第2話 試験で本気出し過ぎた
主人公チートに近い?
俺はミスリルとアインハルトと共に森を歩いて2日が経っていた。
「まだ、かなりあるね姉さん」
ミスリルはそうアインハルトに言った。
「仕方ないわよ、ここからかなり距離があるからね」
俺は辺りを見ながら気配を探るスキルを発動した。
スキル名はウルトラサーチ。
半径100km先まで見る事ができるみたいだ。
俺はゆっくりと歩きながらミスリルとアインハルト達を見た。
「お前達腹減ってないか?」
俺はそう二人に聞いた。
「そういえばお腹減ったかも」
アインハルトはそう言った。
「よし、なら作るとするか」
俺は新しく覚えたスキルの異次元ポケットを発動して中に保存していたキラーボアの肉を取り出した。
「さてと、作るか!」
俺は調味料を作り出すスキルを発動した。
片手に持っている水を調味料に変えた。
豚肉ならこいつだよな。
「ウエジマの魔法って不思議だよね」
ミスリルはそう俺に言った。
「そうか?」
俺はそう言ってキラーボアの肉を切りタレに漬け込んだ。
「ねぇ、ウエジマ」
ミスリルは俺に声を掛けた。
「なんだ?」
俺はミスリルを見た。
「あの、ウエジマは服とかどうするの?」
ミスリルは俺の服を見て聞いた。
確かにこの服は俺の現実世界から着ていた服でボロいがそろそろ変え買い時だと考えていた。
「よし!作るか」
そう言って俺はキラーボアの肉をタレから取り出して魔法を使いフライパンを生成して作り出した。
「よし、焼くか!」
俺は油をフライパンに注ぎキラーボアの肉を焼き始めた。
ーーー数分後ーーー
俺は肉を焼き終えてそれを皿に乗せてキャベツを魔法で召喚して千切りにして皿に乗せた。
「ねぇ、ウエジマ」
ミスリルは俺に声を掛けた。
「どうした?」
俺はそうミスリルを見た。
「お昼まだかな~って思って」
ミスリルは俺に頬を赤らめて言った。
「もう少し待ってろ」
俺はそう言って魔法で召喚した釜から白米をお椀に入れた。
「おら、できたぜ!」
俺はそうミスリルとアインハルトに言った。
「うわぁ~!凄く美味しそう!」
そうミスリルは言った。
「食べようか!」
アインハルトはそう言った。
俺達はキラーボアの生姜焼きを食べながら道を考えていた。
近くにある街までの距離は約4km。
まぁ、真っ直ぐいけば早く着くだろう。
ーーー〈大都市・モルガーナ〉ーーー
俺達は街に着いて俺は辺りを見た。
雰囲気的には19世紀の町並みに近い感じがした。
「ねぇ、ウエジマ」
ミスリルは俺の服を引っ張った。
「ん?どうした?」
俺はポケットに手を入れながら聞いた。
「服を見に行かない?」
ミスリルはそう俺に言った。
「ああ、構わないぞ」
そう言って俺は片手に荷物を持ち歩き始めた。
ーーー服屋ーーー
俺は安めの服を選んでいた。
「どうですか?この服などは?」
そう言って俺に見せたのは貴族が着てそうな服を店主は俺にススメた。
「悪いがもう少しまともな服はないか?」
俺はそう店主に聞いた。
「うーんそう言われましても」
店主はそう言って頭を傾げた。
「ん?」
俺は何かが目に入った。
それは俺の母国にあった袴に似た服だった。
「これがいいな!」
俺はそう店主に言った。
「そちらになさいますか?」
そう店主は俺に聞いた。
「ああ、他のよりマシだ!」
俺はそう言って袴を片手に持ちそれを着始めた。
「おおっ!そう着るんですか?」
店主はそう俺に聞いた。
「知らないで売ってたのか?」
俺はそう言って体を動かしてみた。
「なかなか良いな」
俺は服の着心地を評価した。
「あの、お題は?」
ミスリルはそう店主に聞いた。
「この服は売れ残りに近かったので銀貨2枚で構いませんよ」
そう店主はミスリルに言った。
ーーー街の中心ーーー
俺は前に着ていた服を異次元ポケットに入れてアインハルトとミスリルと一緒にギルドに向かう事にした。
「なぁ、ギルドはここなのか?」
俺はそう言ってじっと目の前の建物のを見ていた。
「ええ、そうよ」
アインハルトはそう言ってギルドの扉を開けた。
