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《夢》と華と葵い春。  作者: 寧々@p
新しい日常
6/11

放課後③


「 いつもありがとな彰人...朱里 」

「 どうした?急に改まって キモイぞ? 」

「 そうだよ!変だよはるくん 」

「 俺はいい友達を持ったんだな... 」

「 そうだぞ崇め奉ってくれた前晴斗少年 」

「 やっぱ前言撤回で 」

「 I’m sorry... 」


やっぱり...俺は色々と恵まれているのだろう、でもどうしてだか俺の心はキュッと締め付けられる感覚がした。

嬉しいからだろうか...それとも悲しい?...


「 白咲さんは甘いもの好きなのか?」

「 そうですね...好きか嫌いかと言われると大好きには入りますね... 」

「 へ〜やっぱ女の子してるな 」

「 ちょっと晴斗さんどう言うことですか?」

「 いやぁ〜何でもないっすよ 」

「 そうですか... 」

「 仲良いいね〜2人とも〜...ましかして知り合いだったり? 」

「 はめましてに決まってるだろ彰人 」

「 そうですよ彰人さん 」

「仲良いねぇ〜 」

「 ニヤつくな埋めるぞ 」

「 ハイッ 」


俺と白崎さんは初めましてだ、面識なんてない。

なんせこれほどの美人は忘れろって言う方が無理だ、誰だって印象には残るだろう。

俺が昔にこんな可愛い子いたら多分告白している...愛を知っていれば...


「 晴斗さん...少しこの後時間ありますか?」

「 空いてるけど...どうして?」

「 少し...2人だけでお話がしたくて... 」

「 分かった 」

「 おい晴斗 この後そのまま帰るか?」

「 俺は少し用事が出来たから...彰人達は?」

「 朱里は習い事あるから帰るよ〜 」

「 オッケ〜...じゃあここで解散にするか───散!」

「 は〜いじゃあね〜また明日!」

「 うん じゃあ 」

「 また明日 」


マスクドを出て俺達は各々解散し帰路に着いた、俺と白咲さんはと言うと


『 ... 』

「 あ...あの...白咲さん? 」

「 ひゃい!?」

「 あ...その...どうしたの?急に話があるとか...告白?」

「 ちっ違います!...//」

「 あっなんかごめん 」

「 そっその...私のこと...覚えていますか?」

「 覚えてるって何が?...」

「 いや...その...私だよ?はるはる 」


( !? )


聞き覚えのある呼ばれ方、昔仲良くしていたあの子がそう呼んでいた。

覚えている...少しだけでも今は思い出したくない、理由は思い出せない。


「 はなちゃんなのか?... 」

「 !?...覚えていてくれたのですね... 」

「 あっおい泣くな 」

「 だって...だって... 」

「 たく...泣き虫なのは変わらないか... 」


少しだけ白咲さん...いやはなの頭を撫でた。

懐かしい感じがする、でも昔の記憶は曖昧で忘れていた理由なんて分からない。

でも少しだけはなとの記憶が蘇ってきた


「 ぎゅってしてもいい?」

「 それはダメだ 」

「 なんで?... 」

「 ほら...昔に比べて体格も違うだろ?...だからッ...ておい!」

「 少しだけ... 」


今俺は抱きつかれている、非常にまずい状況だ

同級生にこんな所見られたら多分俺はマリアナ海溝いきだろう。

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