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氷の墓標

作者:水梨なみ
愛する女性イリアを探して放浪の旅を続ける伝説の剣の使い手ラーグは、イリアを解放する時には自分の手で彼女を滅ぼす時だという悪夢を見続ける。

ある日、次元の牢に閉じ込められた魔法使いの少年ルシアをラーグは偶然助けた。
ルシアは、助けてもらった礼に、ラーグがイリアを見いだせないのは、大魔法使いの呪いのためであることを告げる。

この世界のどこにも存在しない氷の森を探せば、呪いを解除する手掛かりがあることを知ったラーグは、ルシアとともに森を探す旅に出た。すべては愛する乙女のために。
また、歪んだ時の呪いを解くために。

剣士ラーグと魔法使いルシアの冒険小説です。
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