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君の声とそれに伴う僕の速度。加えて初夏の軌跡と魔王の輪郭

作者:あっきー
「エイリスタワー」
かつて巨万の富を一身に受け、聳え立っていたその塔は、いまやその面影さえも残らないただの瓦礫と化していた。
世界は変わってしまった。
いつからだろう。それ、が現れたのは。
僕たちは「それ」と戦い、そして。

「ここは永劫の監獄の最中。
人なきものに埋葬を」

これは、僕たちが生きた軌跡。

「そして、消え行く命に賛美歌を」
君の声
2012/05/04 01:03
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