での日常風景(人物紹介)
今回はギャグが後半に来ています。人物紹介の為短いです。
「裁木ぃー!!」
堂々と遅刻した俺を担任にして黒板消し投げ(チョークではない)の達人、橘が怒声と黒板消しを投げつけてきた。俺はそれを軽く流す。俺がこのクラスで英雄といわれる由縁だ。
「んで、今日はお楽しみだったんだな?」
そんなアホなことを言っているのは渋谷昭吾。二年になってから絡みはじめた奴。
「悪い。バカの戯言に付き合う暇ないから」
「オイ。裁木。それは酷くないかな?」
「あぁ、すまんが楓。ノート写させてくれ」
「はい。いいですわ。龍牙様」
この儚げな子は佐藤楓。ちょっと世間知らずなお嬢様だ。彼女に告白し散った男は数知らずというほどの美少女でもある。遅刻神たる俺の為にノートをとっていてくれる。彼女曰く
「龍牙様は恩人ですから♪」だ。別にそこまでのことはしてないんだがな・・・。
「いつもありがとな。感謝している」そして楓をなでる。楓がどんどん赤くなる。照れ屋さんだな。もぅ。可愛ーなー。後ろで渋谷がうるさいがそんなことは気にしない。
そんな感じで楓を撫で続けていると後ろから殺気がする。恐る恐る振り向き一言
「あの〜。栞さん?何か?」
「殺す」
「何!?普通に怖いよ!?」
「私は幼なじみよ!なのに何でそんなドキドキイベントが発生しないのよー!!」
「ちょっ、栞!それはまずいって!あぁ、鉄は許してー!!」
恒例の行事『女の恨み』が開始する。
「俺が何をしたというんだー!!」
「私、帰っていいか?」
生憎攻略対象外な橘は目の前の惨劇にため息を着いた。
−放課後
栞の暴走により一時期生死をさまよった俺はとりあえず生徒会へ向かう。元不良が副会長なんかやっていいのかと思うのだが会長曰く
「私の推薦だから」らしい。それから、栞も副会長だ。俺が立候補すると言った途端何故か、あいつも参加してきたのである。
「こんちはー」そう言いながらドアを開ける。と、
「センパーイ♪会いたかったよー♪」
生徒会書記の桜井香奈のタックルをもろに喰らう。痛てぇ
「土日挟んで会ってないだけだろうが」
しかし香奈は俺を押し倒したまま
「先輩に会えない日なんて考えられなーい♪先輩がいなかったら私の有り余る気持ちと性欲はどこにぶつければいいの?」
「できれば気持ちだけにしてくれ。変態」「いきなり言葉責めなんて・・・。だ・い・た・ん」
「何で頬赤くしていんの!?怖いよ!?」
もうイヤだ。コレ
「会長、助けてください」
「分かったわ。この梅野くりむに任せなさい」
「やめてください。生〇会の一存自体がパロディ多めなのにそれをパクらないでください」
この知的そうな人は我ら息吹高校の生徒会長加賀美来夏。
「ほら、私の龍牙君が困っているでしょ」
「じゃあ会長もやりましょう。ロストバージンのチャンスです。しかも先輩は経験豊富!!」
「俺会長の所有物じゃないし、なんか会話がまずい方向に進んでない!?」
「そうね・・・。龍牙君なら期待できそう」
「乗り気!?」
俺は全力を持って阻止した。何故か栞が残念そうに
「私も混ざれば良かった」
とか言っていたのは気のせいだと思うことにした。
何この地獄。今まで良く無事にやってこれたな「おっ。今日もモテモテだなぁ。裁木」
「嫌みですか?」
今入ってきた人は会計の小坂竜平先輩。俺とあわせて『生徒会のダブルドラゴン』とか言われているらしい。ちなみに彼女持ち。
「うーん。やっぱり龍牙君入れて正解だったわ。美少年二人。目の保養にサイコー」
「褒めても何も出ませんし、仮に事実だったとしてそんな理由で入れられたんスか。俺」
「いいじゃないか。裁木。おかげで毎日校内トップ3の女子にアプローチ受けられるんだから」
「栞には殴られ、会長と香奈には襲われそうになるのに?しかもLOVE成分が一切感じられないんですけど」
『・・・・・・』
「何?」
『鈍感』
「はぁ?」
意味が解らない。
「お前、去年のバレンタイン何個チョコもらった?」
「唐突ですね。えぇと・・・二クラス分くらいですかね。全部義理ですけど」
「・・・・・・もうそこまで鈍感だと救えねぇな」
何故か小坂先輩が呆れたように呟く。女性陣も睨んでくる。何か問題発言したのだろうか?悩む。
まっ、時折皆がよく分からないことをいうのは日常茶飯事だ
いつもと変わらないさ
次からは書きたかったギャグ中心で突き進みます




