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第12話 元勇者さんに魔の手が迫っているようです前編

注:視点???



ギリッ……………



ムカつくきます…………



イラつくきます…………



私の作戦は上手くいっていたのにこの展開は予想外です



なんであなたが私の風太といちゃついてるんですか?



そこは私と愛しの風太の感動の再会でしょう!?











私の元から風太はいなくなってしまいました



私が風太にどれだけ行かないでと頼んでも聞き入れてくれなかった



だからまた、私が風太に会いに行くんです



「巨乳の魔法少女が好きなあの子の元へ!!」



これできっとまた風太の所に行ける



私は凄く凄く期待していた



そして目の前には私の愛しの愛しの風太ではなく、なんかデッカいオークがいた



「ほう、良い贄ではないか」



なんなんだこのオークは、私は私のことが好きで好きで堪らない風太の所に行こうとしたんですよ



なんでお前みたいなオークが邪魔するんですか!?お前みたいなオークなんてお呼びじゃねぇんだよ!!



まてよ!?



良いことを思いついた!!



私は天才だ!!



「おいオーク!!テメェちょっとついて来いよ」



「ふっ、我のことか贄よ まったくピーチクパーチクうるry」



「黙ってついて来い」



コクン



「よし、これでうちの世界に連れて行こう こいつこの外見で意外と強いからな…………ふふふ これで風太にまた会える………………」



よし、こいつはここにしばらく放置だな



一応洗脳してここから動かないよう命令しとくか



あとは待つだけか……………













「女王陛下、失礼します!!」



「どうしましたか 近衛隊長?」



「はっ! 国の周辺になにやら異常に強い魔物が出現したと報告がありまして!!」



やっとね



「そうですか………どのくらいの強さなんですか?」



「それが………測定不能と我々では分かりませんでした…………」



「そう…………近衛隊長、エメシスを呼んで来てくれる」










「お母様お呼びでしょうか」



「エメシスよく聞いて 今このグランディアいえ、世界に再び危機が迫っています もし私に何かあったら勇者クラサスに伝えて欲しいの………」



「そんな!?私では勇者様に伝えることなど出来ません………」



「エメシス………もしものことです でもあなたならきっと大丈夫よ……!」



「分かりました! でもお母様もお気をつけてください!!」



「ありがとう」



なぜかこの子だけ魔法が強力なのよね



悔しいけど、この子なら可能性があるわ



そして私を姿を消す



さあエメシス



風太をこの世界にまた連れてきて

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