「ギルド名は東方の風か・・・」
俺は中に入ると筋骨隆々な男性がたくさん居た。
「とりあえず、ウエジマもギルドに所属してもらうわよ」
そうアインハルトは俺に言った。
「まぁ、確かに何か便利が良さそうだしな」
俺はそう言ってギルドの試験に向かった。
「とりあえず、試験にはお金が掛かるわよ」
そうアインハルトは俺に言った。
「なら、何かアイテムを売ればいいんじゃないか?」
俺はそうアインハルトに言った。
「それもそうね」
アインハルトはそう頷いた。
「確か、アインハルトが剥いだキラーボアの牙や皮があったな」
そう言って俺はそれを異次元ポケットから取り出した。
「これを売ればいいんだよね?」
ミスリルはそう言って買い取り場に向かいキラーボアの牙と毛皮を売りに向かった。
ーーー数分後ーーー
ミスリルはキラーボアの牙と毛皮の買い取り値段で俺とアインハルトを呼んだ。
「兄ちゃんがキラーボアを倒したのか?」
そう頭がハゲたおっさんが俺に聞いた。
「ああ、そうだが?」
俺はそうおっさんに頷いた。
「まず、キラーボアの牙だが。こいつは工芸品に使う材料が多くてな!2つで金貨4枚だ!次に毛皮だがこいつは大きさから6mクラスだな!これで金貨12枚だ!」
そうおっさんは俺に金貨を16枚を俺に渡した。
「えっ?そんなにすんのか?」
俺はめちゃくちゃ驚いた。
「まぁ、キラーボアはクラスはBだから普通なら5人のパーティーでも勝てるかわからんがな」
そう言っておっさんは俺をじっと見た。
「兄ちゃん、冒険者ギルドに入るのか?」
おっさんはそう俺に聞いた。
「ああ、まぁな」
俺は頷いて片手をパキパキと鳴らした。
「なら、早く行った方がいいぜ」
そうおっさんは俺に言った。
俺は頷いて受付に向かった。
ーーー試験会場ーーー
俺は他の受験生を見ていた。
他の奴等は緊張をしている感じがした。
「それでは番号1番!」
一人目の受験生は片手を前に出した。
「火炎!」
そう言って女は炎の塊を放った。
威力はそこまで高くなかった。
他の受験生の魔力もそんなに高くなかった。
「番号14番」
そう言って俺は前に立ち魔法をイメージした。
俺は片手を前に出して竜巻をイメージして放った。
片手から大蛇くらすの竜巻が起こり的の岩石に直撃してヒビが入る程度だった。
「やれやれ」
俺はそう言って後ろを見ると他の受験生達は目を開けたまま驚いていた。
「どったの?」
俺はそう試験官に聞いた。
「おい、ウエジマ詠唱はどうした?」
そう試験官は俺に聞いた。
「詠唱?」
俺は頭を傾げた。
「詠唱なしで使うやつは稀に居るが使えばかなり強力な魔法を使う事ができるぞ!」
そう試験官は俺に言った。
「なるほどな、わかったわ!」
そう言って俺は遊び半分で片手の5本指に風魔法を注ぎ込んだ。
「風魔法・鎌鼬!!」
手を斜め上に振り上げた瞬間岩石で出来た的は細切れになった。
「ふぅ、どうだ?レベルが低かったか?」
俺は笑顔でそう試験官達に聞いた。
「レベルが高過ぎだ!」
そう試験官達は大声で血管浮かび上がらせて言った。
ーーーギルド・東方の風ーーー
俺はギルドカードを貰いランクを見た。
「あっ、ウエジマどうだった?」
ミスリルはそう俺に聞いた。
「ああ、これが俺のランクらしい」
そう言って俺はミスリルにカードを見せた。
「えっと、ランクはSS!?」
ミスリルはそれを見て驚いていた。
「そんなにすごいのか?」
俺はそう言って頭を傾げた。
「すごいも何も!私はランクBでお姉ちゃんでもAランクだよ!」
そうミスリルは俺に言った。
「へぇ~、そうなのか」
俺はそう言ってカードを片手に持って歩き始めた。
ーーー宿屋ーーー
俺は宿屋でベッドに横になり眠ろうとした。
「ねぇ、ウエジマ」
アインハルトは俺に声を掛けた。
「何だ?」
俺はアインハルトを見た。
「明日ギルドから討伐のクエストを受けるから手を貸してくれないかしら?」
そうアインハルトは俺に言った。
「ああ、構わないぜ」
俺はそう言って眠りに入った。
つづく
次回は仲間が増えるぞ




